検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 14 件中 1件目~14件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Large trigonal-field effect on spin-orbit coupled states in a pyrochlore iridate

植松 大介*; 佐賀山 基*; 有馬 孝尚*; 石川 洵*; 中辻 知*; 高木 英典*; 吉田 雅洋*; 水木 純一郎; 石井 賢司

Physical Review B, 92(9), p.094405_1 - 094405_6, 2015/09

 被引用回数:22 パーセンタイル:66.77(Materials Science, Multidisciplinary)

The half-filled topmost valence band of Ir$$^{4+}$$ in several iridates such as Sr$$_2$$IrO$$_4$$, IrO$$_2$$, and CaIrO$$_3$$ has been proposed to originate mainly from the spin-orbit coupled $$J_{rm eff}=1/2$$ states. In pyrochlore iridates $$R_2$$Ir$$_2$$O$$_7$$ ($$R$$: rare earth), some exotic electronic states are theoretically proposed by assuming $$J_{rm eff}=1/2$$ states. However, the octahedral coordination around Ir is trigonally distorted, which may affect the energy level scheme of Ir $$5d$$ states. Here, we report spectra of resonant elastic and inelastic X-ray scattering in Eu$$_2$$Ir$$_2$$O$$_7$$ at the Ir $$L$$ edges. A large suppression of the magnetic scattering signal at the Ir $$L_{rm II}$$ edge supports the $$J_{rm eff}=1/2$$ picture rather than the $$S=1/2$$ one. The inelastic scattering spectrum indicates that the magnitude of the trigonal field on the Ir$$^{4+}$$ states is evaluated to be comparable to the spin-orbit interaction. The energy diagram of the $$5d$$ state is proposed based on the simple cluster model.

論文

Spin-orbit coupling induced semi-metallic state in the 1/3 hole-doped hyper-kagome Na$$_3$$Ir$$_3$$O$$_8$$

高山 知弘*; Yaresko, A.*; 松本 章代*; Nuss, J.*; 石井 賢司; 吉田 雅洋*; 水木 純一郎; 高木 英典*

Scientific Reports (Internet), 4, p.6818_1 - 6818_6, 2014/10

 被引用回数:31 パーセンタイル:81.59(Multidisciplinary Sciences)

The complex iridium oxide Na$$_3$$Ir$$_3$$O$$_8$$ with a B-site ordered spinel structure was synthesized in single crystalline form, where the chiral hyper-kagome lattice of Irions, as observed in the spin-liquid candidate Na$$_4$$Ir$$_3$$O$$_8$$, was identified. The average valence of Ir is 4.33+ and, therefore, Na$$_3$$Ir$$_3$$O$$_8$$ can be viewed as a doped analogue of the hyper-kagome spin liquid with Ir$$^{4+}$$. The transport measurements, combined with the electronic structure calculations, indicate that the ground state of Na$$_3$$Ir$$_3$$O$$_8$$ is a low carrier density semi-metal. We argue that the semi-metallic state is produced by a competition of the molecular orbital splitting of $$t_{2g}$$ orbitals on Ir$$_3$$ triangles with strong spin-orbit coupling inherent to heavy Ir ions.

論文

Verification and validation procedures of calculation codes for determining corrosive conditions in the BWR primary cooling system based on water radiolysis and mixed potential models

内田 俊介*; 和田 陽一*; 山本 誠二*; 高木 純一*; 久宗 健志*

Journal of Nuclear Science and Technology, 51(1), p.24 - 36, 2014/01

 被引用回数:9 パーセンタイル:57.19(Nuclear Science & Technology)

BWR一次冷却系の腐食環境は、腐食電位を指標として評価される。実機では腐食電位は限られた箇所でしか測定できない。一次冷却系のあらゆる点での腐食電位を求めるためには、腐食性放射線分解生成種の濃度を求めるラジオリシスコードと求められた濃度を用いた腐食電位評価コードを結合させて計算する必要がある。日本機械学会の規格では、腐食電位の低減によるSCC亀裂進展速度の緩和が定量的に規定されているが、腐食電位緩和の評価法については認知されるには至っていない。本論文では、VV法に基づく、腐食環境評価算コードの標準化手法について記述するものである。標準コードとして採用されるすべての計算コードは数式の正確さを検証するとともに、実機プラントの評価における精度と適用の妥当性を確認することが必要である。正確さの検証のためのベンチマーク計算を提案するとともに、プラントでの測定値と計算値の比較により妥当性を確認する手法を提示する。

