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論文

Radiocaesium accumulation capacity of epiphytic lichens and adjacent barks collected at the perimeter boundary site of the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Station

土肥 輝美; 大村 嘉人*; 吉村 和也; 佐々木 隆之*; 藤原 健壮; 金井塚 清一*; 中間 茂雄; 飯島 和毅

PLOS ONE (Internet), 16(5), p.e0251828_1 - e0251828_16, 2021/05

 被引用回数:6 パーセンタイル:41.49(Multidisciplinary Sciences)

We investigated the radiocaesium content of nine epiphytic foliose lichens species and the adjacent barks at the boundary of the FDNPS six years after the accident in 2011. The $$^{137}$$Cs-inventory were determined to compare Cs retentions of lichens and barks under the same growth conditions. The $$^{137}$$Cs -inventory of lichens were respectively 7.9- and 3.8-times greater than the adjacent barks. Furthermore, we examined the Cs distribution within these samples using autoradiography (AR) and on the surfaces with an EPMA. AR results showed strong local spotting and heterogeneous distributions of radioactivity in both the lichen and bark samples, although the intensities were lower in the barks. In addition, radioactivity was distributed more towards the inwards of the lichen samples than the peripheries. This suggests that lichen can retain $$^{137}$$Cs that is chemically immobilized in particulates intracellularly, unlike bark.

論文

福島県内山域における歩行サーベイによる線量率測定とデータ解析

土肥 輝美; 武藤 琴美; 吉村 和也; 金井塚 清一*; 飯島 和毅

KEK Proceedings 2019-2, p.14 - 19, 2019/11

福島第一原子力発電所(FDNPP)の事故により放射性物質が環境中に放出された。現在の空間線量率を支配しているのは$$^{137}$$Csで、その多くは山地森林に沈着し残存しているが、アクセスの困難さもあって空間線量率の実測値のデータは十分とは言えない。山域において$$^{137}$$Csによる汚染の実態を把握することは、林業・林産物・レクリエーション利用の観点において重要である。本研究では、湿性沈着が優勢とされる主要なプルーム軌跡に着目し、同軌跡上における高太石山および十万山において標高や方位が空間線量率の分布に与える影響を調べるため、歩行サーベイを行った。さらに、歩行サーベイで得られた空間線量率の実測値とデータの解析から、沈着メカニズムの評価を試みた。その結果、高太石山では山域の東側で高く、西側で低い傾向が認められるなど空間線量率の方位依存性が明瞭に示された。さらに山麓付近の標高で空間線量率が高くなっていた。このような特徴から、高太石山ではFDNPPからのプルーム通過による沈着が起きている可能性が新たに見出された。十万山では、空間的に一様な線量率の分布がみられ、高太石山のような方位依存性は認められなかった。十万山の空間線量率の標高特性からは、航空機サーベイと大気拡散シミュレーションから推定された湿性沈着と同様の傾向が示されたことから、湿性沈着の影響を受けた可能性が考えられる。よって、今回の地上計測によって、FDNPP近傍の同一プルーム軌跡上の山域であっても、沈着メカニズムが異なる可能性が示された。

論文

Electron microscopic analysis of radiocaesium-bearing microparticles in lichens collected within 3 km of the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant

土肥 輝美; 田籠 久也; 大村 嘉人*; 藤原 健壮; 金井塚 清一*; 飯島 和毅

Environmental Radiochemical Analysis VI, p.58 - 70, 2019/09

福島第一原子力発電所事故由来の放射性セシウム微粒子(CsMP)の物理化学特性を統計的に調べるには、効率的なCsMPの収集と単離が求められる。本研究では、大気中浮遊粒子を捕捉する性質を持つ地衣類と、電子顕微鏡分析を用いた分析法を確立した。地衣類の過酸化水素による分解と、FE-EPMAの自動粒子解析システムを組み合わせることで、その他多くの鉱物等粒子中からCsMPを効率的に検出することができた。また、単離された粒子の元素組成や放射能は、分解処理の影響を受けていないことが示された。更にFE-EPMAによる二次元元素分析結果から、いくつかの粒子において不均一な元素分布(SnやFe, Crなど)が見られた。このように本法は、粒子の特性傾向を統計的に把握するため、多くの粒子分析を行う際に有効と期待される。

