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報告書

ナトリウムサンプラー中の放射性核種の拳動

鈴木 実*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 85-60, 126 Pages, 1985/03

PNC-TN941-85-60.pdf:5.56MB

高速実験炉「常陽」の一次系ナトリウムを採取し,そのサンプラー中の放射性核種の挙動を調べ,放射性核種分析のための知見を得た。対象としたサンプラーは,一次系ナトリウムの循環系に純度管理を目的として設置されている。フロースルー型サンプラーおよび,原子炉炉心より採取するために製作された,ディップチュープ型サンプラーである。主な知見は,次のとおりである。(1)ナトリウム22および銀110mは,サンプラー長手方向ナトリウム中に,均一に分布している。しかし,銀110mの数%は、サンプリンク管内壁中に浸透している。(2)マンガン54,コバルト58,コバルト60,亜鉛65およびアンチモン124,またまれにクロム51および鉄59がサンプリング管内壁に見い出された。これらは,ナトリウム中に存在していたものが,ナトリウムの流通中および,流通停止後ナトリウムの固化する過程において,大部分サンプリング管内壁へ移行し,沈着および浸透することがわかった。(3)コバルト58およびコバルト60は,ナトリウム流通時間に比例してサンプリング管内壁への沈着量が増加する傾向にある。(4)サンプリング管内壁中浸透深さは,マンガン54,コバルト58,コバルト60および銀110mが10$$sim$$20$$mu$$m,亜鉛65,アンチモン124,クロム51および鉄59が数$$mu$$m以内であることがわかった。以上の知見より,サンプラー内の放射性核種の分析・測定は,ナトリウム22および銀110mに関しては,既存の一次および二次サンプリング方法を用いて分析できることがわかった。しかしながら,他の核種については,採取したナトリウム全量中に含まれるキューリー数とサンプリング管全内壁に沈着していたキューリー数を加え,採取した全ナトリウム量から各核種毎に濃度を算出する必要がある。また,フロースルー法の場合は,ナトリウムの流通時間を極短時間とすることが必要条件であることがわかった。今後は,サンプリングによる放射性核種の分析に対しては,それに適したサンプリング方法に改良することが必要である。

論文

高温ナトリウム中におけるオーステナイト・ステンレス鋼の腐食速度評価式

丸山 昭; 野村 茂雄; 河井 雅史; 高荷 智; 太田 芳雄; 厚母 栄夫

日本原子力学会誌, 26(4), p.327 - 338, 1984/04

 被引用回数:5 パーセンタイル:51.32(Nuclear Science & Technology)

オーステナイト・ステンレス鋼構造材料SUS304,316,321の国産材料に関しては、高速実験炉「常陽」及び高速原型炉「もんじゅ」のNa条件を模擬したNa試験装置に長時間浸積し、各材料の腐食・質量移行及び機械的性質に関するデータの蓄積を行い、これらのデータを評価して実験炉の運転・保守ならびに原型炉の設計に反映させてきた。本報では、このうちNa冷却系機器、配管材の設計くされ代決定の際に必要とされる。オーステナイト・ステンレス鋼構造材料の腐食速度評価式と、式を導くにあたって基礎となる各実験データの検討結果とについて述べる。

報告書

熱電対応答特性試験(II) : 「常陽」および「もんじゅ」燃料集合体出口温度計(ウエル型熱電対)の時定数測定ならびに解析評価

中本 香一郎*; 森本 茂*; 大山 信美*; 高荷 智*

PNC TN941 82-168, 64 Pages, 1982/09

PNC-TN941-82-168.pdf:1.89MB

LMFBR燃料集合体出口温度計の応答特性を確認しておくことは炉心監視やプラント運転制御,炉内構造物への熱衝撃評価等を行なうために重要である。「常陽」および「もんじゅ」の燃料集合体出口温度計として用いられる熱電対は原子炉一次系圧力バウンダリ形成とシース熱電対の保護ならびに交換の容易性のためにウエル(保護管)の中に入れて使用される。このウエル型熱電対の応答特性はウエル形状・寸法ならびにウエルとシース熱電対の間のギャップ寸法やギャップに充填される媒質等によって影響されるため,実機と同一条件下で応答特性を評価した。「常陽」および「もんじゅ」燃料集合体出口ウエル型熱電対(それぞれJSA,MSA)の材質・形状・寸法を忠実に模擬し,ナトリウム中でステップ応答法にて時定数(1次遅れおよび2次遅れ)を測定した。なお,オンライン・データ採取と時定数の算出のために小型計算機(MELCOM70)用プログラム(SOFT)を作成した。また,実験結果に一般性を持たせるために,一次元円筒モデルによる非定常熱伝導解析コード(REST)を作成した。計算結果からウエル型熱電対の応答性に寄与する因子を明らかにするとともに,応答性改善のためのウエル型熱電対の最適化についても検討した。

