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阪井 英次; 中谷 秀夫*; 竜山 千栄*; 武田 文雄*
IEEE Transactions on Nuclear Science, 35(1), p.85 - 88, 1988/01
被引用回数:22 パーセンタイル:86.37(Engineering, Electrical & Electronic)ブリッジマン法で成長させた結晶から剥離した50~150m厚の板に種々の金属フィルム(金、アルミ、インジュウム、インジュウム+水銀、銀、スズ)電極を蒸着して製作したガリウムセレン(GaSe)検出器を試験した。
阪井 英次
IEEE Transactions on Nuclear Science, 34(1), p.418 - 422, 1987/01
被引用回数:164 パーセンタイル:99.59(Engineering, Electrical & Electronic)光電子増倍管あるいはシリコンホトダイオードに11種類のシンチレータを結合した検出器のパルス波高分布を14keV~1836keVガンマ線について測定した。NaI(Tl),CsI(Na),CsI(Tl),CsI(pure)は、いわゆる「固有波高広がり」を極めて明確に示した。光電子増倍管の光電陰極からの光電子の絶対数およびシリコンホトダイオードから得られる正孔電子対の絶対数を測定した。これらの絶対数の大半および「固有波高広がり」は今まで報告されていないものである。
中谷 秀夫*; 阪井 英次; 片桐 政樹
日本原子力学会誌, 29(8), p.739 - 746, 1987/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)在来の簡単な静的昇華の蒸気輸送法で成長させたヨウ化第2水銀単結晶を用いて製作した放射線検出器が、当初の検出特性を長時間(約5年)にわたって維持できることを確認した。このため、本検出器を用いて原子炉におけるガンマ線計測の分野にはじめて室温動作可能なヨウ化第2水銀放射線検出器の動作試験を試みた。
阪井 英次
放射線, 12(3), p.22 - 31, 1986/00
11種類の小形シンチレータの各々と結合したシリコンフォトダイオードの線検出特性を測定し、同じシンチレータを光電子増信管と結合した場合と比較した。シンチレータはCsI(Na),CsI(Tl),NaI(Tl),CdWO,CaF(Eu),GSO,BGO,CsI(pure),BaF,NE905,NaI(pure)である。CsI(Tl),CsI(Na),NaI(Tl),CWO,GSO,BGO,BaFのフォトダイオード測定から1MeV線当たりの電子正孔対数、1光子当たりの平均エネルギー、絶対シンチレーション効率が得られた。光電子増信管についても同様の値を求めた。光電子増信管ではCsI(Na),CsI(Tl),NaI(Tl),CsI(pure)の半値幅エネルギー分解能の線エネルギー依存性は「固有波高拡がり」を明白に示した。
阪井 英次
IEEE Transactions on Nuclear Science, 33(1), p.651 - 654, 1986/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Engineering, Electrical & Electronic)70MeV,B,100MeVC,120MeVO,120MeVF,150MeVSi,165MeVS,180MeVCu,90MeVBr,150MeVIn,170MeVAu,195MeVBiの重イオンで照射したシリコンおよびゲルマニウム中の残留誘導ガンマ線放出核種,その放射能,入射イオン当たりの原子数を表にして示した。
阪井 英次
センサ技術, 6(11), p.80 - 86, 1986/00
放射線検出器用半導体の満たすべき条件、各半導体材料の特性、製法、問題点などをまとめた。半導体放射線検出器の原理、検出器中の電子、正孔の動きと出力信号の形状と大きさ、電荷捕獲中心によるキャリア捕獲の電荷収集効率への影響、優れた放射線検出器用半導体材料の条件、シリコン、ゲルマニウム、ヒ化ガリウム、テルル化カドミウム、ヨウ化第2水銀の素材単結晶製造法の概略と問題点を述べた。
阪井 英次
X線分析の進歩,15, p.1 - 27, 1984/00
高エネルギー分解能Si(Li)X線スペクトロメータが導入されて実用的なエネルギー分散X線分散分野を開いてすでに20年近くを経過した。本総合報告はSi(Li)検出器、Ge(Li)検出器-増幅系の開発についての歴史的な概観、高純度Si,高純度Ge,GaAs,CdTe,HgI,その他の化合物半導体検出器の最近の進歩、位置検出器を述べた。最後に超高分解能X線検出器となる可能性のある超電導トンネル接合について述べた。
