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論文

X-ray and neutron diffraction anomalies preceding martensitic phase transformation in AuCuZn$$_{2}$$ alloys

永沢 耿*; 牧田 知子*; 中西 典彦*; 飯泉 仁; 森井 幸生

Metall. Trans., A, 19, p.793 - 796, 1989/04

$$beta$$i相AuCuZn$$_{2}$$合金単結晶を用いてX線および中性子線散乱実験を行った結果、[110]TA$$_{1}$$フォノン分散曲線はq=2/3qmaxで異常なへこみを有する事、この異常に伴って通常見られる弾性散乱ピークがq=1/3qmax、2/3qmaxで存在することが明らかとなった。これらの異常は$$beta$$$$_{1}$$相より低温側に存在するマルテンサイト相の構造を前駆的に体現したものであり、この合金の場合、6Rおよび18R型マルテンサイト構造が形成されると思われる。

論文

Single-crystal measurements with wide-angle neutron diffractmeter

舩橋 達; 森井 幸生; 片野 進; 飯泉 仁; H.R.Child*; R.M.Nicklow*; R.M.Moon*

Physica B; Condensed Matter, 156-157, p.577 - 580, 1989/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Condensed Matter)

中性子散乱日米科学技術協力プログラムにより、米国オークリッジ国立研究所に設置された広角中性子回析装置は、130度の散乱角の中性子を同時測定できる高能率性と、HFIR炉の高中性子束を利用して短時間に中性子回析が測定できる。このことは、多結晶試料を使って構造の時間変化を追跡し過渡現象を研究するのに有効であるが、単結晶を用いて2次元中性子回析パターンを測定するのにも威力を発揮する。この発表では、装置の特異な機能と、これによって得られた単結晶の磁気回析について報告する。

論文

Scaling in the kinetics of the order-disorder transition in Ni$$_{3}$$Mn

片野 進; 飯泉 仁; R.M.Nicklow*; H.R.Child*

Physical Review B, 38(4), p.2659 - 2663, 1988/08

 被引用回数:16 パーセンタイル:66.44(Materials Science, Multidisciplinary)

Ni$$_{3}$$Mnにおける秩序化過程を時分割中性子回析法によって調べた。この結果、動的スケーリングが秩序の成長過程においてよく成立していることが明らかになった。得られた成長則からその成長機構を討論し、さらに構造因子のスケーリング関数を理論等の結果と比較した。

論文

Dynamical scaling in the kinetics of phase separation and order-disorder transition

片野 進; 飯泉 仁

Dynamic of Ordering Processes in Condensed Matter, p.321 - 325, 1988/00

秩序変数が保存される系と保存されない系のカイネティックスを実験的に調べた。

論文

Lattiace dynamics of Cu$$_{3}$$Au in the orderd and disordered states

片野 進; 飯泉 仁; 野田 泰久*

J. Phys., F, 18(10), p.2195 - 2202, 1988/00

秩序無秩序転移を示すCu$$_{3}$$Au合金の格子振動を中性子散乱実験によって調べた。得られた分散曲線は、無秩序状態では銅のそれに非常によく似ているが、秩序状態では銅の原子間から予想されるものとかなり異なっている。モデル計算により原子間力を求め、その特徴について議論した。

論文

Real-time neutron diffraction study of crystallization kinetics in amorphous Fe$$_{78}$$B$$_{13}$$Si$$_{9}$$ alloy

片野 進; 森井 幸生; 飯泉 仁; H.R.Child*; R.M.Nicklow*

Journal of the Physical Society of Japan, 56(9), p.3196 - 3200, 1987/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:36.66(Physics, Multidisciplinary)

アモルファスFe$$_{78}$$B$$_{13}$$Si$$_{9}$$ 合金の結晶化過程を新型の中性子回析装置を使って調べた。実験は、この合金においてまずFeSi相、次いでFe$$_{2}$$B相が結晶化することを明確に示した。