論文

Momentum-resolved electronic excitations in the Mott insulator Sr$$_2$$IrO$$_4$$ studied by resonant inelastic X-ray scattering

石井 賢司; Jarrige, I.; 吉田 雅洋; 池内 和彦*; 水木 純一郎; 大橋 啓*; 高山 知弘*; 松野 丈夫*; 高木 英典*

Physical Review B, 83(11), p.115121_1 - 115121_5, 2011/03

 被引用回数:71 パーセンタイル:90.97(Materials Science, Multidisciplinary)

We report an Ir $$L_3$$-edge resonant inelastic X-ray scattering (RIXS) measurement of the low-lying electronic excitations in Sr$$_2$$IrO$$_4$$ over the complete Brillouin zone of the IrO$$_2$$ plane. A remarkably strong inelastic signal which exceeds the elastic scattering in intensity is observed. Peaks observed at 0.5, 3.2, and 6.0 eV are respectively ascribed to an interband transition across the Mott gap and charge-transfer excitations from the O $$2p$$ band to the Ir $$5d$$ bands. The dispersion of the Mott gap excitation is found to be particularly weak. This is interpreted as a signature of the narrow $$5d$$ bands of the novel Mott insulating state of Sr$$_2$$IrO$$_4$$ induced by the strong spin-orbit interaction.

論文

Anomalous metallic state in the vicinity of metal to valence-bond solid insulator transition in LiVS$$_{2}$$

片山 尚幸*; 内田 正哉*; 橋爪 大輔*; 新高 誠司*; 松野 丈夫*; 松村 大樹; 西畑 保雄; 水木 純一郎; 竹下 直*; Gauzzi, A.*; et al.

Physical Review Letters, 103(14), p.146405_1 - 146405_4, 2009/10

 被引用回数:59 パーセンタイル:88.48(Physics, Multidisciplinary)

三角格子を持ち、価電子結合固体状態を持つことで知られるLiVS$$_{2}$$とLiVSe$$_{2}$$について研究を行った。金属と強相関系絶縁体の境目にあるLiVS$$_{2}$$は、金属から価電子結合固体絶縁体への転移を305Kにて示した。金属-絶縁体転移の近傍で価電子結合固体状態が観測されたことは、価電子結合固体状態を考える際の電子の遍歴性の重要さを示している。高温金属層に見られる擬ギャップ状態についても議論を行った。また、LiVSe$$_{2}$$は2Kまで金属状態であった。

論文

Local structure anomaly around Ge dopants in Mn$$_{3}$$Cu$$_{0.7}$$Ge$$_{0.3}$$N with negative thermal expansion

松野 丈夫*; 竹中 康司*; 高木 英典*; 松村 大樹; 西畑 保雄; 水木 純一郎

Applied Physics Letters, 94(18), p.181904_1 - 181904_3, 2009/05

 被引用回数:45 パーセンタイル:82.5(Physics, Applied)

負の熱膨張材料であるMn$$_{3}$$Cu$$_{0.7}$$Ge$$_{0.3}$$Nに対してX線吸収分光を使用してCuとGe近傍の局所構造をそれぞれ探った。原子間距離の温度依存性から、Ge-Mn, Cu-Mnそれぞれの結合とも負の熱膨張に寄与していることがわかったが、Ge-Mnの方がより顕著であることが示された。また、Ge-MnにおいてはDebye-Waller因子の負の熱膨張領域での異常増大が観測され、Ge近傍に大きな局所歪が生成していることがわかった。これら結果は、Ge近傍における不均一な歪が負の熱膨張領域の増大と強く関係していることを示している。

論文

X-ray diffraction analysis of molten potassium bromide

大野 英雄; 古川 和男; 高木 隆三*; 五十嵐 一男*; 持永 純一*

J.Chem.Soc.,Faraday Trans.,1, 79, p.463 - 471, 1983/00

溶融塩の物性データ予測法を確立するには、その構造論的知見が必要である。本研究ではX線回折および計算機実験(molecular dynamics法-shell model)を行い、溶融KBrの構造を解析した。これらの結果は、ペアポテンシャルを用いた計算機実験は理論的にも不完全であるとの我々の主張(可変形イオン模型-deformable ion model)を裏付けるものであった。

