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末松 久幸*; 佐藤 壮真*; 南口 誠*; 土谷 邦彦; 西方 香緒里; 鈴木 常生*; 中山 忠親*; 新原 晧一*
no journal, ,
プラズマ焼結MoOが、試験研究炉を用いた(n,)法によるMoからTc製造のために行われた。試験は、平均粒子径0.8m、純度99.99%のMoO粉末を用いて、直径20mmの黒鉛ダイの中に装荷し、加圧した。これを、プラズマ焼結装置に装着し、真空中、100200C/minで500600Cで焼結した。焼結体は、結晶構造同定のためのXRD分析、化学結合状態の分析のためのEELS分析及び結晶粒子径測定のためのSEM観察を行った。550Cで焼結した試料について、焼結密度98%を得るとともに、Tc抽出やMoリサイクルに適した十分な特性が得られた。
佐藤 壮真*; 南口 誠*; 鈴木 常生*; 中山 忠親*; 末松 久幸*; 新原 晧一*; 土谷 邦彦
no journal, ,
Mo/Tc製造のための照射ターゲットの開発として、粒径の細かい天然同位体存在比MoO粉末(平均粒径: 0.7m)を用いた、パルス通電加圧焼結法(PECS法)による高密度MoOペレット製造の見通しが得られた。本研究は、リサイクルMoO粉末(平均粒径: 12.5m)を用いた焼結特性を把握するため、リサイクル粉末と同等の粒径を持つMoO粉末(平均粒径: 12.3m)を使用し、高密度MoOペレットの試作を行った。その結果、PECS法により、真空中にて焼結温度575C、焼結圧力40MPaの条件で、焼結密度90%以上となるMoOペレットの製造が可能であることが確認できた。また、試作したMoOペレットの結晶構造解析結果より、焼結体はMoO単相であることが分かった。
末松 久幸*; 関 美沙紀*; 佐藤 壮真*; 南口 誠*; 土谷 邦彦; 西方 香緒里; 鈴木 常生*; 中山 忠親*; 新原 晧一*
no journal, ,
放射性同位元素であるMo/Tcは、核医学検査で多く使用されている。本研究では、(n, )法によるMo/Tc製造のための照射ターゲットとなる高密度MoOペレットについて、パルス通電焼結法を用いた製造試験を行った。焼結条件として、加熱速度を100C/分、焼結雰囲気を真空、焼結温度を450500C、焼結圧力を040MPaとして行った。その結果、焼結温度500C、焼結圧力を二段階で変更することで、焼結密度94%以上の高密度ペレットの製作が可能であることを明らかとした。
末松 久幸*; 佐藤 壮真*; 関 美沙紀*; 南口 誠*; 西方 香緒里; 鈴木 善貴; 土谷 邦彦; 鈴木 常生*; 中山 忠親*; 新原 晧一*
no journal, ,
Tcは核医学検査で使用されている放射性同位元素である。本研究では(n, )法によるMo/Tc製造開発として、パルス通電焼結法を用いた高密度MoOペレットの製造開発を行っている。試験は、加熱速度100C/分(真空中)、焼結温度500-600C、焼結保持時間5分を基本的条件とし、焼結圧力10及び40MPaの2ステップ負荷法及び40MPaの単一ステップ焼結を行った。その結果、焼結温度550Cにて、2ステップ負荷法では焼結密度93%、単一ステップ焼結では焼結密度78%となり、2ステップ負荷法にて目標焼結密度(90%)を達成する高密度ペレットの製造が可能であることを明らかとした。
関 美沙紀*; 末松 久幸*; 中山 忠親*; 鈴木 常生*; 新原 晧一*; 鈴木 達也*; 土谷 邦彦; Duong Van, D.*
no journal, ,
テクネチウム-99m(Tc)は、核医学検査として世界で広く用いられており、放射化法によって製造する計画がある。照射ターゲットとして、三酸化モリブデン(MoO)が使用され、水酸化ナトリウムで溶解し、分離することが考えられている。本研究では、MoOから直接純水で抽出する方法を考案し、その特性を調べた。その結果、照射したMoOの純水への溶解率は16.7%と、未照射MoOより高くなることを明らかにした。
小川 徹; 内海 太禄*; 寺澤 俊春*; 工藤 勇*; 鈴木 常生*; 中山 忠親*; 末松 久幸*
no journal, ,
燃料デブリ管理のための中性子吸収材や水素再結合触媒の母材になる、多孔質ジオポリマーの調製技術開発を進めている。ジオポリマー原料に発泡剤として適量のシリコン粉末を加え、かつ、混練時にお湯を用いることで、開気孔率の大きなジオポリマーが得られることを示した。