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論文

Crystal and magnetic structures and their temperature dependence of Co$$_{2}$$Z-type hexaferrite (Ba, Sr)$$_{3}$$Co$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$ by high-temperature neutron diffraction

高田 幸生*; 中川 貴*; 徳永 仁寿*; 福田 泰成*; 田中 貴佳*; 山本 孝夫*; 橘 武司*; 川野 眞治*; 石井 慶信; 井川 直樹

Journal of Applied Physics, 100(4), p.043904_1 - 043904_7, 2006/08

 被引用回数:71 パーセンタイル:89.24(Physics, Applied)

Co$$_{2}$$Z型六方晶フェライト(Ba, Sr)$$_{3}$$Co$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$の高温中性子粉末回折を行い、回折パターンのRietveld解析から結晶構造及び磁気構造の温度依存性を調べた。Ba$$_{3}$$Co$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$及びBa$$_{1.5}$$Sr$$_{1.5}$$Co$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$では、磁気モーメントが523-573Kにおいてc面方向からc軸方向へと変化することがわかった。また、Sr$$_{3}$$Co$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$ではその磁化容易方向の変化温度が50K低下することを見いだした。

論文

Temperature dependence of magnetic moment orientation in Co$$_{2}$$Z-type hexaferrite estimated by high-temperature neutron diffraction

高田 幸生*; 中川 貴*; 福田 泰成*; 徳永 仁寿*; 山本 孝夫*; 橘 武司*; 川野 眞治*; 井川 直樹; 石井 慶信

Japanese Journal of Applied Physics, 44(5A), p.3151 - 3156, 2005/05

 被引用回数:3 パーセンタイル:13.7(Physics, Applied)

Co$$_{2}$$Z型六方晶フェライト、Ba$$_{3}$$Co$$_{1.8}$$Fe$$_{24.2}$$O$$_{41}$$の透磁率の温度変化を測定した結果、540Kと680Kに磁気低下が観察された。原研・JRR-3に設置した高分解能中性子粉末回折装置(HRPD)を用いた高温中性子回折実験を行い、さらにRietveld解析した結果、523$$sim$$573Kで磁気構造が変化し、磁気容易方向がc面方向からc軸方向へ変化していることがわかった。この変化はコバルトの磁気構造に対する寄与の消失によるものであることを明らかにした。

口頭

電磁波吸収体としての(Ba$$_{x}$$Sr$$_{1-x}$$)$$_{3}$$Co$$_{2}$$Z型フェライトの磁気特性評価

中川 貴*; 多田 大*; 阿部 正紀*; 高田 幸生*; 山本 孝夫*; 石井 慶信; 井川 直樹

no journal, , 

Ba$$_{3}$$Co$$_{2}$$Z型フェライトの透磁率の向上や限界周波数の制御を目的として、Z型フェライト中の非磁性原子の置換の透磁率に及ぼす影響を、高温中性子回折法、回転磁場配向法などで評価した。中性子回折のRietveld解析結果から、Ba$$_{3}$$Me$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$フェライトのMeがCoの場合のみc面が磁化容易面となり、それ以外の遷移金属ではc軸が磁化容易軸となる。磁場配向させた試料の回転磁界に平行方向に磁場をかけた場合は、飽和磁化値はほとんど変わらないがSr$$_{3}$$Co$$_{2}$$Z型フェライトのc面内の異方性磁界は他の試料に比べてかなり大きいことがわかった。この結果は中性子回折より求めた磁気モーメントの傾きからうまく説明できた。

口頭

J-PARCの新材料解析装置の概念設計

Harjo, S.; 盛合 敦; 白木原 香織; 鈴谷 賢太郎; 鈴木 裕士; 高田 慎一; 森井 幸生; 新井 正敏; 友田 陽*; 秋田 貢一*; et al.

no journal, , 

J-PARCのMLFにおいて、材料科学や工学に関する、応力・ひずみ及び結晶学的な構造などを含めたさまざまな問題を解決するために、原子力機構が主体となって工学応用回折装置である新材料解析装置の建設・整備を進めている。本装置はデカップル・ポイゾンH$$_{2}$$モデレータをのぞみ、適用波長範囲では良い対称性と狭い幅の回折プロファイルを実現する中性子を利用する。本装置のL1及びL2はそれぞれ40m及び2.0mで、主検出器を90deg散乱角に設置する。長いフライトパスによるビーム損失と速中性子や$$gamma$$線からのバックグラウンドを低減させるために、湾曲中性子ガイド管を上流部に取り入れ、下流部に上下エリプティカル・テパードの直導管を取り入れる。本装置の最適化はモンテカルロシミュレーションMcStasを用いて行い、5.0mm以下のゲージ幅の試料に対して、0.2%以下の分解能を確保できる。本装置は応力・ひずみ測定だけでなく、微小領域の粉末回折実験や製造プロセスでの回折実験にも適用することが十分に可能である。本装置の測定効率はRESAに比べて1-2桁程度と予想され、SNS-VULCANと十分競争することができる。

