Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
重田 典子; R.M.Lambrecht*; 松岡 弘充; 長 明彦; 小泉 光生; 小林 勝利; 出雲 三四六; 橋本 和幸; 関根 俊明
Applied Radiation and Isotopes, 47(2), p.171 - 174, 1996/00
被引用回数:4 パーセンタイル:39.43(Chemistry, Inorganic & Nuclear)我々は、WO濃縮同位体(99.7%)の厚いターゲットに、13.6MeVの陽子ビームを照射し、W(p,)Ta核反応によるNo-Carrier-Added Taを製造した。陽子及び重陽子核反応を利用してTaを生成させるために、アリスコードを用いて、照射条件を理論的に決定した。さらに、植物(かやつり草)中でのTa種の移動を、ラジオルミノグラフィー法を採用したバイオイメージングアナライザーによって、測定した。その結果、Taは、放射性タンタルの医薬品における研究開発や生態毒性研究のためのトレーサーとして有効であることがわかった。
重田 典子; 松岡 弘充; 長 明彦; 小泉 光生; 出雲 三四六; 小林 勝利; 橋本 和幸; 関根 俊明; R.M.Lambrecht*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 205(1), p.85 - 92, 1996/00
被引用回数:46 パーセンタイル:95.18(Chemistry, Analytical)レニウムは、周期律表のマンガン族に位置する元素で、テクネチウムと同様な挙動を生体内で示すと考えられている。その中でもReは、高エネルギー線を放出し(最大エネルギー;1.07MeV)、半減期3.8日と放射免疫治療に適した特性を持っている。これまでのReの製造に関する報告では、原子炉を利用したRe(n,)反応による方法が用いられている。そこで、我々は、放射免疫治療に必要である高い比放射能でReを得るために、原研高崎AVFサイクロトロンを用いて、W(p,n)反応から生成するReの製造技術の開発を行った。また、この反応によるReの反応断面積の測定もあわせて行ったので報告する。
原田 秀郎*; 関根 俊明; 初川 雄一; 重田 典子; 小林 勝利; 大槻 勤*; 加藤 敏郎*
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(3), p.173 - 179, 1994/03
被引用回数:25 パーセンタイル:87.28(Nuclear Science & Technology)放射性廃棄物核種の消滅処理研究に必要な基礎的データとしてSr(n,)Sr反応の熱中性子断面積を測定した。約2MBqのSrターゲットを原子炉中性子で10分間照射した。中性子束モニターとしCo/Al合金とAu/Al合金を使用し、中性子束とWestcottの熱外中性子指標を決定した。照射済みターゲットのSrはイオン交換法により他の核種から分離し、Sr放射能はGe検出器で測定した。ターゲットには、照射前に一定量のSrが混合してあり、Srからの線を測定することにより、化学的精製後のSr原子数を決定した。この結果、Sr(n,)Sr反応の実効断面積を得た。更に、この反応の共鳴積分をCd比法で測定した。共鳴積分の上限値として0.16bが得られたので、熱中性子断面積(2200m/s中性子の断面積)を0.0153bと結論した。
原田 秀郎; 関根 敏明*; 初川 雄一*; 重田 典子*; 小林 勝利*; 大槻 勤*; 加藤 敏郎*
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(3), p.173 - 179, 1994/03
高レベル放射性廃棄物中に含まれる長寿命核分裂生成物であるSrの中性子による消滅処理の可能性を評価するための基礎データとして、Srの熱中性子吸収断面積を測定した。その結果、15.31.3mbという値を得た。この値は、これまで評価済核データライブラリーに採用されていた値の約50分の1である。本報告では、実験方法、解析方法、結果等について詳述する。
関根 俊明; 出雲 三四六; 松岡 弘充; 小林 勝利; 重田 典子; 長 明彦; 小泉 光生; 本石 章司; 橋本 和幸; 初川 雄一; et al.
Proc. of the 5th Int. Workshop on Targetry and Target Chemistry, 0, p.347 - 352, 1994/00
高崎研イオン照射研究施設TIARAのAVFサイクロトロンのイオンビームを用いるラジオアイソトープ製造研究施設の設備と研究内容について発表する。施設は照射室、ホットラボ、測定室、化学実験室からなり、これらに照射装置、固体ターゲット搬送装置、化学分離セル、標識化合物合成セル、フード等を備えている。照射装置は一本のビームラインで固体・液体・気体の照射を可能にする点でユニークである。これらを用いてこれまでにCe製造技術の開発、W(p,n)Re反応励起関数測定を行った。