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論文

機関誌「専門図書館」から振り返る平成; いま思えば平成中期

野澤 隆

専門図書館, (295), p.18 - 19, 2019/05

専門図書館協議会の機関誌「専門図書館」の特集記事の中で、著者が編集委員会委員として活動していた時期を振り返るとともに、今後の同協議会への期待を記す。

報告書

分析・研究施設第1期施設設計報告書

市村 隆人; 高橋 育; 岩佐 薫; 野澤 芳彦

JAEA-Technology 2017-037, 322 Pages, 2018/03

JAEA-Technology-2017-037.pdf:69.64MB

大熊分析・研究センターの施設整備は、福島第一原子力発電所の廃止措置を推進するため、国の定めるロードマップに従い、第1期施設と第2期施設に区分して整備を進めているところである。第1期施設として、放射線量が低・中線量の廃棄物(ガレキ, 伐採木(焼却灰)、解体廃棄物等)の分析を行う「第1棟」、分析・研究施設の管理施設となる「施設管理棟」、敷地造成・外構及び屋外ユーティリティ等の実施設計を行った。工事に際しての被ばく防護、汚染防止の他に、施設供用開始後の滞在者の屋外汚染線源からの被ばく低減、分析結果の信頼を目指した遮へい及び外気流入抑制・防止等を意図して設計している。また、林地開発変更申請をはじめとする官庁協議、内装設備との設計条件調整、福島第一原子力発電所インフラ設備との取合い調整、特定原子力施設としての実施計画書変更許可申請等に関する関係者との調整を行い、設計を推進した。本報告書は、実施設計成果図書を補足するものとして、仕様の決定経緯、根拠等をまとめたものである。本報告書以降に実施する第1期施設の工事及び第2期施設については、別途取りまとめて報告する予定である。

報告書

福島の環境回復に係る包括的評価システムの整備に向けた取り組み

齊藤 宏; 野澤 隆; 武宮 博; 関 暁之; 松原 武史; 斎藤 公明; 北村 哲浩

JAEA-Review 2017-040, 34 Pages, 2018/03

JAEA-Review-2017-040.pdf:9.52MB

平成23年3月11日に福島第一原子力発電所の事故が発生し環境中へ大量の放射性物質が放出された。これらは自然の駆動力によって移動、生活圏に到達し健康等に影響を及ぼす可能性が懸念されており、事故状況の把握や影響評価や対策のため調査研究が多く行われている。原子力機構は、取得データと関係省庁等が取得した公開データを収集・整理し「環境モニタリングデータベース」として公開している。また、これらデータ及び既存または開発した計算コードを用いて「統合解析支援環境」の中で事故後の状況再現や将来予測のため解析を行っている。また、これら知見は他研究機関の成果とあわせ「環境回復知識ベース」として一般の方々が理解できるよう公開ウェブサイトにQ&A方式で公開している。これら三要素を包含し「福島の環境回復に係る包括的評価システム」と呼ぶ。これらは本来は相互に関連し一システムとして機能すべきところ、現状では独立して機能している。また、十分にオープンで理解しやすい形で外部に発信されているとは言えない。そこで、データや成果に対しより理解を深めることができ求める情報に容易にたどり着けるよう、当システム全体及び各要素の整備を行っていく。

論文

The Recent improvements on circulation of research results at the Japan Atomic Energy Agency (JAEA)

稲垣 理美; 早川 美彩; 海老澤 直美; 權田 真幸; 野澤 隆; 板橋 慶造

Proceedings of 18th International Conference on Grey Literature (GL-18), p.24 - 31, 2017/02

インターネットを通じた研究成果情報の共有は全世界的に進歩を続けている。例えば、機関リポジトリによる論文のアーカイブや普及、研究データの公開促進などがある。しかしインターネット上には膨大な情報があるため、これらの研究成果情報への到達可能性が低くなりうるという課題がある。この流通性の課題に対して原子力機構図書館では、次の3点を中心に研究成果の普及に向けて、研究開発成果検索・閲覧システム(JOPSS)の改修を行った。(1)JOPSSのコンテンツへのアクセス方法を強化する、(2)ターゲットとなる利用者にコンテンツを広める、(3)ユーザーインターフェースの改善である。今後も原子力機構の研究開発成果にかかわる様々な情報をより効果的に普及することを目指して、システム改修を継続していく。