論文

PbO-SiO$$_{2}$$系ガラスおよび融体のX線構造解析

大野 英雄; 五十嵐 一男*; 高木 喜樹*; 虎渓 久良*; 古川 和男; 持永 純一*

日本金属学会誌, 47(2), p.132 - 141, 1983/00

PbO-SiO$$_{2}$$系は高濃度PbO(約90wt.%)組成までガラス状態が安定に存在する興味ある物質である。本稿では同一ロットから作成した試料を用い、ガラス状態および溶融状態のX線解析を行い、両者における構造の差異およびPbO量の変化に伴うガラス構造の変化について考察した。ガラス構造においては、Pb-O結合はPbO濃度の高い領域では共有性が強いが、SiO$$_{2}$$濃度を増加するにつれイオン性が増加する。溶融状態においてはPb-O共有結合による三次元的に拡がった綱目構造はかなり切断され、Pb原子はPb$$^{2}$$$$^{+}$$イオンとなり自由に動きやすくなる確率がガラス状態よりも増加すると考えられる。これらの結果はPbO-B$$_{2}$$O$$_{3}$$系の結果と一致している。

口頭

照射損傷を形成したタングステンの重水素蓄積

福本 正勝*; 山脇 章史*; 曽我 之秦*; 大塚 裕介*; 上田 良夫*; 谷口 正樹; 井上 多加志; 坂本 慶司; 柳生 純一; 新井 貴; et al.

no journal, , 

将来のDT核融合炉では、プラズマ対向材料としてタングステンの使用が計画されている。このタングステンには、DT反応で発生する14MeVの高速中性子により照射損傷が形成されるが、照射損傷によるトリチウム蓄積増加が懸念されている。したがって、トリチウム蓄積の照射損傷依存性の評価は重要である。本研究では、300keVの水素負イオンビームを用いて最大$$sim$$4.8dpaの照射損傷を形成したタングステンに、1keVの重水素イオンを注入した。その後、SIMSとNRAを用いて重水素の深さ分布を調べた。その結果、試料の表面付近では、重水素密度は5.0$$times$$10$$^{23}$$D+/m$$^{2}$$以下のフルエンスで飽和することがわかった。このときの重水素密度は$$sim$$0.9$$times$$10$$^{27}$$D/m$$^{3}$$であった。深さ1$$mu$$m付近では、フルエンスの増加とともに重水素密度が増加した。しかし、8.0$$times$$10$$^{24}$$D+/m$$^{2}$$のフルエンスでも重水素密度は飽和しなかった。TDS測定によると、トラップサイトが飽和しうる軽水素が残留しており、この深さではトラップサイトが軽水素で満たされている可能性がある。

口頭

照射損傷を形成したタングステンの重水素蓄積

福本 正勝*; 山脇 章史*; 大塚 裕介*; 上田 良夫*; 谷口 正樹; 井上 多加志; 坂本 慶司; 柳生 純一; 新井 貴; 高木 郁二*; et al.

no journal, , 

DT核融合炉壁のアーマー材として、タングステンの使用が検討されているが、中性子によるタングステン中の照射損傷へのトリチウムの蓄積増加が懸念されている。本研究では、高エネルギーイオンを用いてタングステンに照射損傷を形成した後、低エネルギー重水素イオンを照射し、タングステンに蓄積する重水素の量を詳細に調べた。その結果、照射済み材料では未照射材料に比べて重水素蓄積量が最大で6倍となった。

口頭

共鳴非弾性X線散乱によるSr$$_2$$IrO$$_4$$の電子励起

石井 賢司; Jarrige, I.; 吉田 雅洋; 池内 和彦*; 水木 純一郎; 大橋 啓*; 高山 知弘*; 松野 丈夫*; 高木 英典*

no journal, , 

近年、$$5d$$遷移金属を含んだ化合物において、強いスピン軌道相互作用に由来した特異な電子状態に注目が集まっている。その典型物質であるイリジウム酸化物Sr$$_2$$IrO$$_4$$は、スピン軌道相互作用と電子相関の効果によってギャップが開いたモット絶縁体であると考えられており、その電子状態をさまざまな分光法で検証することは重要である。われわれは、放射光X線を用いた電子励起の観測手法である共鳴非弾性X線散乱(Resonant Inelastic X-ray Scattering: RIXS)をこの系に適用し、Irの$$L_3$$吸収端での実験を行った。$$2p_{3/2}$$から$$5d$$軌道への遷移に対応する$$L_3$$吸収端の波長は約1${AA}$であり、励起の運動量依存性が観測可能である。まずは、1eV程度の比較的低いエネルギー分解能で、モットギャップを越える励起の分散関係を調べることを目的とした測定を行った。$$5d$$遷移金属の$$L$$吸収端を利用したRIXSの研究は、これまでにPt触媒に関する一報があるのみであり、本研究には分光学的な進展としての意義もある。