報告書

環境試料中からの放射性セシウム微粒子の単離; リターへの適用事例

田籠 久也; 土肥 輝美; 石井 康雄; 金井塚 清一*; 藤原 健壮; 飯島 和毅

JAEA-Technology 2019-001, 37 Pages, 2019/03

JAEA-Technology-2019-001.pdf:26.85MB

東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所事故由来の放射性セシウム微粒子(CsMP)の空間的分布の把握や、その物理化学特性を統計的に評価するには、環境試料等からの効率的なCsMPの単離が必要となる。本報では、森林生態系のCs循環に影響する可能性のあるリターに着目し、リターからの効率的なCsMPの単離法を開発した。過酸化水素水による有機物分解処理と、電子顕微鏡学的手法を組み合わせることによって、多くの土壌鉱物粒子を含むリター中からCsMPを短時間(1粒子あたり3日)で単離することができた。この単離法は、林床のリターのみならず、生木の樹皮や葉などの植物試料をはじめ、その他の有機物試料への適用も期待される。

報告書

アジアにおける原子力技術の平和利用のための講師育成事業の概要2014(受託事業)

日高 昭秀; 中野 佳洋; 渡部 陽子; 新井 信義; 澤田 誠; 金井塚 清一*; 加藤木 亜紀; 嶋田 麻由香*; 石川 智美*; 海老根 雅子*; et al.

JAEA-Review 2016-011, 208 Pages, 2016/07

JAEA-Review-2016-011-01.pdf:33.85MB
JAEA-Review-2016-011-02.pdf:27.68MB

原子力機構では、アジアにおける原子力技術の平和利用のための人材育成に貢献するため、文部科学省からの受託事業として、1996年から講師育成事業(ITP)を実施している。ITPは講師育成研修(ITC)、フォローアップ研修(FTC)、原子力技術セミナーからなり、アジア諸国を中心とする国々(現在、11ヵ国)の原子力関係者を我が国に招聘し、放射線利用技術等に関する研修、セミナーを行うことにより、母国において技術指導のできる講師を育成している。また、我が国からアジア諸国への講師派遣を通じて、各国の原子力関係者の技術及び知識の向上を図っている。さらに、作成したニュースレターを広く配布することにより、各国で得られた技術情報等を国内の原子力施設の立地地域等に広く提供している。本報では、これらについて概要を記載すると共に、今後、原子力人材育成事業を効果的に実施するための課題等について報告する。

報告書

原子力技術セミナー放射線基礎教育コースの開催2014(受託事業)

渡部 陽子; 新井 信義; 澤田 誠; 金井塚 清一; 嶋田 麻由香*; 石川 智美*; 中村 和幸

JAEA-Review 2015-026, 38 Pages, 2015/11

JAEA-Review-2015-026.pdf:10.55MB

日本原子力研究開発機構では、原子力発電の導入計画を進めているアジア諸国における原子力技術の平和利用を目的とした人材育成の一環として、特定の分野に精通した技術者や専門家を増やすための「原子力技術セミナー」を実施している。東京電力福島第一原子力発電所事故以降、これらアジア諸国において放射線に関する正しい知識を普及する要望が高まったことを踏まえ、2012年度に原子力技術セミナーの中に新たに「放射線基礎教育コース」を立ち上げた。本コースは、2014年度で3回目の実施となり、アジア8か国から15名の研修生が参加した。2014年度のコースでは、これまでの研修生からのアンケートを基にカリキュラムを再構成し、国際交流と放射線基礎実習を兼ね備えた「高校生との合同実習」を新たに企画した。その他、本コースで使用する放射線学習資料の作成等の新たな試みを行った。本報では、これらの新たな試みについて詳細に記載すると共に、今後、原子力人材育成事業を効果的に実施するため、本コースの準備、開催状況及び評価についても報告する。

