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武内 伴照; 大塚 紀彰; 柴田 裕司; 永田 寛; 遠藤 泰一; 松井 義典; 土谷 邦彦
KAERI/GP-418/2015, p.110 - 112, 2015/00
開発中の鉛エミッタ自己出力型線検出器(SPGD)及び白金40%ロジウム合金自己出力型中性子検出器(SPND)について、炉内照射試験に先立って線照射試験を行った。2006000Gy/hの範囲における試験結果から、SPGDの出力電流はおよそ10%の誤差精度で線量率に比例することがわかった。一方、SPNDにおいては、出力電流は線量率に比例しなかった。また、出力電流は負の極性であり、その絶対値はSPGDよりも1桁程度低かった。こうした出力挙動の違いは、エミッタの形状や大きさの違い及びMIケーブル部から発生した電流成分の影響によるものであると考えられる。
土谷 邦彦; 伊藤 正泰; 北岸 茂; 遠藤 泰一; 斎藤 隆; 塙 善雄; Dorn, C. K.*
JAEA-Conf 2012-002, p.111 - 114, 2012/12
JMTRでは、中性子反射体としてベリリウムが使用されており、S-200Fグレードのベリリウムが使用されている。JMTRのベリリウム枠は、5年に1度交換されているため、長寿命化に対応できるベリリウム枠の材質の検討が行われている。長寿命化の検討において、ベリリウムの物理的及び機械的特性が材質選定に影響される。このため、材料の純度,焼結方法,引張強度などの特性の異なった3種類の金属Be(S-200F, S-65H及びI-220H)を準備し、JRR-3やJMTRでの照射試験の実施及び準備を行うとともに、特性試験技術の開発を行っている。本発表は、長寿命化を目指した中性子反射体材料の照射試験の状況や特性試験のための開発について報告する。
北岸 茂; 斎藤 隆; 菊地 泰二; 遠藤 泰一; 土谷 邦彦
日本機械学会論文集,A, 78(788), p.564 - 570, 2012/04
材料試験炉(JMTR)で実施する燃料照射試験のための照射キャプセルの技術開発の一環として、摩擦圧接法によるジルカロイ-2(Zry-2)/SUS316L継手の製作性試験を行い、接合条件を決定するとともに、接合界面の特性評価及び継手性能を評価した。まず、摩擦時間を変更した継手の機械的特性の影響を明らかにした。次に、その接合条件で製作した継手について、断面マクロ観察,元素分析及び硬さ分布測定を行い、継手の接合界面部の熱影響及び元素分布を明らかにした。また、高温引張試験,ヘリウム漏れ試験及び水圧バースト試験を行い、燃料照射試験で使用する条件における継手の健全性を明らかにした。
宇田川 一幸; 光元 里香*; 横山 邦彦; 辻 啓一; 遠藤 昭
JNC TN4400 2001-002, 30 Pages, 2001/01
高速炉プラントにおいては、蒸気発生器伝熱管のきずを検出するため、渦電流探傷試験による検査を実施することとしており、現在、その検査技術高度化のための検討を行っている。これまでの検討結果によれば、伝熱管形状の相違などから軽水炉プラントとは異なった雑音が見られるケースがあり、SN比の改善について一層の工夫が望まれている。本研究では、雑音下での特異信号の検知を容易にする信号処理手法として近年注目されているウェーブレット解析を用い、高速炉プラントにおける雑音下でSN比が向上できるかどうかを評価した。伝熱管の試験片に人工きずを施し、この試験片から得られる渦電流探傷データを前記した振動雑音に重畳させて解析した。その結果、ウェーブレット解析によりSN比が数倍程度改善できることがわかった。また、この改善効果を従来の線形フィルタと比較しても、高い効果が得られることがわかった。例えば、離散ウェーブレット解析では、その効果は、ローパスフィルタを用いた結果の約1.4倍であった。ウェーブレット解析は、従来のフーリエ解析と比較して、突変的な信号応答の検出能力が優れている。本研究により、高速炉プラントの蒸気発生器伝熱管探傷時に生ずるノイズ環境下のきず部波形検知に関しても、このようなウェーブレット解析の有効性が定量的に示せた。
北岸 茂; 遠藤 泰一; 岡田 祐次; 塙 博; 松井 義典; 土谷 邦彦; 山浦 高幸
no journal, ,
日本原子力研究開発機構では、文部科学省からの受託事業である最先端研究基盤事業において、2010年から2013年に亘りJMTR施設に新たな照射設備と照射後試験設備を整備した。このうち照射設備の整備では、中性子照射環境下での応力腐食割れの研究や軽水炉の水環境条件下で使用される新たな計装機器の開発を行うことを目的に、BWR及びPWR条件の水環境を模擬しながら炉内構造材料等の中性子照射が行える「軽水炉実機水環境模擬照射装置」の設計、機器の製作及び現地据付を行った。現在、本設備を構成する個々の機器等について性能確認を行っており、JMTR再稼働後には、キャプセルを接続して照射試験を行う予定である。本報告では、本照射設備に関する設計検討、整備状況について紹介する。
野口 真利江*; 宮本 樹*; 須貝 俊彦*; 中西 利典*; 小松 哲也; 杉中 佑輔*; 遠藤 邦彦*
no journal, ,
関東平野中央部、猿島台地宝木台地のボーリングコアGC-NG-1, GC-OY-1, GC-OY-2を用いた堆積相解析に基づく地殻発達史の議論が進んでおり、本研究では珪藻分析に基づく古環境復元を行った。これらのコア試料には、MIS9以降の海水準変動と陸化の過程が保存されている可能性が高い。珪藻の群集解析の結果から、各コアにおける古環境が、内湾,汽水淡水,淡水,湖沼,河川環境,陸域環境など、掘削地点に応じた変遷が捉えられた。また、珪藻分析結果のクラスター分析により、群集組成変化の客観的提示を試みた。