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報告書

クリギングに基づく放射能分布推定プログラムESRAD2の開発; 使用手引

石神 努; 島田 太郎; 関 優哉; 向井 雅之

JAEA-Data/Code 2015-019, 122 Pages, 2015/12

JAEA-Data-Code-2015-019.pdf:3.65MB

原子力施設の廃止措置の最終段階となるサイト解放検認では、測定で得られた敷地放射能濃度が基準値以下であることを確認することが想定される。そこでは、対象領域内の幾つかの測定データから空間的相関を考慮して領域全体の空間的放射能濃度分布および平均濃度を推定すること、また、推定平均濃度を濃度基準値と比較して、それに適合するか否かの判断を行うことが必要である。この推定平均濃度には測定データの数(測定点数)に依存して不確かさが含まれているため、判断には不確かさの度合いに応じてある確率で過誤が伴う。安全確保のためには、この過誤率と測定点数の関係を明らかにして測定点数を決定することが重要である。そこで、サイト解放の判断を支援するために、既存の放射能分布推定プログラムESRAD (Estimation of Spatial RadioActivity Distribution)の拡張版として、対象領域の平均放射能濃度を推定するとともに過誤率に応じて必要とされる測定点数を算出するESRADの第2版(ESRAD2)を整備した。本報告書は、サイト解放検認手法の概要、ESRAD2の構成と機能、入力ファイルの仕様と出力例、プログラムの実行方法およびサンプルランについてまとめたものである。

論文

放射性セシウムで汚染した木質チップの再利用に係わる線量評価

高井 静霞; 関 優哉; 木村 英雄; 武田 聖司

保健物理, 50(1), p.50 - 66, 2015/03

福島第一原子力発電所事故に伴い大気中に放出された放射性セシウム(Cs)により汚染された可能性のある木材(間伐材等)及び木質系廃棄物(建設発生木材等)は、木質チップに加工され様々な用途に利用されている。しかし、汚染された木材等の利用に対する線量評価は今まで行われておらず、再利用基準は原子炉施設等で発生する金属やコンクリートに対するクリアランスレベルに基づき、放射性Cs濃度として100Bq/kgが適用されている。本研究では木材等の再利用の安全性を検討することを目的として、現在利用されている木質チップの主な利用用途(パーティクルボード、製紙、堆肥、バイオマス発電、マルチング材)に対し、汚染された木質チップが再利用されたときの線量評価を行った。さらに線量の評価結果から、再利用に伴って作業者および公衆が受ける被ばくを抑えるために満たすべき基準線量に対応する木質チップ中の放射性Cs濃度を算出し、その中で最も低い濃度を各再利用用途に対する木質チップの濃度の目安値として求めた。その結果、木質チップに対する全ての再利用用途のうち、パーティクルボードへの再利用に対する全Cs濃度の目安値が120Bq/kgと最も低くなった。よって、原子力安全委員会が示した再利用にあたっての基準線量を満足する全Cs濃度は、木質チップの全ての再利用用途で再利用基準である100Bq/kgを超える結果となり、現行の基準値が木質チップの再利用に対する安全性を担保していることを示した。

口頭

木質チップの再利用に係わる線量評価

高井 静霞; 関 優哉; 木村 英雄; 武田 聖司

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故に伴い大気中に放出された放射性Csにより汚染された可能性のある木材(間伐材等)及び木質系廃棄物(建設発生木材等)は、木質チップに加工され様々な用途に利用されている。しかし、汚染された木材等の利用に対する線量評価は今まで行われておらず、再利用基準は原子炉施設等で発生する金属やコンクリートに対するクリアランスレベルに基づき、放射性Cs濃度として100Bq/kgが適用されている。本研究では木材等の再利用の安全性を検討することを目的として、現在利用されている木質チップの主な利用用途(パーティクルボード、製紙、堆肥、バイオマス発電、マルチング材)に対し、汚染された木質チップが再利用されたときの線量評価を行った。さらに線量の評価結果から、再利用に伴って作業者および公衆が受ける被ばくを抑えるために満たすべき基準線量に対応する木質チップ中の放射性Cs濃度を算出し、その中で最も低い濃度を各再利用用途に対する木質チップの濃度の目安値として求めた。その結果、木質チップに対する全ての再利用用途のうち、パーティクルボードへの再利用に対する全Cs濃度の目安値が120Bq/kgと最も低くなった。よって、原子力安全委員会が示した再利用にあたっての基準線量を満足する全Cs濃度は、木質チップの全ての再利用用途で再利用基準である100Bq/kgを超える結果となり、現行の基準値が木質チップの再利用に対する安全性を担保していることを示した。

口頭

サイト解放検認支援のための放射能分布推定プログラムESRADの開発

島田 太郎; 石神 努; 関 優哉; 向井 雅之

no journal, , 

原子力機構安全研究センターでは、原子力施設廃止措置における計画からサイト解放までの各段階に応じて、公衆や作業者の被ばく線量を評価する安全評価コードシステムの整備を進めている。その安全評価コードシステムの中で、サイト解放段階においてサイトに有意な放射能の残存がないことを検認するための支援ツールとして、地球統計学的手法クリギングに基づき放射能分布を推定するプログラムESRADを開発した。本報告では、ESRADが有する、領域中の測定点数の少ない濃度データから領域全体の濃度分布を推定する機能、平均クリギングにより濃度基準値と比較可能な推定平均値とその不確かさを算出する機能、及び、その不確かさを含む推定平均値が濃度基準値以下であることを満足するために最低限必要な測定点数を算出する機能を説明する。また、本コードの活用事例として福島第一原子力発電所港湾内海底土のCs-137濃度分布を推定した例について紹介する。

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