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永廣 秀子*; 安井 繁宏*; 保坂 淳; 岡 眞; 野海 博之*; 野海 博之*
Physical Review D, 95(1), p.014023_1 - 014023_20, 2017/01
被引用回数:55 パーセンタイル:92.57(Astronomy & Astrophysics)重クォーク対称性を取り入れたクォーク模型による解析に対応したハドロンの内部構造を探索する目的で、チャームバリオンの崩壊過程に注目した。知られている共鳴状態, , , , およびとがパイオンを1個放出する崩壊幅を計算した。得られた崩壊幅はいずれも実験的に求められているものとよく一致し、さらにいくつかの重要な予言を与える。低い共鳴の崩壊幅を再現するには、パイオン放出の軸性ベクトル結合が重要であることを指摘した。共鳴および共鳴へ崩壊する幅の比が高い共鳴の性質を探索する上で鍵となることを示した
保坂 淳; 肥山 詠美子; Kim, S.-H.*; Kim, H.-C.*; 永廣 秀子*; 野海 博之*; 岡 眞; 白鳥 昂太郎*; 吉田 哲也*; 安井 繁宏*
Nuclear Physics A, 954, p.341 - 351, 2016/10
被引用回数:3 パーセンタイル:26.93(Physics, Nuclear)チャームバリオンの生成反応とその崩壊過程測定に基いて、バリオンの構造や励起モードの特定を行う方法を考察した。生成反応は一段階過程によるバリオン生成に注目し、崩壊はパイオン放出による過程を考えた。J-PARCにおける今後の実験計画においてこれらの過程の測定を目指す。
細見 健二; Ma, Y.*; 味村 周平*; 青木 香苗*; 大樂 誠司*; Fu, Y.*; 藤岡 宏之*; 二ツ川 健太*; 井元 済*; 垣口 豊*; et al.
Progress of Theoretical and Experimental Physics (Internet), 2015(8), p.081D01_1 - 081D01_8, 2015/08
被引用回数:14 パーセンタイル:66.75(Physics, Multidisciplinary)線分光によってCハイパー核のレベル構造を精密に測定した。ゲルマニウム検出器群Hyperball2を用いて、C反応からの4本の線遷移を同定することに成功した。基底状態スピン二重項のエネルギー間隔は直接遷移線により、(stat)(syst)keVと測定された。また、励起準位であるとについて、それぞれ、, keVと, keVと励起エネルギーを決定した。これらの測定されたCの励起エネルギーは反応分光によるハイパー核の実験研究において決定的な基準となる。