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高橋 凌平*; 平山 朋子*; 田村 和志*; 佐藤 信浩*; 杉山 正明*; 大場 洋次郎
no journal, ,
粘度指数向上剤は、潤滑油における粘度指数の温度特性を改善するために用いられる添加剤であり、潤滑油の実用化において重要な役割を果たす。これまで、この温度特性の改善は粘度指数向上剤の分子構造の温度変化によるものと考えられてきたが、分子構造を実験的に観測した研究は少なく、その詳細は分かっていなかった。そこで本研究では、X線小角散乱法と動的光散乱法を用いて粘度指数向上剤の構造を測定した。その結果、潤滑油中における粘度指数向上剤の構造の温度変化を捉えることに成功した。
高橋 凌平*; 平山 朋子*; 佐藤 信浩*; 杉山 正明*; 高嶋 頼由*; 中野 妙子*; 田村 和志*; 大場 洋次郎
no journal, ,
粘度指数向上剤は、潤滑油に対する添加剤であり、温度上昇に伴う増粘効果が、ナノ構造の変化と密接に関係していると考えられている。そこで、X線小角散乱法により、スクワラン中の粘度指数向上剤の構造を調べた。その結果、温度の上昇に伴って、ポリアルキルメタクリレート(PMA)では全体が膨潤することがわかった。また、櫛形PMA(Comb)はミセル構造を形成し、コアのみが膨潤することで増粘効果をもたらすことが示唆された。