口頭

Engineering materials diffractometer at J-PARC

Harjo, S.; 盛合 敦; 鈴谷 賢太郎; 高田 慎一; 白木原 香織*; 森井 幸生; 新井 正敏; 友田 陽*; 秋田 貢一

no journal, , 

原子力機構が主体となって、J-PARCプロジェクトにおける産業利用を促進するための装置である工学材料回折装置TAKUMIの建設・整備を進めている。本装置は次のような特徴を持っている。その場測定に期待できる短い測定時間を実現するための高強度,応力やマイクロひずみの正確な測定を実現するための高分解能,工学材料中の異方性的な変形挙動や集合組織等を解析するために十分な波長バンド幅を有する。本装置はデカップル・ポイゾンH$$_{2}$$モデレータをのぞみ、L1及びL2はそれぞれ40m及び2.0mである。主検出器は90deg散乱角に設置する。モデレータから試料までに、湾曲中性子ガイド管を上流部に取り入れ、下流部に上下エリプティカル・テパードの直導管を取り入れる。モンテカルロシミュレーションを用いて、本装置の最高分解能が0.15%であることを確認した。本装置は、25Hzディスクチョッパー運転では3.51${AA}$の有効波長ハンド幅を実現し、鉄鋼材料の場合最も小さい指数を含めて15個の反射ピークが同時に得られる。

口頭

Co$$_{2}$$Z型フェライトの磁気構造と透磁率

中川 貴*; 多田 大*; 阿部 正紀*; 高田 幸生*; 徳永 仁寿*; 山本 孝夫*; 石井 慶信*; 井川 直樹; 橘 武司*

no journal, , 

Co$$_{2}$$Z型フェライトBa$$_{3}$$Co$$_{2}$$Fe$$_{24}$$O$$_{41}$$は850MHz近傍での電磁波吸収材料として期待されている。本研究では、透磁率の向上や限界周波数の制御を目的として、Co$$_{2}$$Z型フェライト中のCoのFeへの変換や、BaのSrへの変換を試み、その透磁率を測定し、これら置換が透磁率に与える磁気構造の影響を高温粉末中性子回折法によって評価した。BaをSrに置換していくと限界周波数を高温周波数側にシフトすること、また、Coの入り得るサイトが増えるができることがわかった。また、CoをFeに置換することで透磁率が向上した。結晶中の磁気モーメントの傾きがc面に近いほど回転磁気配向の効果が大きくなることが明らかになり、高透磁率材料を合成するためには、無配向試料の透磁率が高いことに加えて、磁気モーメントがc面に完全に横たわっていることが重要な要素である。

口頭

J-PARCの工学材料回折装置「匠」

Harjo, S.; 盛合 敦; 鈴谷 賢太郎; 相澤 一也; 中井 徹志*; 白木原 香織*; 高田 慎一; 森井 幸生; 新井 正敏; 友田 陽*; et al.

no journal, , 

J-PARCにおいて、物体内のひずみ又は応力の評価,変形及び熱的なプロセス中の構造変化の評価,製造過程及び使用中のその場測定や集合組織解析等のような材料工学分野の研究や産業利用を推進するため、原子力機構では、工学材料回折装置「匠」を整備している。匠は測定精度(分解能)に関しては同種の装置の中で一番優れており、測定効率に関してはSNS-VULCANと同程度である。匠はMLF/J-PARCのday one装置の一台であり、平成18年度から3年間の予算で建設が行われている。現在、建設中段にあり、匠用の増築建屋がほぼ完成しており、11月中旬に仮竣工予定である。ビームライン遮蔽体の一部はMLF第2実験ホール内に既に据付されており、増築建屋の仮竣工後に、残りのビームライン遮蔽体,分光器遮蔽体,主実験機器の試料テーブル,検出器やガイド管などの据付が予定されている。われわれは、匠の第一期構成機器の据付やソフトウェアプロトタイプのインストールを平成20年4月中までに完了し、平成20年5月のファーストビームに時期をあわせてコミッショニングがスタートできることを目指す。本発表では匠の設計性能,建設状況及びソフトウェア概念について報告する。

口頭

道路塵埃のトレーサー物質を用いた蓬莱ダム堆積物中放射性セシウムの起源解析

Saha, M.*; 村上 道夫*; 吉村 和也; 山下 麗*; 末木 啓介*; 鯉渕 幸生*; 高田 秀重*; 恩田 裕一*

no journal, , 

本研究では、阿武隈川水系蓬莱ダム堆積物中の放射性セシウムを対象に、道路塵埃のトレーサー物質を用いることで、起源解析を行った。まず、重金属類とベンゾチアゾール類を対象に、道路塵埃のトレーサー物質としての有用性を検討した。次に、これらのトレーサー物質を用いることで、蓬莱ダム堆積物中の放射性セシウムの起源を明らかにした。

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