報告書

オンラインカバーガスモニターの確性試験(I) : 装置の製作および性能試験

飯島 稔*; 小林 孝良*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 82-92, 42 Pages, 1982/04

PNC-TN941-82-92.pdf:1.58MB

試作オンラインガスクロマトグラフの基礎試験結果に基づき改良型のオンラインカバーガス計測装置を設計,製作し,その作動試験,性能および耐久性について試験を実施した。主な結果は次の通りである。1)データータイプライター,X―Yプロッターおよび監視盤のデーター表示,警報発信等の諸機能は,設計仕様上の性能を十分満足しうることを確認した。2)合成標準ガスを用い45日間の連続計測を2回実施し,オンラインカバーガス計測装置のソフトウェア関係は,正確に動作することを確認した。3)相対感度較正法は,従来の絶対較正法と同等の検量線勾配が得られることがわかった。また,較正に要する時間および標準ガス試料調製に要する時間は絶対較正法と比べ,それぞれ1/4および1/6と大幅に短縮できた。4)本試験中に3件のトラブルが発生したが,いずれも初期的な単純故障で定期点検により回避できるものであった。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1982年2月分

桑名 宏一*; 鈴木 実*; 根本 清光*; 高荷 智*

PNC TN936 82-02, 18 Pages, 1982/03

PNC-TN936-82-02.pdf:0.4MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における2月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部二次系ナトリウム1試料,一次系カバーガス1試料,キャスクカーアルゴンガス1試料の分析を行なった。安全管理部,放射線管理課DCA炉内除湿水分,2試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室50MWSG試験装置のナトリウム5試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室材料試験ループIIのナトリウム1試料,セシウムトラップ試験ループのナトリウム2試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検,工事について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年1月分

鈴木 実*; 桑名 宏一*; 高荷 智*

PNC TN936 82-01, 13 Pages, 1982/02

PNC-TN936-82-01.pdf:0.26MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における1月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部二次系ナトリウム1試料,一次系カバーガス2試料,二次系カバーガス2試料,燃料交換機ホールドダウン軸付着物1試料の分析を行なった。高速増殖炉開発本部,燃料グループタグガスキャプセル100試料中85Kr,およびXe同位体の測定を行なった。安全管理部,廃棄物処理課フローキュレーター性能確認試験液2試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室炭素移行試験ループのナトリウム1試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年12月分

桑名 宏一*; 鈴木 実*; 高荷 智*

PNC TN936 81-12, 14 Pages, 1982/01

PNC-TN936-81-12.pdf:0.31MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における12月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,二次系ナトリウム2試料,一次系カバーガス1試料,二次系カバーガス2試料,センター孔プラグ付着物洗浄液1試料,銅中金属不純物1試料の分析を行なった。安全管理部,放射線管理課DCA排気中のトリチウム濃度測定2試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム1試料,腐食生成物捕集材開発試験ポットのナトリウム3試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年11月分

酒井 和子*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 飛田 和弘*; 根本 清光*; 高荷 智*

PNC TN936 81-11, 15 Pages, 1981/12

PNC-TN936-81-11.pdf:0.3MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における11月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部イ)アルゴンカバーガス一次系1試料,二次系2試料および遮蔽系窒素ガス3試料の分析を行なった。ロ)金属焼結フィルター付着物5試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム流動伝熱試験室熱放射ループのアルゴンカバーガス5試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

炭素分析装置操作法 : Leco IR-12型

寺沼 保*; 高荷 智*

PNC TN952 81-09, 57 Pages, 1981/11

PNC-TN952-81-09.pdf:2.67MB

目的炭素分析装置の取扱い資料 要旨Leco社製,IR―12型,炭素分析装置を使用するのにあたり必要な作動原理,機器の機能および操作法について述べる。 また,これまでに調べたデータについて述べ使用者の参考とするようにした。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年10月分