阪井 英次
エレクトロニクス, 6, p.1 - 7, 1984/00
Si,Ge,GaAs,CdTe,HgIなどの半導体ダイオードを用いた放射線センサの原理、特徴、構造、現状を説明し、小型放射線線量計、蛍光X線分析、医療用センサ、放射線入射位置検出用一次元、二次元センサを紹介し、最後に今後の動向について述べた。
阪井 英次
放射線, 10(2-3), p.3 - 4, 1984/00
諸外国および我が国における半導体放射線検出器開発の歴史を表にまとめた。この表は主に発表された論文を参照しているので,実際の開発はそれよりも数年先に行なわれた場合も多いと思われる。また筆者の無知や間違いまたは偏見もあると思われるので,御批判の上御一報頂ければ幸甚です。
阪井 英次
放射線, 10(2-3), p.93 - 99, 1984/00
1962年にFreckらがp型Ge単結晶にLiをドリフトして圧さ1.5mmのプレーナ型Ge(Li)検出器を作り,Csの661keV線ピークを半値幅21keV(真空管増幅器)を得て以来20年以上を経過した。1965年頃のTavendaleらの同軸型構造の考案で大体積の有感領域を持つ検出器が作られ,その頃出現した電界効果型トランジスタ(FET)を初段に用いた前置増幅副器と組み合わせて高分解能線スペクトル測定が実現された。しかしGe(Li)検出器には室温に戻すと特性が劣化するという問題点があり,General Electric(GE)社のHallが1966年に高純度Ge検出器を提案した。不純物濃度|N-N|(cm)のGe単結晶を用いて作った表面障壁型またはpn接合型の第オートに逆方向バイアス圧力V(V)を印加した場合にできる空乏層の厚さd(cm)はd=4.20810√V/|N-N|となる。d=1cm,V=1000Vの場合|N-N|=1.7710cmcmとなる。
阪井 英次
IEEE Transactions on Nuclear Science, NS-31(1), p.316 - 319, 1984/00
半導体検出器は放射線損傷に敏感であることが知られており、高温に加熱することによりアニールする事ができる。半導体検出器で高エネルギー重イオンを検出する際には、半導体物質中に核融合反応がおこり、長寿命放射能が作られるとバックグラウンド計数を増加させる。この放射能は加熱によってアニールすることはできない。100MeVO、150MeVCl、150MeVNi、80MeVIで照射したシリコン及びゲルマニウムからのガンマ線スペクトルを測定して、残留放射性核種、その放射能、原子の数を求め、表に示した。
阪井 英次
IEEE Transactions on Nuclear Science, NS-31(1), p.757 - 760, 1984/00
カバーガスガンマ線スペクトロメータは原子炉の燃料破損を検出する有効な方法である。しかし高速炉ではカバーガス(Ar)の放射化で作られたAr-41からの1294KeVガンマ線のバックグラウンドが強く、核分裂生成核種からのガンマ線を検出するのが困難になる。室温あるいは冷却した活性炭を用いると、Arに対するKr、Xeの検出効率を改善できる。本論文では内径40mm、深さ8mmの容器に詰めた5gのツルミコール2GMの吸着係数をガスクロマトグラフを用いて測定した結果、およびJRR-3カバーガスを用いて測定した活性炭-Ge検出器の特性について報告する。活性炭の吸着係数の温度依存性、濃度依存性、キャリアガス依存性、破過時間などに触れる。
片桐 政樹; 堀江 活三; 阪井 英次; 小沢 皓雄
JAERI-M 83-183, 34 Pages, 1983/10
可搬型ゲルマニウム線検出器を用いて実験室外部の現場において、線スペクトル測定行う方法が種々の技術開発分野で用いられている。線スペクトル測定には、検出器の波高分布の測定にマルチチャネル波高分析装置を必要とするため、現場で使用できるように装置の可搬化が要請されていた。可搬化を行う方法として、本開発では使用目的をIn-situ測定及び原子炉建屋内等の内部放射能測定といった用途に絞り、測定目的にあった方法を用いて可搬化を図った。開発した可搬型波高分布記録装置は、従来、メモリ装置に蓄積していた波高データを直接カセットテープレコーダに書き込む方式を採用し可搬化を図った。特性測定及び応用測定を行った結果、本装置は従来の装置にはない特長・機能をもっており、所期の開発目標を十分満足していることがわかった。本報告書は、装置の設計、試作、特性及び応用測定についてまとめたものである。
阪井 英次; 堀内 博道*; 薗村 肇*; 宮内 武*
Mater.Res.Soc.Symp.Proc., 16, p.233 - 236, 1983/00