論文

The Recent improvements on circulation of research results at the Japan Atomic Energy Agency

稲垣 理美; 早川 美彩; 海老澤 直美; 權田 真幸; 野澤 隆; 板橋 慶造

The Grey Journal; An International Journal on Grey Literature, 13(2), p.123 - 129, 2017/00

インターネットを通じた研究成果情報の共有は全世界的に進歩を続けている。例えば、機関リポジトリによる論文のアーカイブや普及、研究データの公開促進などがある。しかしインターネット上には膨大な情報があるため、これらの研究成果情報への到達可能性が低くなりうるという課題がある。この流通性の課題に対して原子力機構図書館では、次の3点を中心に研究成果の普及に向けて、研究開発成果検索・閲覧システム(JOPSS)の改修を行った。(1)JOPSSのコンテンツへのアクセス方法を強化する、(2)ターゲットとなる利用者にコンテンツを広める、(3)ユーザーインターフェースの改善である。今後はオープンサイエンスの流れの中で、原子力機構の研究開発成果にかかわる様々な情報をより効果的に普及することを目指して、システム改修を継続していく。

論文

Improving the metadata of bibliographic information to enhance its access

早川 美彩; 長屋 俊; 海老澤 直美; 稲垣 理美; 野澤 隆; 板橋 慶造

Proceedings of 4th International Conference of Asian Special Libraries (ICoASL 2015) (USB Flash Drive), 8 Pages, 2015/04

インターネット上には膨大なコンテンツが存在することから、図書館のWebで書誌情報等を発信するにあたっては、メタデータへのアクセスをどのように高めるかを検討する必要がある。メタデータを複数の経路からアクセス可能とすること、メタデータを他の機関が提供するWebコンテンツとリンクさせることでメタデータの価値とアクセス数を増やすことができると考える。ここでは、日本原子力研究開発機構(JAEA)図書館が提供している研究開発成果情報検索・閲覧システム(JOPSS)の改善を事例として報告する。JOPSSでは、Web-APIを活用したメタデータへのアクセス経路の増加、JOPSS上のメタデータからフルテキストへの経路の提供、及びUIの改善を行った。

論文

Determination of the carbon ion beam irradiation condition for barley

飯牟礼 隆*; 保木 健宏*; 長谷 純宏; 野澤 樹; 鳴海 一成*; 木原 誠*; 大串 憲祐*

JAEA-Review 2013-059, JAEA Takasaki Annual Report 2012, P. 109, 2014/03

To determine ideal condition of ion beam irradiation for barley grain, carbon ion beams with the LET (Linear Energy Transfer) of 127 (C-127) and 275 (C-275) KeV/$$mu$$m, were applied and the variation of the germination rate, initial plant growth, the survival rate by cultivars and by irradiation doses was observed. As a result, no difference was observed among six cultivars tested and the survival rates were gradually decreased as to the irradiation doses. It was suggested from the relationship between the irradiation doses and the survival rate that the ideal irradiation doses at which the survival rate was around 80% were 10 Gy and 4 Gy for C-127 and C-275 irradiation, respectively.

論文

${it Arabidopsis sos1}$ mutant in a salt-tolerant accession revealed an importance of salt acclimation ability in plant salt tolerance

有賀 裕剛*; 香取 拓*; 吉原 亮平*; 長谷 純宏; 野澤 樹; 鳴海 一成; 井内 聖*; 小林 正智*; 手塚 健二*; 坂田 洋一*; et al.

