検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 15 件中 1件目~15件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

配合飼料中の微生物分布と放射線殺菌

伊藤 均; 久米 民和; 武久 正昭; 飯塚 広*

食品照射, 15(1), p.11 - 14, 1980/00

飼料および飼料原料の中には微生物や害虫によって汚染されているものがあり、これが飼料変質の原因となっているとされている。今回は各種配合飼料中の微生物分布と放射線殺菌効果について報告する。 各種配合飼料中の菌数分布を調べた結果、総菌数は1g当り1.3$$times$$10$$^{5}$$~2.2$$times$$10$$^{6}$$個検出され微生物汚染が著しかった。大腸菌群は2.5$$times$$10$$^{2}$$~7.5$$times$$10$$^{5}$$個検出されたが、典型的な大腸菌は1%を占める程度である。一般糸状菌は主に不完全菌によって占められており、1g中2.4$$times$$10$$^{3}$$~4.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。好浸透圧性糸状菌は主にAspergillusで占められており、1.5$$times$$10$$^{3}$$~3.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。魚粉については調整魚粉のみが微生物汚染が著しかった。飼料の微生物汚染で問題となるのは大腸菌と貯蔵中の変敗菌となる可能性のある好浸透圧性糸状菌であろう。これらの菌は0.5~0.7Mrad照射しないと完全に殺菌できなかった。

論文

Pseudomonas radiora 0-1に対するN$$_{2}$$Oの放射線増感作用; 増減に影響を及ぼす要因について

渡辺 宏; 飯塚 広*; 武久 正昭

食品照射, 15(1), p.6 - 10, 1980/00

殺菌線量低減化技術を開発するため、種々の条件下での殺菌効果を検討した結果、N$$_{2}$$OがPs.radiora0-1の感受性を著しく増大させることを見出し、すでに報告した。今回は増感作用の性質を明らかにするため増感に影響を及ぼす種々の原因について検討した。線量率については、10$$^{5}$$cells/mlの希薄懸濁液中では1~12krad/minの範囲で影響はみられないが、10$$^{7}$$cells/mlでは5krad/min以下で線量率効果が認められ、線量率が低くなるにつれて増感は抑えられた。0$$^{circ}$$Cでの照射に比べて20$$^{circ}$$Cで照射した場合には、さらに高い線量率でも増減が抑制された。細胞内カタラーゼとの相関をしらべた結果、この線量率効果はH$$_{2}$$O$$_{2}$$生成速度とカタラーゼによるH$$_{2}$$O$$_{2}$$分解速度との関係で説明されると考えられる。線量率以外に照射温度も増減に影響するが、生育時期や照射後の培養条件等は影響を与えなかった。前報と本実験からN$$_{2}$$Oの増感作用は細胞濃度、線量率、照射温度によって変化し、それらはカタラーゼに起因すると考えられる。

論文

ガンマー線照射によるリテーナ成形かまぼこの変敗抑制効果

伊藤 均; 飯塚 広*

日本食品工業学会誌, 25(1), p.14 - 21, 1978/01

ガンマー線照射によるリテーな成形かまぼこの変敗菌抑制を目的として各温度におけるミクロフローラと貯蔵効果を検討し、以下の結果を得た。かまぼこの変敗菌は20$$^{circ}$$C貯蔵ではB.subtilisとB.pumilusが中心であり、10$$^{circ}$$CではB.pumilus,B.megaterium,B.cereus,Pseudomonas,酵母菌などが増殖してきた。5$$^{circ}$$CではPsevdomonas,Brevibacterium,Aeromonasがわずかに増殖してきた。かまぼこにガンマー線を300~450krad照射した場合に残存が認められるのはBacillusと酵母菌であるが、照射によるかまぼこの変敗菌抑制効果は明確に認められた。すなわち、10$$^{circ}$$Cにおいては非照射品の2倍、約20~30日、貯蔵期間が延長された。

論文

米より分離した放射線抵抗性菌の新種Trichosporon oryzal nov.sp.について

伊藤 均; 飯塚 広*; 佐藤 友太郎*

食品照射, 9(1-2), p.49 - 54, 1974/02

米の$$gamma$$線照射によるミクロフローラの変動について検討している際に分離した放射線抵抗性の無胞子酵母菌は収穫直後の正常玄米の特有菌であることについてはすでに報告した。今回、その分離学的性質よりTrichosporon属の新種として同定し、Trichosporon oryzae nov.sp.と命名した。本菌の分類的諸性質はTr.cutaneum,Tr.inkin,Tr.pullulansなどの生理的性質が活発なgroupと似ており、本菌の場合は耐滲透圧性が強かった。本菌の放射線抵抗性はSaccharomyces cerevisiaeなどの一般酵母菌に比較して著しく強かったが、Trichosporon属の中にはTr.inkinやTr.capitatumなども本菌と同様な放射線抵抗性を有していることがわかった。すなわち、本菌の放射線抵抗性細胞のD$$_{1}$$$$_{0}$$値は約120~160kradであり、この値は黒酵母菌として知られる放射線抵抗性真菌Pullularia pullulansに匹敵するものである。