報告書

JAERI Tandem,Linac & V.D.G.Annual Report 1985; April 1,1985-March 31,1986

鹿園 直基; 飯泉 仁; 石井 三彦; 河原崎 勇記; 丸山 倫夫; 中井 洋大; 数又 幸夫

JAERI-M 86-112, 222 Pages, 1986/08

JAERI-M-86-112.pdf:6.32MB

本年次報告は、原研タンデム,リニアック及びバンデグラフ加速器で、1985年4月1日~1986年3月31日までの間に東海研で行なわれた研究活動をとりまとめたものである。1)加速器運転と開発研究,2)原子及び固体物理,3)材料の放射線損傷,4)核化学,5)核物理,及び6)中性子物理の 6部門にまたがる52編の研究報告,公表された文献,関与した職印及び大学との協力研究のリストを収録している。

論文

Diffuse neutron scattering in $$beta$$$$_{1}$$-phase Cu-Al-Ni alloy

森井 幸生; 飯泉 仁; 舩橋 達; H.R.Child*

Proceedings of International Conference on Martensitic Transformations, p.150 - 153, 1986/00

日米協力によりオークリッジ国立研HFIRに据えつけられた広角中性子散乱装置(WAND)を使用し、CuAlNi合金の散漫散乱実験を行なったのでその結果を報告する。 単結晶試料を用い(001)逆格子面(l=0,1,2およびその近辺)での弾性散乱を広範囲にわたって測定したところ、主なブラッグ散乱を含む〔110〕軸に沿って散漫散乱がほぼ棒状に表れていることがわかった。この結果は、以前報告したようにこの合金における〔110〕TA$$_{1}$$音波が非常に低いエネルギーを持つこと、つまりこの合金のマルテンサイト相変態の異常な前駆現象と密接に関係していると考えられる。 得られた散漫散乱強度は2次元的な濃淡図法や等高図法、3次元的な鳥かん図法を用いて情報密度の高い表示を行う。

論文

Furnace for rapid change of temperature for neutron diffraction

片野 進; 本橋 治彦*; 飯泉 仁

Review of Scientific Instruments, 57(7), p.1409 - 1412, 1986/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:67.14(Instruments & Instrumentation)

試料温度を、非常に急速に加熱及び冷却することができる電気炉を製作した。急速加熱にはサークライン型の赤外ランプを用い、急速冷却には高圧ガスを試料に吹きつける。直径10mm、長さ30mmの合金に対して、加熱速度1000$$^{circ}$$C/分、冷却速度-500$$^{circ}$$C/分以上の性能が得られた。この電気炉を用いて、銅・亜鉛及びニッケル・マンガン合金の秩序無秩序転移の緩和過程を調べた。

報告書

Progress Report on JAERI-ORNL Cooperative Neutron Scattering Research; April 1,1984-March 31,1985

飯泉 仁

JAERI-M 85-112, 67 Pages, 1985/08

JAERI-M-85-112.pdf:2.55MB

中性子散乱日米科学技術協力のもとに行われた研究活動を1年分まとめたものである。協力研究のために製作された広角中性子回折装置の性能テストの結果、データ収集処理システムの現状、装置を用いて行われた研究成果などがまとめられている。

報告書

JAERI Tandem,Linac & V.D.G.Annual Report 1984

鹿園 直基; 飯泉 仁; 石井 三彦; 河原崎 雄紀; 丸山 倫夫; 岡下 宏; 須藤 洋一; 小沢 国夫

JAERI-M 85-104, 233 Pages, 1985/07

JAERI-M-85-104.pdf:6.57MB

本年次報告は、原研タンデム、リ二アック及びバンデブラフ加速器で、1984年4月1日から1985年3月31日までの間に東海研で行われた研究活動をとりまとめたものである。(1)加速器運転と開発研究、(2)原子及び固休物理、(3)材料の放射線損傷、(4)核化学、(5)核物理及び(6)中性子物理の6部門にまたがる53編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学との協力研究のリストを収録している。

論文

Phase transition and neutron diffuse scattering of{N(CD$$_{3}$$)$$_{4}$$}$$_{2}$$ ZnBr$$_{4}$$

