検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Genetic dissection of hormonal responses in the roots of arabidopsis grown under continuous mechanical impedance

岡本 崇*; 鶴見 誠二*; 柴崎 杏平*; 尾花 佳美*; 高地 博寛*; 大野 豊; Rahman, A.*

Plant Physiology, 146(4), p.1651 - 1662, 2008/04

 被引用回数:50 パーセンタイル:77.16(Plant Sciences)

機械的な刺激を与えるために透析膜でカバーした培地上で育成したシロイヌナズナの根は、エチレン反応に特徴的な形態を示した。この形態について詳しく調べたところ、エチレンの生産性ではなくエチレンの情報伝達がエチレン応答の増強に重要な役割を担っていることがわかった。さらに、エチレン反応の増加は、根におけるオーキシン応答にも影響を与えていることを明らかにした。以上の結果は、機械的刺激による根の生長変化におけるエチレンの役割について新たな知見を与えるものである。

口頭

恒常的な重力・物理的刺激はエチレン産生量よりもエチレン応答を向上させるArabidopsis thalianaを用いた新規アッセイ方法による検討

岡本 崇*; Rahman, A.*; 高地 博寛*; 大野 豊; 鶴見 誠二*

no journal, , 

植物が重力方向に沿って育っている状態(縦)と、常に障害物に遮られて重力刺激・物理的刺激を受けている状態(横)とでは植物の成長にどのような違いがあるか調べるために、3日間透析膜を敷いた寒天培地上で育てたArabidopsis thalianaの根の伸長を縦と横の間で比較したところ、横方向の場合に根の成長が縦に比べ約半分(0.57倍)となった。エチレン関連ミュータントを使用した実験の結果、エチレンシグナル系がかかわっていることが明らかとなった。これは、横方向の環境では、根の先端が常に重力と物理的刺激の影響を受けているためと考えられる。エチレン産生量を比較したところ縦と横の間で有意な差は見られなかったが、エチレン応答遺伝子ERF(Ethylene Responsive Factor)とBACH(Basic chitinase)のmRNAの発現量は、横方向で育成した場合、縦の状態に比べてそれぞれ5.2倍,2.7倍と上昇していることがリアルタイムPCRを用いて明らかとなった。植物生理学者は、植物の成長への化学物質の影響を見るためにしばしば濾紙上において根の伸長を観察するが、少なくともエチレン応答遺伝子が常に加算されていることに注意を払うべきかもしれない。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1