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報告書

SIMMER-IIコードによる機械的炉心崩壊過程の解析 : 空間-時間依存動特性と1点近似動特性の比較研究

須田 直英*; 石川 眞*; 近藤 悟*

PNC TN941 84-86, 100 Pages, 1984/05

PNC-TN941-84-86.pdf:2.36MB

高速増殖炉における炉心崩壊事故(CDA‥coredistuptiveaccident)の機械的炉心崩壊過程の解析は通常VENUS型の解析コードで行われる。我が国ではVENUS―PM2コードが開発され,この過程の解析に利用されてきた。このコードは基本的にはラグランジェ型流体力学を1点近似動特性モデル(反応度変化を1次の摂動で評価)と結合したものである。しかし,1次近似動特性モデルの妥当性は,物質移動による中性子束分布形状の歪みが許容し得る範囲内でのみ正当化されるものである。本研究ではSIMMER―2コードの空間-時間依存の動特性オプションを用いて機械的炉心崩壊過程を解析し,従来のVENUS―PM2の結果と比較した。その際,動特性モデルの相違の効果を分離するために,SIMMER―2で計算される物質移動をVENUS―PM2の物質移動と一致させるべく,流体力学モデルのパラメータの調整を行なった。本研究の解析対象としたのは,CDAの遷移過程後期の全炉心沸騰プールが急速に凝縮したと想定した際の再臨界の結果起る機械的炉心崩壊過程である。本研究で得られた主な結論は以下の通りである。1)SIMMER―2の空間依存動特性オプション(拡散及び輸送)が機械的炉心崩壊過程の解析に適用可能であることが示された。2)SIMMER-2の流体力学モデルによりVENUS―PM2で計算される物質移動を再現し得る。3)VENUS―PM2の1点近似動特性により計算された出力,反応度履歴は,核的なエネルギー放出が重要となる時間スケールにおいては,SIMMER―2の輸送計算および拡散計算の結果と非常に良く一致した。これは本研究で想定した全炉心プール体系での再臨界による機械的炉心崩壊過程においては,物質移動に伴う中性子束分布の歪みが比較的小さかったためと考えられる。4)この結論を確証するためには,中性子束分布の変形が大きく,空間依存動特性の効果がより重要となる様な機械的炉心崩壊過程に関する解析を行なう必要がある。

報告書

高速増殖原型炉「もんじゅ」HCDA解析: SIMMER-IIコードによる炉心崩壊後の膨張過程予備解析

福田 護*; 須田 直英*; 長谷部 武*; 杉本 大輔*

PNC TN941 82-55, 284 Pages, 1982/03

PNC-TN941-82-55.pdf:15.79MB

SIMMER―2コードを用い,「もんじゅ」仮想的炉心崩壊事故(HCDA)の炉心膨脹過程の予備解析を行なった。SIMMER―2コードは炉心崩壊後の現実的な初期条件と形状を用いて,実際に起り得る個々の物理的現象を現実的に解析し,液体ナトリウムスラグが原子炉容器ヘッドに衝突する際のエネルギーを算出できる。本報告は大きく2つに分けられる。1つは簡単化された初期条件を用いた炉心膨脹過程解析のパラメータ・サーベイであり,本過程の進展にとって重要なパラメータが明らかにされる。もう1つは現在,動燃大洗工学センターで行なわれているSAS3D/VENUSコードを用いた「もんじゅ」の起因事故及び炉心崩壊事故解析結果を用いたSIMMER―2コードによる炉心膨脹過程解析である。SAS3D/VENUSによる解析結果を用いるにあたっては,「もんじゅ」体系で最も大きな仕事エネルギーを放出したケースを選び,「もんじゅ」がHCDAで放出する最大エネルギーをSIMMER―2で評価する事を試みた。主な結果は以下の通りである。完全にボイド化されたFPガスプレナム,上部軸ブランケット及び炉心を想定する限り,「もんじゅ」の炉心崩壊後の膨脹過程で発生する運動エネルギーの最大は高々10MJである。(炉心膨脹過程を燃料蒸気の等エントロピ-膨脹仮定した場合には,1気圧までの膨脹で最大992MJである。)炉心の初期燃料平均温度が同じでも,温度ピーキングが大きいと運動エネルギーが大きくなる。炉心,上部軸ブランケット及びFPガスプレナム部が完全にボイド化し,炉心下部がスティールで詰ってしまった場合には激しいFCIは生じない。液体燃料が炉心から上方向へ押し上げられる量は炉心の燃料の平均温度の関数であり,5,000Kの炉心平均温度の場合には炉心の液体燃料のかなりの量が整流格子を通り抜け液体ナトリウムプール部に流出し,一方4,500Kでは液体燃料はせいぜいFPガスプレナム部半ばまでしか押し上げられず炉心部に液体燃料が相当残る事になる。炉心に存在する液体スティールの温度が高くなると,液体燃料から液体スティールヘの熱伝達が押えられ炉心圧力が高く維持される。これが運動エネルギーに及ぼす影響は10%程度である。炉心,上部軸ブランケット及びFPガスプレナム部に液体ナトリウムを満たすと,激しいFCIのために4

口頭

SPEEDIの予測精度向上; 気象データ同化にかかわる観測地点の代表性評価

山崎 哲夫*; 林津 雄厚*; 芹澤 茂*; 梅山 信昭*; 森内 茂*; 榎本 順一*; 須田 直英*; 喜多 俊清*; 茅野 政道; 永井 晴康; et al.

no journal, , 

SPEEDIは予測精度向上のために気象観測データによる同化(計算値の修正)を行っているが、観測データの信頼性が前提となる。このため、気象観測地点の局地性の調査・評価を実施し、局地性が強い観測地点を含めた場合と除いた場合の同化効果を比較した。その結果を報告する。

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