下司 和男; 飯泉 仁

Journal of the Physical Society of Japan, 54(11), p.4205 - 4212, 1985/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:61.83(Physics, Multidisciplinary)

{N(CD$$_{3}$$)$$_{4}$$}$$_{2}$$ ZnBr$$_{4}$$の相転移を、誘電測定および中性子散乱によって調べた。相転移温度とその圧力係数はそれぞれ14.2$$^{circ}$$C,0.183KMPa$$^{-}$$$$^{1}$$で、軽水素塩の値と誤差の範囲で変わらなかった。高温相において、b$$^{ast}$$-およびc$$^{ast}$$-方向に線状にのびる中性子散漫散乱が観測された。散漫散乱の極大は(h,k,l$$pm$$0.4)、(h,k$$pm$$0.5,l)に存在する。(3,0,1.6)における散漫散乱強度は、温度降下と共に増大し、-4.7$$^{circ}$$Cで発散する傾向を示す。他方、(3,1.5,0)における強度の温度変化は小さい。フォノン分岐のソフト化は観測されなかった。

論文

Lattice instability in cubic Cu$$_{6}$$$$_{9}$$$$_{.}$$$$_{2}$$Al$$_{2}$$$$_{5}$$$$_{.}$$$$_{4}$$Ni$$_{5}$$$$_{.}$$$$_{4}$$ related to martensitic phase transition

森井 幸生; 飯泉 仁

Journal of the Physical Society of Japan, 54(8), p.2948 - 2954, 1985/00

 被引用回数:41 パーセンタイル:88.08(Physics, Multidisciplinary)

$$beta$$$$_{1}$$相Cu$$_{6}$$$$_{9}$$$$_{.}$$$$_{2}$$Al$$_{2}$$$$_{5}$$$$_{.}$$$$_{4}$$Ni$$_{5}$$$$_{.}$$$$_{4}$$の[110]横波(е$$|$$[110])フォノン分散関係を261,295,372Kで中性子散乱実験により測定した。このフォノン分枝は他に比べてエネルギーが極端に小さく、かつq=(2/3)qmaxの位置に「くぼみ」を持つという異常性を有している。この異常性を反映して(110)面間力のうち第2,第3近接面間力の効果が大きくなってきていることが明らかになった。さらに[110]軸に沿って存在する弾性散乱ピークには、温度依存性の異なる2種類のものが存在する事も判明した。こうした事実より、$$beta$$$$_{1}$$相では2H型と18R型のマルテンサイトへ転移しようとする格子不安定性が2種類同時に存在して、それらが互いに競争して発展消滅を行っていると解釈できる。

論文

Neutron scattering study on the normal-incommensurate phase transition in K$$_{2}$$ZnCl$$_{4}$$

下司 和男; 飯泉 仁

Journal of the Physical Society of Japan, 53(12), p.4271 - 4278, 1984/00

 被引用回数:31 パーセンタイル:85.46(Physics, Multidisciplinary)

中性子散乱によって、K$$_{2}$$ZnCl$$_{4}$$のノーマル・インコメンシュレート相転移を調べた。K$$_{2}$$SeO$$_{4}$$の場合と異り、ノーマル相でソフト・フォノンは検出されなかった。(h,o,l$$pm$$0.3)に散漫散乱が見出され、その強度は温度が転移点に近づくに従って、Curie-Weiss適に増大する。この結果は、K$$_{2}$$ZnCl$$_{4}$$の相転移が、秩序-無秩序的であることを示している。

論文

中性子の散漫散乱

飯泉 仁

日本結晶学会誌, 26(1), p.87 - 99, 1984/00

散漫散乱を測定するのに中性子を用いる意義をいくつかの例で示した。特に中性子散乱は静的な乱れと動的な乱れを区別できる点で、X線や電子線の散乱より優れていることを強調した。またアイソトープを区別できる点でも特徴があることを指摘した。例として、マルティサイト転移とフオノン関連、KNbO$$_{3}$$の相転移に伴うゆらぎ、格子欠陥による散漫散乱、合金におけるクラスター化、相分離に伴う散漫散乱、小角散乱などである。