Plant Signaling & Behavior (Internet), 8(7), p.e24779_1 - e24779_5, 2013/07

シロイヌナズナの354系統の中には、NaCl濃度を0mMから225mmに急激に変化させる試験において、対照となるCol-0系統に比べて高い耐塩性を示す系統がある。また、Zu-Oを含む数系統では、中程度の塩ストレスに暴露された後に高い耐塩性が誘導される。したがって、シロイヌナズナは塩ショックに対する耐性と塩馴化による耐性の少なくとも2種類の耐性機構を有すると思われる。シロイヌナズナの耐塩性系統の耐性メカニズムを明らかにするため、われわれはイオンビームで変異処理したZu-0の実生から塩感受性の変異体を単離した。この変異体は、SOS1遺伝子の1塩基欠失によって塩ショックストレス下で著しい生育抑制を示し、Col-0よりも塩に感受性である。しかし、この変異体はZu-0と同様に、100mMのNaClに7日間暴露した後に750mMのソルビトールに20日間暴露した後も生育することができるが、Col-0は同条件において明らかな白化を示した。したがって、塩馴化に必要な遺伝子は塩ショック耐性に必要な遺伝子とは異なり、塩や浸透圧耐性の獲得に重要な役割を果たしていると考えられる。

論文

Effects of ion-beam irradiation on germination and growth of seedlings of red pepper "Hirosaki zairai"

冨川 優*; 前田 智雄*; 本多 和茂*; 嵯峨 紘一*; 石川 隆二*; 秋田 祐介; 吉原 亮平; 野澤 樹; 鳴海 一成

JAEA-Review 2010-065, JAEA Takasaki Annual Report 2009, P. 73, 2011/01

Red pepper "Hirosaki zairai" is a local variety grown around Hirosaki city in Aomori Prefecture. It has been promoted as one of the valuable local brands. In this study, we tried to create additional values on this variety via mutation breeding using ion beam. As a result, some extremely small fruits and atypical double fruits (a small fruit was formed in a fruit) were observed at 40-Gy irradiated samples. This result suggested that ion-beam irradiation affected fruit formation in red peppers.

報告書

核融合原型炉SlimCSの概念設計

飛田 健次; 西尾 敏*; 榎枝 幹男; 中村 博文; 林 巧; 朝倉 伸幸; 宇藤 裕康; 谷川 博康; 西谷 健夫; 礒野 高明; et al.

JAEA-Research 2010-019, 194 Pages, 2010/08

JAEA-Research-2010-019-01.pdf:48.47MB
JAEA-Research-2010-019-02.pdf:19.4MB

発電実証だけでなく、最終的には経済性までを一段階で見通しうる核融合原型炉SlimCSの概念設計の成果を報告する。核融合の開発では、これまで、1990年に提案されたSSTR(Steady State Tokamak Reactor)が標準的な原型炉概念とされてきたが、本研究はSSTRより軽量化を図るため小規模な中心ソレノイドを採用して炉全体の小型化と低アスペクト比化を図り、高ベータ及び高楕円度(グリーンワルド密度限界を高めうる)を持つ炉心プラズマにより高出力密度を目指した。主要パラメータは、プラズマ主半径5.5m,アスペクト比2.6,楕円度2.0,規格化ベータ値4.3,核融合出力2.95GW,平均中性子壁負荷3MW/m$$^{2}$$とした。この炉概念の技術的成立性を、プラズマ物理,炉構造,ブランケット,超伝導コイル,保守及び建屋の観点から検討した。

論文

Recent progress in the energy recovery linac project in Japan

坂中 章悟*; 明本 光生*; 青戸 智浩*; 荒川 大*; 浅岡 聖二*; 榎本 収志*; 福田 茂樹*; 古川 和朗*; 古屋 貴章*; 芳賀 開一*; et al.