0.5mm4mm4mmの比抵抗10オームcmの結晶を研磨し、130g/cmの金を両面に蒸着して検出器を作った。この検出器は印加電圧80V以上で雑盲の増大を示した。5.5MeV粒子を入射した電極に負の電圧を印加した場合には出力パルスが観測されたが、正の電圧を印加した場合にはパルスが観測されなかった。電子は収集できるが、正孔は収集できないことを示している。入射電極に-50Vを印加した場合(1600V/cm)、立ち上がり時間20s,パルス波高はシリコンの検出器の約1/10のパルスを示し、電子が捕獲されていることを意味している。
阪井 英次
Radioisotopes, 32(3-4), p.135 - , 179, 1983/00
放射線検出器に関する1981年東大核研国際シンポジウム論文集(東大核研、1981)の掲載論文を中心にして、気体検出器(マルチワイヤ比例計数管(MWPC)、低ガス圧MWPC,自己消滅ストリーマ計数管、ガスシンチレーション検出器、ガスシンチレーション比例計数管、ブラッグ曲線スペクトル測定、低温高温比例計数管)、液体検出器(液体電離箱、液体シンチレーション比例計数管)、固体検出器(NaI(Tl),BGOシンチレーション検出器、光電子増倍管、チャネルプレート増倍器、高純度Si検出器、Si(Li)検出器、Ge(Li)検出器、高純度Ge検出器、二元合金半導体検出器、超電導検出器)の最近の進歩と動向を紹介した。
吉田 廣*; 阪井 英次
JAERI-M 82-191, 72 Pages, 1982/12
本報告は半導体検出器により得られた、環境ガンマ線スペクトル・データを解析するためのプログラムについて述べたものである。これらはマルチチャネル波高分析器(MCA)とミニコンピュータより成るシステムにより、ガンマ線スペクトルのデータを自動的に収集し解析するために作製したプログラムを更に拡張して本目的のために開発したものである。拡張したプログラムの主なものは(1)MCAメモリ内のデータを直接解析して光電ピークの面積を算出し、ディスク上のライブラリ・データ中の、光電ピーク・エネルギーと核種により定まるそれぞれの係数をそれぞれのピ-ク面積の値に乗じ、存在する核種の放射能強度およひ空間線量率を算出する。(2)ディスクに記入されたMCAのデータに対して同様の解析を行い、結果をディスクに記入する。(3)これらのデータの積算と解析を平行して自動的に行うもの、等である。
吉田 広; 久保 克巳*; 阪井 英次
JAERI-M 82-056, 155 Pages, 1982/06
ガンマ線スペクトル測定用のCANBERRA8100/QUANTAシステムにより自動測定を行うためのプログラムが作製された。その主なものは(1)ガンマ線スペクトルのデータを自動的に収集して磁気ディスクに記録し、平行してスペクトルの光電ピークに対応する核種の同定と濃度の計算を行うもの(2)新設されたディジタル・プロッタによりスペクトルの波高分布、その他のデータのプロット図を製作するもの等がある。
阪井 英次
電気評論, 7, p.632 - 637, 1982/00
放射線の定義、放射線検出器開発の歴史、放射線検出器の種類、気体電離箱、比例計数管、ガイガーミュラー計数管、ヨウ化ナトリウムシンチレーション検出器、ビスマスジャーマネートシンチレーション検出器、シリコン検出器、ゲルマニウム検出器、化合物半導体検出器の原理、現状とそれらの応用例を述べた。
阪井 英次; 薄井 修三*; 大角 秀夫*; 林 義光*; 中谷 秀夫*
IEEE Transactions on Nuclear Science, 30(1), p.802 - 805, 1982/00
被引用回数:5 パーセンタイル:63.34(Engineering, Electrical & Electronic)BF比例計数管の動作温度は標準型で100C、特別に高温用に設計したもので150Cと云われているが、熱中性子のパルス波高分布の温度特性を詳細に述べた報告はない。筆者らの調べたBF比例計数管の結果では温度を上げるにつれて1パルマ波高は減少し、熱中性子ピークの半値幅は広がる。2本の計数管では熱中性子計数率は150Cまで一定であり、1本の計数管は100Cまで一定であった。この温度以上では1本の計数管の計数率は減少し、2本の計数管の計数率は増大した。He-3比例計数管では温度を上げるとパルス波高が増大するのに比べてBF比例計数管では逆になり興味深い。
阪井 英次
Nuclear Instruments and Methods, 196(1), p.121 - 130, 1982/00
室温作動半導体検出器開発の現状をまとめたものである。GaAs,CdTe,HgI,ダイヤモンド検出器の現状と応用を展望した。