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佐藤 有司; 高城 久承; 浜田 宣幸; 関根 智一*; 竹田 正幸*; 秋山 隆司*
no journal, ,
原子炉運転中にアスファルト固化装置蒸発缶の洗浄剤として使用していたテトラクロロエチレンは有害性が確認されたため、使用を中止した。洗浄に使用したテトラクロロエチレンには放射性物質等不純物が含まれており、不純物の分離及びテトラクロロエチレンの無害化処理について試験を行い、無害化できる見通しが得られた。無害化処理方法は、放射性物質等を含有したテトラクロロエチレン廃液を蒸留し、残渣と高濃度のテトラクロロエチレンに分離する。蒸留で得られた高濃度のテトラクロロエチレンを純水中に15010000mg/Lとナノ鉄複合粒子を0.015wt%を混合し、無害化処理を行った。無害化処理の結果、テトラクロロエチレンをエチレン等のガスに分解し、テトラクロロエチレンを無害化することができた。分解速度は、テトラクロロエチレンの投入量によって左右されるが、平均2030ppm/h程度で処理することができた。
佐藤 有司; 高城 久承; 森田 聡; 下村 達夫*; 関根 智一*; 竹田 正幸*
no journal, ,
原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)の管理区域内に保管されている放射性物質等を含むテトラクロロエチレン廃液を無害化する処理試験を実施した。試験結果から、テトラクロロエチレンと放射性物質等の不純物を蒸留により分離回収したのち、テトラクロロエチレンを隔膜電解還元処理及びナノ鉄複合粒子による還元処理によってエチレン等に分解する無害化処理方法の実用化の見通しが得られた。