Proceedings of 1st International Particle Accelerator Conference (IPAC '10) (Internet), p.2338 - 2340, 2010/05

日本においてERL型放射光源を共同研究チームで提案している。電子銃,超伝導加速空洞などの要素技術開発を進めている。また、ERL技術の実証のためのコンパクトERLの建設も進めている。これら日本におけるERL技術開発の現状について報告する。

論文

国際核融合エネルギー研究センター事業

荒木 政則; 林 君夫; 飛田 健次; 西谷 健夫; 谷川 博康; 野澤 貴史; 山西 敏彦; 中道 勝; 星野 毅; 小関 隆久; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 86(4), p.231 - 239, 2010/04

ITER計画を支援するとともに、核融合エネルギーの早期実現に向けての活動を行う幅広いアプローチ(BA)活動は、この目的のためにITERの建設期間中にさまざまな研究開発を行う日欧の共同事業である。ここでは、国際核融合エネルギー研究センター事業の活動の概要について説明するとともに、現在の進捗状況及び今後の計画・展望について述べる。

論文

Dissemination of information on the results of R&D through the JAEA Library

池田 貴儀; 權田 真幸; 野澤 隆; 板橋 慶造; 海老澤 直美*

Proceedings of 11th International Conference on Grey Literature (GL-11), p.111 - 117, 2009/12

日本原子力研究開発機構では研究開発成果抄録集(JAEA-Abstracts)及び研究開発成果検索・閲覧システム(JOPSS)によって研究開発成果の普及を行っている。研究開発報告書類は一般にテクニカルレポートと呼ばれる灰色文献であり、その情報流通性の低さが弱点であると言われてきた。しかし、研究技術情報部ではインターネットを活用して研究開発報告書類の全文を含む研究成果情報を発信することにより、研究開発報告書類の利点を維持しつつ情報流通性を高めてきた。本発表ではJAEA図書館による研究開発成果の普及の取り組みについて紹介する。

論文

Compact DEMO, SlimCS; Design progress and issues

飛田 健次; 西尾 敏; 榎枝 幹男; 川島 寿人; 栗田 源一; 谷川 博康; 中村 博文; 本多 充; 斎藤 愛*; 佐藤 聡; et al.

Nuclear Fusion, 49(7), p.075029_1 - 075029_10, 2009/07

 被引用回数:135 パーセンタイル:97.73(Physics, Fluids & Plasmas)

最近の核融合原型炉SlimCSに関する設計研究では、おもに、ブランケット,ダイバータ,材料,保守を含む炉構造の検討に重点を置いている。この設計研究における炉構造の基本的考え方とそれに関連する課題を報告する。楕円度のついたプラズマの安定化と高ベータ化のため、セクター大の導体シェルを交換ブランケットと固定ブランケット間に設置する構造とした。また、ブランケットには、加圧水冷却,固体増殖材を採用することとした。従来の原型炉設計で検討していた超臨界水冷却を利用するブランケット概念に比べ、トリチウム自給を満足するブランケット概念の選択肢はかなり絞られる。ダイバータ技術やその材料について考慮すると、原型炉のダイバータ板での熱流束上限は8MW/m$$^{2}$$以下とすべきであり、これは原型炉で取り扱うパワー(すなわち、アルファ加熱パワーと電流駆動パワーの和)に対して大きな制約となりうる。

論文

原子力機構研究開発成果管理システムの構築・改良; 外国人研究者にも使いやすいシステムを目指して

權田 真幸; 池田 貴儀; 海老澤 直美*; 野澤 隆

第5回情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO 2008)予稿集, p.125 - 129, 2008/11

日本原子力研究開発機構では、「研究開発成果管理システム」を用いて、研究開発成果情報を管理している。「研究開発成果管理システム」は原子力機構の前身である日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構がそれぞれ運用していた同様のシステムを統合し、構築したものである。原子力機構の研究者・技術者によって「研究開発成果管理システム」にイントラネット経由で入力された研究開発成果情報は図書館を運営する研究技術情報部により管理され、研究開発成果管理や研究開発成果情報発信に活用している。本発表では、前身の二法人で蓄積してきたデータベースの統合、外国人研究者に対応した英語版インターフェイスの提供など、「研究開発成果管理システム」の構築・改良を中心に、その概要や今後の展望について述べる。