論文

Crossover phenomenon in dynamical scaling of phase separation in Fe-Cr alloy

片野 進; 飯泉 仁

Physical Review Letters, 52(10), p.835 - 838, 1984/00

 被引用回数:137 パーセンタイル:97.17(Physics, Multidisciplinary)

Fe-Cr合金系における相分離の中性子散乱実験により、この合金が動的スケーリングの性質を有することがわかった。析出領域の大きさを示す波動ベクトルの時間依存症と、構造因子のスケーリング関数は共にある時効時間を境に変化する。このようなクロスオーバー現象は、合金系における析出機構が凝粒過程から凝縮過程に変ることが原因であると結論できる。

論文

Phonon dispersion relations of body-centered cubic thallium and the bcc-to-hcp martensitic phase transformation

飯泉 仁

Journal of the Physical Society of Japan, 52(2), p.549 - 555, 1983/00

 被引用回数:22 パーセンタイル:81(Physics, Multidisciplinary)

中性子散乱により230$$^{circ}$$C以上に存在する体心立方晶のタリウムのフオノン分散関係を測定した。〔110〕方向に、偏り〔110〕で伝播するT$$_{1}$$モードフオノンのエネルギーが低いことが見出され、ゾーン境界フオノンと、体心立方から六方最密へのマルテンサイト変態とが密接な関係を持つことが指摘された。原子面間力の解析により、格子不安定性の起源を論じた。

論文

Incommensurate-commensurate phase transition in Rb$$_{2}$$ZnBr$$_{4}$$

飯泉 仁; 下司 和男

Journal of the Physical Society of Japan, 52(7), p.2526 - 2533, 1983/00

 被引用回数:42 パーセンタイル:89.22(Physics, Multidisciplinary)

ある種の誘電体で見られる不整合構造が、温度の下降に伴って、整合構造へ向って変化するとき、それは連続的に変化するのではなく、とびとびの整合構造を段階的にとりながら変化するのであるというDevils Staircase(悪魔の段階)仮説を検証する目的で、Rb$$_{2}$$ZnBr$$_{4}$$の詳細な中性子回折実験を行った。結果は不整合相の波数がとびとびの値をとることを示しているが、それらは互に共存しつつ、温度とともにその値そのもの、及び存在する割合を変えていくという、複雑な温度変化をし、理想的なDevils Staircaseにはほど遠いことがわかった。

論文

Mixed phonon mode in C$$_{2}$$$$_{4}$$Rb

舩橋 達; 近藤 保*; 飯泉 仁

Mater.Res.Soc.Symp.Proc., 20, p.307 - 310, 1983/00

第2ステージの黒鉛層間化合物C$$_{2}$$$$_{4}$$Rbについて、C方向の波動ベクトルのたて型格子振動が、ルビジウムのアインシュタイン型横振動と結合し、音響型分枝の分散関係に異常なふるまいが生じることを先に発見したが、これについて温度変化をくわしく測定した。今回の実験により、この異常なふるまいが、インターカレーションの積層秩序の消失する165K(Tu)より高温で消失することが明らかとなった。このことは、結晶内のルビジウム原子の位置の対称性に関連するものとして説明される。すなわち、Tu以上ではルビジウム原子が炭素網面の作るポテンシャルのほぼ対称な位置にあるのに対して、Tu以下ではそれからずれるために、たて波による層間の距離の変化がルビジウムの横振動と結合すると解釈される。

論文

Decomposition kinetics in iron-chromium alloys

片野 進; 飯泉 仁

Physica B; Condensed Matter, 120, p.392 - 396, 1983/00

Fe-Cr合金の相分離に運動学について、中性子小角散乱実験により広範に調べ、最近の理論や計算機シミュレーションの結果と比較した。その結果、相分離過程の本質的な点はこれらの理論的予言によって説明されるものの、実際は相分離過程がより複雑なふるまいをすることがわかった。

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