口頭

アジア諸国への原子力人材育成自立支援

澤田 誠; 薮内 友紀子; 新井 信義; 金井塚 清一; 山下 清信; 仲川 憲生; 村上 博幸; 中村 和幸

no journal, , 

文部科学省からの受託事業として原子力機構が実施しているアジア10か国を対象とした「国際原子力人材育成事業(講師育成事業)」の概要として、本事業が、(1)講師育成研修、(2)フォローアップ研修、(3)原子力技術安全セミナー、の3本柱からなっていること、1996年から16年間にわたって実施された結果、延べ160人ものアジア人講師や2,000人を超える現地研修生を育成したことなどを報告する。

口頭

アジア諸国への原子力人材育成自立支援; 海外派遣研修の現状

櫻井 健; 薮内 友紀子; 新井 信義; 澤田 誠; 山下 清信; 佐藤 信行; 虎田 真一郎; 金井塚 清一; 中村 和幸

no journal, , 

文部科学省からの受託事業として原子力機構が実施しているアジア10か国を対象とした「放射線利用技術等国際交流(講師育成)」事業の概要と、本事業の3本柱の一つであり、現地において実施される「フォローアップ研修コース」の現状などを報告する。

口頭

アジア諸国における原子力人材育成の課題と展望

中村 和幸; 新井 信義; 金井塚 清一; 櫻井 健; 沢井 友次; 澤田 誠; 仲川 憲生; 村上 博幸; 薮内 友紀子; 山下 清信; et al.

no journal, , 

文部科学省からの受託事業として原子力機構は、アジア11カ国を対象とした原子力に関する人材育成事業を実施している。本講演では、事業実施の過程で浮かび上がったアジア各国の抱える人材育成上の課題とその対応等について報告する。

口頭

福島第一原子力発電所周辺の山域における線量率分布,2; 山域調査データ解析

小田 好博; 土肥 輝美; 金井塚 清一*; 飯島 和毅

no journal, , 

山地森林における詳細な放射性セシウムの沈着状況を把握するため、福島第一原子力発電所周辺の山域について線量率分布の調査を行った。本発表では、地形や斜面の向き等が線量率に与える影響について、GISを用いて線量率測定結果のデータ解析を行った結果について発表する。

口頭

環境試料中に存在する放射性微粒子の単離方法の検討

田籠 久也; 石井 康雄; 金井塚 清一*; 土肥 輝美; 飯島 和毅

no journal, , 

福島第一原子力発電所周辺の土壌およびリターにおける放射性核種の化学的形態と分布を評価するために、放射性粒子の分離法を実施した。放射性粒子を分離するための主な手順は次のとおりである。乾燥およびサイズ分類の後、試料を過酸化水素で分解した。そして、放射性核種の分布を把握するためのIP法を実施する。高い放射線を示す部分をフィールドエミッション電子プロマイクロアナライザ(FE-EPMA)およびエネルギー分散型X線分析(EDS)からなる電子顕微鏡分析を行った。上記の方法の結果として、Baのような独特な元素組成を有するいくつかの粒子が同定された。さらに、マイクロマニピュレータを用いて100-200$$mu$$mの粒子を単離する方法を確立した。微細粒子(50$$mu$$m未満)の分離は集束イオンビーム加工装置(FIB)を用いてカーボンテープにトレンチを掘る方法を適用した。

