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口頭

日本海海況予測システム(JADE)の構築,4; 潮位データの同化

高山 勝巳*; 広瀬 直毅*; 川村 英之; 清水 大輔*; 渡邊 達郎*

no journal, , 

原子力機構では日本海における汚染物質等の移行挙動を再現・予測するために、日本海を対象とした海洋大循環モデルを開発している。これまでの研究により、日本沿岸の潮位計データを数値モデルに同化することで沿岸域の海況の再現性を高めることが確認された。本研究では、人工衛星海面高度計データ・現場水温塩分データ・潮位計データを数値モデルに同化する効果を定量的に解析した。その結果、これらのデータを同化することが、海況の再現性を高めるのに有効であることがわかった。

口頭

北海道西岸沖における1次元海洋生態系モデルの構築

高山 勝巳*; 渡邊 達郎*; 川村 英之; 田中 伊織*

no journal, , 

近年、海洋大循環モデルと低次生態系モデルを結合させて、海洋中の基礎生産量を見積もる研究が盛んに行われている。海洋中の基礎生産量を正確に見積もることは、水産資源の動向や汚染物質の挙動を数値モデルで再現・予測するうえでも非常に重要である。本研究では、3次元低次生態系モデルを構築する準備段階として、北海道西岸沖を対象海域とした鉛直1次元モデルを構築し、栄養塩や植物プランクトン濃度等の観測データとモデル結果を比較し、数値モデルの再現性を確認することを目的としている。本研究で使用した低次生態系モデルは、1-boxのNEMUROを鉛直1次元に拡張したものである。モデル結果は、春季と秋季に表層で植物プランクトン濃度が高くなるブルーミングと呼ばれる現象や夏季に亜表層で植物プランクトン濃度が極大になる現象等を現実的に再現していることが確認された。

口頭

One dimensional ecosystem model in the northern Japan Sea based on an operational ocean forecast system

渡邊 達郎*; 高山 勝巳*; 川村 英之; 田中 伊織*

no journal, , 

日本海北部における基礎生産の季節変動と鉛直分布を解明するために、日本海海況予報システムに基づいた一次元低次生態系モデルを開発した。低次生態系モデルには、データ同化を適用した海況予報システムの2003年から2008年の北海道西岸域における水温と鉛直拡散係数の計算結果の平均値を入力した。モデルの計算結果は、硝酸塩・植物プランクトン・動物プランクトンの季節変動と鉛直分布を現実的に再現していた。例えば、植物プランクトンの増殖が原因となる春季ブルーミングは、観測結果と同様に、海面から水深50 mの間で4月上旬に発生し、その時の植物プランクトン濃度は1.5$$times$$10$$^{-6}$$molN/lとなった。その後、水深40 m付近に濃度の極大が形成され、秋季までにその水深は深くなり、11月末には表層で弱い秋季ブルーミングが起こるという季節変動を示した。

口頭

Reproducibility of chlorophyll-a and nutrient variability in the Japan Sea by the three-dimensional ecosystem-circulation model

高山 勝巳*; 渡邊 達郎*; 川村 英之; 田中 伊織*

no journal, , 

本研究では、三次元低次生態系モデルを使用した数値実験を行い、日本海におけるクロロフィルaと栄養塩の時空間変動に関して解析を行った。低次生態系モデルは、月平均の短波放射データと海洋大循環モデルにより計算された日平均の水温・海流速・鉛直拡散係数データによって駆動される。モデル結果の検証を行うため、人工衛星SeaWiFSで観測された海面のクロロフィルa濃度データと日本海北部で観測されたクロロフィルa濃度データと栄養塩データを使用した。低次生態系モデルは、クロロフィルaと栄養塩の季節変動を定量的に再現していることが確認された。モデル結果と人工衛星で観測されたクロロフィルa濃度の相関係数とRMSの日本海全域における平均値は、それぞれ0.455と1.468mg/m$$^{3}$$となった。

口頭

日本海3次元生態系モデルにおけるクロロフィルa濃度の再現性について

高山 勝巳*; 渡邊 達郎*; 川村 英之

no journal, , 

本研究では、三次元低次生態系モデルを使用して、クロロフィルa濃度の再現性に関して解析を行った。低次生態系モデルは、海洋大循環モデルで計算された日平均の水温・海流速・鉛直拡散係数、月平均の日射量で駆動され、対馬海峡付近ではクロロフィルa・硝酸塩・ケイ酸塩濃度の月平均データを側面境界条件としている。モデルの検証に使用したデータは、人工衛星MODIS/AQUAで観測された海面のクロロフィルa濃度と気象庁の越前岬沖線(PM線)の標準層で測られたクロロフィルa濃度である。モデル結果と人工衛星で観測されたクロロフィルa濃度の相関は、日本海全域で0.403となり、日本海南西部では相関が低かった。PM線で測られた観測データと比較した結果、低次生態系モデルはクロロフィルa濃度の季節変動だけでなく、2003年から2007年における経年変動を定性的に再現していることが確認された。

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