論文

The Effectiveness of providing electronic journals in JAERI

野澤 隆; 羽原 正; 板橋 慶造; 石川 正; 米澤 稔

Statistics in Practice - Measuring & Managing (Proceedings of IFLA Satellite Conference), p.173 - 178, 2003/05

外国雑誌の価格高騰及び購入予算の制約のため、原研の各地区図書室では需要に応じた冊子体数を維持することが困難な状況にある。このため、中央図書館である東海研究所図書館は、ホームページを介した電子ジャーナルの提供を実施し、各地区で利用できるようにしている。その有用性を明らかにするため、電子ジャーナルのアクセス回数や冊子体雑誌の貸出及び複写等の利用統計を分析した。これにより、原研における雑誌利用の特徴を把握し、最も効果的な雑誌提供方法について考察を試みる。

論文

日本原子力研究所図書館における利用調査

野澤 隆

専門図書館, 0(155), p.31 - 35, 1995/00

日本原子力研究所図書館では、図書館サービスに対する利用調査を実施した。調査は2つの方法で行った。1つは、日常業務で蓄積される業務統計の中から、図書館サービスに関連するデータを抽出し分析する方法、もう1つは、図書館利用者のうち、無作為に選んだ1000名を対象に行ったアンケート調査である。調査によって、(1)資料形態別の利用動向 (2)図書館が発行している二次資料及びデータベース等の利用状況 (3)利用者のサービスに対する要望 等について把握することができた。ここでは、利用調査の結果及びその結果をもとに改善したサービスの内容について報告する。

論文

日本原子力研究所図書館における利用調査; 効果的な専門図書館運営を目指して

野澤 隆; 板橋 慶造; 松田 公徳; 中嶋 英充

情報科学技術研究集会発表論文集, 30, p.193 - 200, 1994/02

日本原子力研究所図書館ではオフィスコンピュータを用いた図書館データ管理システムを構築し、所蔵資料の管理と利用者サービースを行っている。所蔵資料の分野別内訳や閲覧・利用状況を調査して得られる結果は、収書方針が利用者のニーズに応えているかどうかを知る上で重要な情報となる。本報告では、上記の統計に加え、雑誌の利用頻度のピーク期や遠隔地の利用者に対するサービスの在り方について述べる。

口頭

Dissemination of JAEA R&D reports via the internet

池田 貴儀; 野澤 隆

no journal, , 

日本原子力研究開発機構は毎年200件以上の研究開発報告書類(灰色文献)を刊行し、1,000件以上の査読付き論文を学術雑誌等へ投稿している。灰色文献はその情報流通性の低さに弱点があるが、研究技術情報部ではインターネットを活用して研究開発報告書類の全文を含む研究開発成果情報を発信することにより、研究開発報告書類の利点を維持しつつ情報流通性を高めてきた。本発表では、このインターネットを通じての研究開発成果普及の取り組みについて紹介する。

口頭

"弘前在来"トウガラシ種子への重イオンビーム照射が実生の発芽及び生育に及ぼす影響

冨川 優*; 前田 智雄*; 本多 和茂*; 嵯峨 紘一*; 石川 隆二*; 秋田 祐介; 野澤 樹; 鳴海 一成

no journal, , 

青森県弘前地方の在来トウガラシである「清水森ナンバ」の付加価値向上に向け、収量性,草型,果実品質に関する変異の作出を目的とし、イオンビームを用いた突然変異誘発に着手した。本報では、炭素イオンビームを照射した種子の発芽及び実生の生育,草型及び果実形態について調査した。その結果、照射線量が大きくなるにつれて発芽が遅延する傾向がみられたが、最終発芽率は全試験区で96%以上であり、発芽時の幼根に形態変異はみられなかった。子葉については、未照射区では奇形は全くみられなかったが、照射区で湾曲した奇形がみられ、照射線量が大きくなるにつれてその程度が大きくなった。草型では、10Gy以上の照射区において、矮化や短節間の変異個体が幾つかみられ、短節間の個体では果実着果数が多い個体もみられた。果実形態については、40Gyの照射区において小さい果実や二重に結実した内部奇形果が見られた。

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