酒井 和子*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 飛田 和弘*; 根本 清光*; 高荷 智*

PNC TN936 81-10, 15 Pages, 1981/11

PNC-TN936-81-10.pdf:0.32MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における10月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部二次系ナトリウム1試料,廃ガスコンプレッサー付着物1試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室水素計較正用標準ガス3試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室炭素移行ループナトリウム1試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験ループのNaK捕獲フィルター20試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年9月分

酒井 和子*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 根本 清光*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-09, 16 Pages, 1981/10

PNC-TN936-81-09.pdf:0.34MB

本作業月報は、ナトリウム分析室における9月分の作業実績をまとめたものである。ナトリウム技術部、ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験ループNaK捕獲フィルター24試料の分析を行なった。ナトリウム技術部、ナトリウム技術開発室炭素移行ループのナトリウム2試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守、点検等について述べてある。

報告書

類似ウェアマークの生成試験; 「常陽」MK-I用燃料被覆管とワイヤの炉外ナトリウム中摩耗試験

加納 茂機; 中山 紘一; 小圷 亨; 森 寿夫*; 吉利 醇*; 高荷 智*

PNC TN941 81-183, 115 Pages, 1981/09

PNC-TN941-81-183.pdf:14.82MB

「常陽」MK―1炉心で照射された燃料集合体の燃料被履管と隣接するワイヤ間にウェアマークが観察され,この生成メカニズムの解明,生成条件の推定,ウェアマークの燃料被履管健全性に対する影響,ウェアマークの原因の解明とその対策に関する検討の必要性が生じた。このうち,ナトリウム技術開発室では「常陽」ウェアマークの再現をはかり,これによりウェアマークに特に影響を与えると予測される荷重条件の推定を行なうとともにウェアマークの進行性を把握するための炉外ナトリウム中モデル試験を実施した。コールドトラップ温度120$$^{circ}C$$および150$$^{circ}C$$で純度管理した550$$^{circ}C$$のナトリウム中で接触荷重を59$$sim$$885gと変えて,1Hzの摺動周波数で10$$times$$4,10$$times$$5,10$$times$$6摺動サイクルにて,燃料被夜管とワイヤを反復摺動した結果次の事がわかった。摩耗深さW/Dは荷重依存性を示し,高荷重ほど大きくなる。またW/Dは摺動サイクルの対数に依存する。摩耗の進行性(摩耗速度)は,摺動サイクルの増加とともに小さくなり,初期摩耗から定常摩耗に変遷する。定常摩耗における摩耗の進行は著しく小さい。得られたW/D値から。「常陽」炉内における荷重は250g以下と推定される。摺動表面の形態は高荷重ほどなめらかであった。また,摺動表面ではかたさの増加が観察されたが。元素変化,結晶形態の変化および疲労クラックは観察されなかった。燃料被夜管とワイヤ間の摺動抵抗は摺動とともに漸増し,5$$times$$10$$times$$5摺動サイクルあたりから一定する傾向を示す。この傾向はW/Dの摺動サイクルに対する関係とほぼ対応している。コールドトラップ温度120$$^{circ}C$$および150$$^{circ}C$$におけるW/Dおよび燃料被覆管とワイヤ間の摺動抵抗には著しい差はみられなく,コールドトラップ温度の影響は明白にはみられない。本試験結果をもちいて,「常陽」MK-1第6サイクルまでの摩耗の進行状況を推定したところ,第6サイクル後においても摩耗深さの進行は軽微であることがわかった。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年8月分

滑川 優; 桑名 宏一*; 鈴木 実*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-08, 14 Pages, 1981/09

PNC-TN936-81-08.pdf:0.28MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における8月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,二次系ナトリウム2試料,一次系カバーガス1試料,二次系カバーガス2試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室50MW蒸気発生器試験装置のナトリウム6試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室自己融着・摩耗試験ループのナトリウム3試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

NaK蒸留残渣中のナトリウム,カリウムの分析方法

水谷 友律*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 81-172, 30 Pages, 1981/08