口頭

オフサイトの核種分布特性に基づくサイト内環境中の核種インベントリの推定,5; サイト近傍における地衣類含有粒子の化学形態

土肥 輝美; 田籠 久也; 大村 嘉人*; 金井塚 清一*; 藤原 健壮; 飯島 和毅

no journal, , 

福島第一原子力発電所(1F)サイト内で発生する多種多様な固体廃棄物中の放射性核種のインベントリ評価に向け、サイト外における表土および樹木中の様々な放射性核種の分布状況について、距離・方位および時間依存性を評価し、サイト内各地点における核種インベントリを評価する手法の確立を目指している。本報では、大気浮遊粒子を捕捉する性質を持つ地衣類(菌類と藻類の共生体)を用いて、その核種含有粒子の元素組成から、主な放射性プルーム軌跡上の汚染の特徴を整理する。

口頭

降雨に伴う市街地からの放射性セシウムの流出

吉村 和也; 金井塚 清一*

no journal, , 

本研究では市街地からのCs-137流失を評価することを目的とし、雨水排水システムにおいて排水量、土砂濃度、放射性セシウム濃度の連続観測を実施した。調査は帰還困難区域内の市街地に位置する2つの集水域を対象に、2014年12月から2017年6月にかけて実施した。集水域内の初期沈着量(2011年11月時点)に対する、2016年7月-2017年6月に観測されたCs-137の流出率は、0.02-0.05%であった。また上記観測期間におけるCs-137の移行は、主に溶存態として生じている可能性が示された。

口頭

福島県内山域における歩行サーベイによる線量率測定結果のデータ解析

武藤 琴美; 土肥 輝美; 吉村 和也; 金井塚 清一*; 飯島 和毅

no journal, , 

山地森林における詳細な空間線量率分布を把握するために、福島第一原子力発電所付近の17山域で歩行サーベイによる空間線量率測定を行った。調査は2015年から2018年にかけて、登山道および特定の標高を一周する周回するルートの2種類で行われた。測定にはSWR社製のGPS連動型空間線量率自動記録システム(ホットスポットファインダー: HSF)を使用し、20cm高空間線量率および100cm高空間線量率を測定した。調査の結果、HSFによる測定では山地森林における空間線量率の局所的な不均一性を捉えることができた。また、地理情報システムを用いたデータ解析を行った結果、標高や斜面の向きといった地理的要因と空間線量率には関連性があり、山域ごとにその特徴が異なることが示唆された。

口頭

福島における放射性物質分布調査,8; 生活経路に沿った空間線量率測定に基づく被ばく評価

佐藤 哲朗*; 吉村 和也; 佐藤 里奈; 金井塚 清一*; 眞田 幸尚; 安藤 真樹; 斎藤 公明

no journal, , 

生活行動経路の聞き取り調査とその行動経路全体をカバーする空間線量率の測定により避難指示が解除された地域等に住民が帰還した際の被ばく線量を推定する研究を2014年度から継続的に実施している。本研究において開発した被ばく線量シミュレータについて、その仕様および精度評価の結果について報告する。

口頭

福島における放射性物質分布調査,16; UNSCEAR M2020線量率ダイナミックモデル用ロケーションファクタ導出

木名瀬 栄; 宇野 騎一郎*; 小島 恵美*; 金井塚 清一*; 志風 義明; 安藤 真樹; 三上 智; 斎藤 公明

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故後の公衆外部被ばく線量を推定するために開発された、UNSCEAR M2020線量率ダイナミックモデルとJAEA 2017空間線量率予測モデルを比較し、避難指示区域内外の空間線量率減少傾向を反映するロケーションファンクタを導出した。UNSCEAR 2020年/2021年報告書に示されたロケーションファクタは、事故直後から5年程度は避難指示区域内、特に帰還困難区域内の歩行/走行サーベイなどの結果から導出された数値と同等であり、避難指示区域外の被災住民にとっては保守的な線量評価の一因になることを確認した。汎用的ロケーションファクタを用いた線量評価は、その評価結果の不確かさを増大する可能性があるため、評価目的と対象時空間を明確にすることが必要である。

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