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高田 昌二; 阿部 健二*; 稲垣 嘉之
Journal of Engineering for Gas Turbines and Power, 133(11), p.114501_1 - 114501_3, 2011/11
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Engineering, Mechanical)高温隔離弁は高温ガス炉水素製造システムにおいて、中間熱交換器や化学反応器の伝熱管破損事故時に、原子炉から水素製造システムへの放射性物質の放出や、可燃性ガスの原子炉への進入を防止するのに不可欠な機器である。本報では、900Cを超えるヘリウムガス雰囲気で使用する高温ガス炉用アングル型高温隔離弁の概念構造設計を行った結果について述べる。ハステロイXR製の弁座を弁箱の内側に溶接して、内部断熱構造とし、バルブメーカーの製作実績に基づき弁座頂部の内径を445mmとした。3次元有限要素解析コードにより金属構造物の温度分布と熱応力を解析評価した結果、温度が弁座頂部から弁座付根に向かって単調減少し、熱応力が弁座付根において局所的に増加することがわかった。熱応力を低減するために、弁座高さ、弁座と弁箱の直径比を最適化するとともに、弁箱・弁座溶接継ぎ手部での熱膨張差を低減する工夫を行い、熱応力を設計許容応力120MPa以下に低減することができた。通常運転時の起動・停止、並びに、減圧事故時における温度・圧力履歴に基づいたクリープ損傷係数を評価した結果、許容値を下回ることを明らかにした。
高田 昌二; 阿部 健二; 稲垣 嘉之
Proceedings of 18th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-18) (CD-ROM), 6 Pages, 2010/05
高温隔離弁は高温ガス炉水素製造システムの安全性を確保するうえでの必要不可欠の機器である。中間熱交換器や化学反応器の伝熱管破損事故において、原子炉から水素製造システムへの放射性物質の放出や、可燃性ガスの原子炉への進入を防止する。900Cを超えるヘリウムガス雰囲気で使用するアングル型高温隔離弁の概念構造設計を行った。ハステロイXR製の弁座を弁箱の内側に溶接し、内部断熱構造とするとともに、バルブメーカーの製作実績に基づき、弁座頂部の内径は445mmとした。3次元有限要素解析コードにより金属構造物の温度分布と熱応力を評価した。数値解析結果は、熱応力が弁座頂部から弁座付根に向かって単調減少し、弁座付根において局所的に増加することを示した。この結果をもとに、熱応力を低減するために、弁座高さ,弁座と弁箱の直径比を最適化し、弁箱・弁座溶接継ぎ手部での熱膨張差を低減して、応力を設計許容応力120MPa以下に抑制できた。また、通常運転時の起動・停止、並びに、減圧事故時における温度・圧力履歴によるクリープ疲労損傷は許容値を下回り、健全性を確保できることを明らかにした。
阿部 寛信; 野原 壯; 向山 健二郎*; 木村 政昭*; 倉本 真一*; 芦 寿一郎*
海洋調査技術, 13(1), p.27 - 53, 2000/00
音響地殻断面記録をコアデータとし、海底地形図及びその他のデータセットを統合した断層判定の基準を作成し、その規準を基づき、日本周辺海域中新世最末期以降の断層を総計766個認定した。そのうち、第四紀以降において活動的な断層は753個であった。認定された日本周辺海域中新世最末期以降の断層はその属性(断面及び平面での特徴、変位規準、活動時期、変位している地層、認定度等)から43の断層系にグルーピングした。今回の解析結果により、日本周辺海域で現在進行中のテクトニクス、つまり、南海トラフでの斜め沈み込み、沖縄トラフでのリフティング、日本海東縁から山陰沖における東西圧縮、オホーツク海-千島弧西端-日本海溝での東西圧縮、伊豆・小笠原弧のリフティングの大枠は3Ma、古くとも6Ma前には確立した事が明確となった。
奥田 貴大; 渡壁 智祥; 森下 正樹; 阿部 健二*
no journal, ,
本研究では部分的に支持構造の弾塑性特性を考慮した場合の基礎的な応答挙動を調査するため、弾性応答解析における各支持構造の発生荷重の大きさを基準として、弾塑性特性を考慮する支持構造の順番を変えた一連の解析検討を実施した。その結果、弾性応答解析において発生した支持荷重を基に、部分的に支持構造の弾塑性特性を考慮した場合でも、配管系全体の応答低減に大きな効果を見込むことができることを確認した。弾性応答解析で見積もった支持構造の発生荷重を降順で並び替え、発生荷重上位数本の支持構造の弾塑性特性を考慮することで、支持構造の塑性化によって期待できる応答低減効果の大半を解析に取り入れることができた。
竹下 健二*; 岡村 知拓*; 中瀬 正彦*; 西原 健司; 阿部 拓海
no journal, ,
核燃料サイクルシミュレータNMB4.0における金属燃料高速炉サイクルに必要な炉心データや乾式再処理のデータベース整備を実施した。さらに、サンプルシナリオを用いて金属燃料高速炉の導入シナリオの検証を行った。