口頭

低エネルギー電子励起観測に向けた共鳴非弾性X線散乱分光器の高度化

石井 賢司; Jarrige, I.; 吉田 雅洋; 水木 純一郎; 豊川 秀訓*; Casa, D.*; 高木 英典*

no journal, , 

SPring-8などの第三世代放射光光源の発展に伴い、硬X線を用いた共鳴非弾性X線散乱法によってフェルミエネルギー近傍の電子励起を観測することが可能となってきた。この手法は、励起の運動量依存性が観測できるという従来の光学測定にはない特長を有しており、電荷励起に加えて、最近ではスピンや軌道の励起も観測されていることから、強相関電子系などの研究において今後の発展が期待できる。しかしながら、物性とより密接に関係した低エネルギーにある電子励起を観測するには現時点でのエネルギー分解能では不十分であり、改善の努力が続けられている。その際、散乱強度がエネルギー分解能の向上に比例して低下することになるので、実験効率を極力落とさないようにすることも不可欠である。本発表では、SPring-8のBL11XUに設置した共鳴非弾性X線散乱分光器で行った低エネルギー電子励起観測に向けての高度化についての報告を行う。

口頭

Sr$$_2$$IrO$$_4$$およびSr$$_3$$Ir$$_2$$O$$_7$$における磁気励起とその温度依存性

石井 賢司; Jarrige, I.*; 吉田 雅洋*; 水木 純一郎; 松本 章代*; 加藤 晃彦*; 高山 知弘*; 高木 英典*

no journal, , 

イリジウムなど$$5d$$遷移金属の酸化物は、これまで数多くの研究がなされた$$3d$$遷移金属酸化物と比べ、電子相関効果が弱い、強いスピン・軌道相互作用が強いなどの特徴を持っており、新たな電子物性研究の舞台として注目されている。$$5d$$遷移金属酸化物の中には磁気秩序を示すものも存在し、磁性の面でもこれらの特徴が現れると予想される。その研究手法として、10keV (波長1$AA)$程度にある$$5d$$遷移金属の$$L$$吸収端を利用した共鳴X線散乱は極めて有効である。近年の技術向上により、共鳴非弾性X線散乱(RIXS)による磁気励起も観測されるようになってきている。SPring-8のBL11XUでもそのための装置整備を行うことで実験が可能となった。本講演では、反強磁性イリジウム酸化物の典型物質であるSr$$_2$$IrO$$_4$$、Sr$$_3$$Ir$$_2$$O$$_7$$について、Irの$$L_3$$吸収端を利用したRIXSの実験結果について報告する。

口頭

共鳴非弾性X線散乱によるイリジウム酸化物の磁気励起観測とその温度依存性

石井 賢司; Jarrige, I.*; 吉田 雅洋*; 水木 純一郎; 松本 章代*; 加藤 晃彦*; 高山 知弘*; 高木 英典*

no journal, , 

イリジウムなど5d遷移金属の酸化物は、これまで数多くの研究がなされた3d遷移金属酸化物と比べ、電子相関効果が弱い、強いスピン・軌道相互作用が強いなどの特徴を持っており、新たな電子物性研究の舞台として注目されている。5d遷移金属酸化物の中には磁気秩序を示すものも存在し、磁性の面でもこれらの特徴が現れると予想される。その研究手法として、10keV(波長1${AA}$)程度にある5d遷移金属のL吸収端を利用した共鳴X線散乱は極めて有効である。近年の技術向上により、共鳴非弾性X線散乱(RIXS)による磁気励起も観測されるようになってきている。SPring-8のBL11XUでもそのための装置整備を行うことで実験が可能となった。本講演では、反強磁性イリジウム酸化物の典型物質であるSr$$_2$$IrO$$_4$$, Sr$$_3$$Ir$$_2$$O$$_7$$について、IrのL$$_3$$吸収端を利用したRIXSの実験結果について報告する。

14 件中 1件目~14件目を表示
  • 1