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Mitra, R.*; Prasannaa, V. S.*; Garcia Ruiz, R. F.*; 佐藤 哲也; 阿部 穣里*; 酒見 泰寛*; Das, B. P.*; Sahoo, B. K.*
Physical Review A, 104(6), p.062801_1 - 062801_9, 2021/12
被引用回数:2 パーセンタイル:23.51(Optics)ローレンシウムを含む二原子分子における電子電気双極子モーメント(eEDM)および核-電子スカラー-擬スカラー相互作用の理論的研究をおこなった。反転に対する感度をさまざまな中性およびイオン分子について調べたところ、これらの系の実効電場が、eEDM実験が行われている他の既知の分子よりも約34倍大きいことがわかった。同様に、これらの超重元素分子は、に違反するスカラー-擬スカラー核-電子相互作用に対して3倍以上の増強を示す。Woods-Saxon核モデルを用いて検討した結果、これらがLr核内の拡散表面相互作用に敏感であることが示唆された。
原 圭吾*; 足立 猛*; 秋宗 秀俊*; 大東 出*; 藤村 寿子*; 藤田 佳孝*; 藤原 守; 伏見 賢一*; 原 かおる*; Harakeh, M. N.*; et al.
Physical Review C, 68(6), p.064612_1 - 064612_9, 2003/12
被引用回数:11 パーセンタイル:58.04(Physics, Nuclear)Cuのガモウ・テラー準位がNi(He,t+p)とNi(He,t+)同時計測実験で研究された。アイソスピンT=1とT=2の1準位(E612MeV)がNi(He,t)反応で強く励起された。磁気スペクトロメーターを用いて測定されたトリトンと半導体検出器で測定した陽子崩壊との同時計測が行われた。この実験で、世界初のN(He,t+)実験が行われ、陽子崩壊と線崩壊強度を用いてガモウ・テラー共鳴の微視構造が議論された。
山本 祐平; 高橋 嘉夫*; 酒見 泰*; 水野 崇; 天野 健治; 濱 克宏; 清水 洋*
no journal, ,
一般に花崗岩の化学的変質の程度を評価する指標としてはAl, Na, K, Caという主要元素を用いた指標が用いられることが多いが、深部花崗岩においては水岩石反応による花崗岩の変質が非常に緩やかであるために主要元素を用いた指標は感度が悪い。一方、希土類元素(REE)はさまざまな地球化学的プロセスのトレーサーとして有用な元素である。本研究では深部花崗岩と地下水の水岩石反応を評価する指標としてREEが有効かどうかを評価した。その結果、主成分元素を用いた変質の指標が利用できない極初期の変質においても、REEの相対存在度を用いた指標は有効であることがわかった。全岩化学分析と電子顕微鏡観察の結果から、変質過程におけるREEの挙動を支配している主な化学反応はリン酸塩鉱物の溶解沈殿であり、表層の花崗岩と同様であった。またリン酸塩鉱物に加えて、褐簾石もREEのホスト鉱物として重要な役割をはたしており、花崗岩中のREEの相対存在度はこれら複数の鉱物の溶解沈殿を考慮することでうまく説明できた。本研究の結果によって、REEは花崗岩以外の岩石においても水岩石反応を評価する指標として有効である可能性が示された。