報告書

放射線照射による無菌動物用飼料の殺菌

伊藤 均; 飯塚 広*; 佐藤 友太郎*

JAERI-M 5249, 9 Pages, 1973/05

JAERI-M-5249.pdf:0.59MB

無菌動物およびSPF動物用飼料の滅菌にCo-60$$gamma$$線照射を応用する目的で本研究を行なった。固型飼料の場合は1.5Mradまでは菌の生残が認められたが,2.0Mradではチオグリコレー卜培地による生残菌の検出は認められなかった。固型飼料中の微生物で高線量照射しても多く生き残っていたのはBacillusなどの有芽胞細菌が中心で、その他球菌などのグラム陽性菌、グラム陰性の連鎖状桿菌なども高線量照射飼料から若干検出された。また医療品の放射線殺菌のマーカー菌として使用されているBacillus pumilus E601およぴStreptococcus faeclum A$$_{Z}$$-1の乾燥状態での完全殺菌線量は2.5Mradであった。しかし無菌動物用飼料の完全殺菌線量としては飼料の殺菌曲線より求めた2.5~3.5Mradが妥当であると考えられる。なお、本研究は原研高崎研究所とオリエンタル酵母(株)、三共(株)の三者によって共同研究が行なわれた時の原研側が分担した飼料の$$gamma$$線照射による滅菌効果についての報告である。

論文

Identification of osmophilic aspergillus isolated from rice and their radio-sensitivity

伊藤 均; 飯塚 広*; 佐藤 友太郎*

Agricultural and Biological Chemistry, 37(4), p.789 - 798, 1973/04

米の$$gamma$$線照射による貯蔵効果を研究している際に多くの好滲透圧性Aspergillusが分離された。そこで今回はその他の古米およびトウモロコシ、マイロ、小麦より分離した菌株も合せて同定を行なった。その結果各分離菌株のうち15株はAspergillus glaucus群に属し、それぞれA.Ruber、A.Repens,A.Mangini、A.Chevalieri、A.Montevidensisと同定された。他の8株はA.Restrictus群に属し、A.Gracilis、A.Vitricolae、A.Caseillusと同定された。残りの8株はそれぞれA.Versicolor群の中のA.Versicolor、A.Ochraceus群の中のA.Sulphureus、A.Flavipes群の中のA.Niveusと同定された。穀類の代表的変敗系状菌10株の分生子の放射線感受性は0.067M燐酸緩衝液中で18~30kradのD$$_{1}$$0値を示し、全株ともシグモイド型の生存曲線を示していた。子嚢杯胞子の場合にはD$$_{1}$$0値は54k-radである。乾燥状態では分生子と子嚢胞子で放射線感受性に差がなくD$$_{1}$$0値は50~58kradだった。

論文

ウィンナーソーセージより分離したAcinetobacterの諸性質と放射線感受性; ウィンナーソーセージの放射線保蔵に関する研究,4

伊藤 均; 佐藤 友太郎*; 飯塚 広*

食品照射, 8(1), p.51 - 57, 1973/01

照射されたウィンナーソーセージの貯蔵効果を低下させるネト発生原因菌としてAcinetobacterと同定された菌株を多数分離したので、今回はその分類学的諸性質および放射線感受性について報告する。本菌はグラム陰性の運動性のない球菌状桿菌である。本菌はこれまで低温性細菌としてあまり重視されてこなかった細菌であるが、0$$^{circ}$$Cという低温でも肉類に増殖してくる能力があり、熱殺菌の場合でも70$$^{circ}$$C・30分程度の処理では熱が肉の内部まで充分伝わらないために生き残る可能性がある点などから今後重視されていく細菌であろう。ことに放射線処理による食品貯蔵を考える場合、本菌の著しい放射線抵抗性は重大な問題である。しかし、ウィンナーソーセージを0~5$$^{circ}$$Cの低温下で照射して、0~5$$^{circ}$$Cに1~2日放置するという処理を組み合わせれば300krad~500kradの必要線量を200~300kradに引き下げることは可能なはずであり、実際的な照射技術として今後さらに検討していく予定である。

論文

放射線殺菌移管する研究, 第8報; 「Red Pseudomonas」の放射線感受性に関する諸性質

伊藤 均; 渡辺 宏; 飯塚 広*; 岡沢 精茂*

食品照射, 6(1), p.43 - 46, 1972/00

米の放射線貯蔵試験の過程で分離された放射線抵抗性の強い細菌として著者らの仮称「Red Psendomonas」のなかには菌株によっては放射線抵抗性の点でMicrococcus radioduransと似た性質をもつものがあることについては前報で報告した。今回は子の菌株0-1株を中心に,酸素飽和と通気効果,照射後の培養温度効果,培地による照射後の生存率,照射中の温度効果について検討した。

論文

放射線殺菌に関する研究, (第5報); $$gamma$$線照射による米の貯蔵効果とミクロフローラ

伊藤 均; 柴部 禎巳; 飯塚 広*

食品照射, 4(1), p.1 - 9, 1970/00

米の虫害および微生物障害による損失はわが国において莫大なものがあり,近年とくに貯蔵古米の累積によってふたたび重要な問題となっている。著者らは前報その他において米の微生物障害防除を目的とした$$gamma$$線照射実験を行ない,とくに米のミクロフローラの動態を明らかにした。今回は国内産新米の玄米および白米を材料として水分含量および貯蔵湿度と$$gamma$$線照射線量との関係について研究し,米の長期貯蔵の可能性を検討した結果を報告する。

論文

$$gamma$$線照射によるトウモロコシ,マイロの貯蔵効果, 放射線殺菌に関する研究; 第7報

渡辺 宏; 伊藤 均; 柴部 禎巳; 飯塚 広*

食品照射, 5(1), p.54 - 60, 1970/00

飼料の主原料として輸入されているトウモロコシとマイロについて,その微生物障害による穀類の品質劣化を防除するための手段として放射線照射を考え.前報においてはトウモロコシとマイロについての殺菌線量を決定した。そこで今回はその殺菌線量にもとづいて照射されたトウモロコシとマイロの貯蔵試験を行ない,貯蔵中の穀類の変敗に大きな影響を及ぼす水分含量と貯蔵温度を調節したトウモロコシとマイロについて,$$gamma$$線照射による短期および長期の貯蔵効果をしらべた。その結果,水分含量および貯蔵温度と$$gamma$$線照射との間における有効な貯蔵条件についての知見を得たのでここに報告する。

論文

米からの分離菌「Red Pseudomonas」の諸性質と放射線感受性

伊藤 均; 渡辺 宏; 柴部 禎巳; 飯塚 広*

食品照射, 5(1), p.61 - 70, 1970/00

前報までの米の放射線貯蔵の研究の過程で分離された放射線抵抗性菌として著者らのいわゆる「Red Psedomonas」は収穫直後の玄米に広く分布しており,時には籾の状態で10$$^{circ}C$$.4年間貯蔵した玄米からも分離される。

論文

Gamma irradiation on fermentation mashes consisting mainly of cane molasses

柴部 禎巳; 伊藤 均; 飯塚 広*

Agricultural and Biological Chemistry, 33(4), p.473 - 479, 1969/00

抄録なし

論文

Effect of gamma irradiation on strawberies as a means of extending its shelf-life ane lethal dose of Botrytis cinerea

柴部 禎巳; 伊藤 均; 飯塚 広*

Agricultural and Biological Chemistry, 31(8), p.930 - 934, 1967/00

抄録なし

論文

$$gamma$$線照射と米のミクロフローラ; 殻類の微生物に関する研究,第9報

伊藤 均; 飯塚 広*

日本農芸化学会誌, 41(11), p.578 - 584, 1967/00

抄録なし

論文

$$gamma$$線照射と米のミクロフローラ; 穀類の微生物に関する研究,9

飯塚 広*; 伊藤 均

日本農芸化学会誌, 41(11), p.578 - 584, 1967/00

穀類の虫害および微生物障害による損失は、わが国においても莫大なものがあり、とくに輸入穀類についてその感が深い。研究室においては1948年以来各種の日本米、タイ米、ビルマ米、中国米の正常米および変質米のミクロフローラに関する一連の研究を行なってきた。そしてその結果に基づいて、米の微生物障害を防除することを目的とした放射線照射を意図した。しかし米の品質保全を目的とした放射線照射に関する研究は、殺虫を主目的としたものがある程度で、殺菌を主目的としたくわしい研究はまだ報告がない。そこで今回は、国内産玄米、白米および外国産白米について$$gamma$$線照射によるミクロフローラの変化、および照射米の保存試験について報告する。

15 件中 1件目~15件目を表示
  • 1