PNC-TN941-81-172.pdf:4.04MB

NaK蒸留残査中の微量のナトリウムおよびカリウムの分析方法を確立することを目的として,無炎原子吸光法による測定条件の検討,蒸留残査溶解法の検討および共存物質の影響などにつき,試験を行った。主な結果は次の通りである。原子吸光装置によって試料溶液中のナトリウムおよびカリウムを測定する際の最適条件は,次の通りであった。1乾燥温度・時間ナトリウム;100$$^{circ}C$$,60sec,カリウム;l50$$^{circ}C$$,60sec 2灰化温度・時間ナトリウム;600$$^{circ}C$$,30sec,カリウム;500$$^{circ}C$$,30sec 3原子化温度・時間ナトリウム;2500$$^{circ}C$$,15sec,カリウム;2100$$^{circ}C$$,15sec NaK蒸留残査の溶解には,ナトリウムおよびカリウムの吸光度測定上干渉のない硝酸を使用するのが良法であることを確認した。これらの成分を高感度に,かつ安定して測定するには,試料溶液中の硝酸濃度を0.2$$sim$$0.5規定に調製する必要のあることがわかった。NaK蒸留残査を硝酸で溶解すると,蒸留用ルッポのニッケルが溶出し,試料溶液中に200$$sim$$300ppm共存するが,溶解ニッケルはナトリウムおよびカリウムの吸光度測定を妨害しないことを確認した。本法によるナトリウムおよびカリウムの測定下限は,試料溶液中で各々1.3$$times$$10$$times$$-2ppm,8$$times$$10'4ppmであった。ナトリウムおよびカリウムの測定精度は,各々濃度が01ppm$$sim$$0.02ppmのとき,4%であった。以上の結果から,本分析法によってNaK中の酸素0.05ppmを測定可能であることがわかった。本分析法はNaK中の酸素純度管理に応用出来る。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年7月分

桑名 宏一*; 滑川 優; 鈴木 稔*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-07, 16 Pages, 1981/08

PNC-TN936-81-07.pdf:0.4MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における7月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,二次系ナトリウム2試料,一次系カバーガス2試料,二次系カバーガス4試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室FHMループのカバーガス5試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム5試料およびアルコール洗浄液12試料,純度管理試験ループの標準ガス1試料の分析を行った。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年6月分

飛田 和弘*; 寺沼 保*; 畝本 敏行*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-06, 22 Pages, 1981/07

PNC-TN936-81-06.pdf:0.55MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における6月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部二次系カバーガス2試料の分析を行なった。燃料材料試験部,照射燃料集合体試験室燃料ピン内ガス2試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム2試料およびアルコール洗浄液6試料,ならびに炭素移行試験ループのナトリウム1試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験装置のNaK捕獲フィルター6試料,総合断熱試験装置のカバーガス5試料,「もんじゅ」燃料出入機試験装置のカバーガス2試料および「常陽」二次冷却系機器耐久試験装置のナトリウム1試料の分析を行なった。その他分析機器等の保守,点検などについて述べてある。

報告書

直管の熱ラチエット解析およびメカニカルラチエット解析

古橋 一郎*; 植田 正弘*; 吉利 醇*; 高荷 智*

PNC TN941 81-128, 240 Pages, 1981/06

PNC-TN941-81-128.pdf:11.71MB

有限要素法(FEM)による直管の熱ラチェット解析およびメカニカルラチェット解析を実施し,以下の項目がラチェット開始条件およびラチェット歪に及ぼす影響について検討した。1.一次荷重の種類(軸荷重または内圧)。2.くり返し二次荷重の種類(半径方向温度分布による熱荷重または歪制御型の機械荷重)。3.半径方向温度分布の種類(直線,放物線,実際の温度分布)。4.熱荷重の種類(片振り熱荷重または両振り熱荷重)。5.物理定数の温度依存性(温度に依存せず一定の場合,または温度に依存して変化する場合)。6.加工硬化(加工硬化なし,加工硬化が小,加工硬化が大)。また,熱ラチェット開始条件および熱ラチェット歪については,FEM解析と簡易解析との比較を行った。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年5月分

畝本 敏行*; 寺沼 保*; 飛田 和弘*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-05, 16 Pages, 1981/06

PNC-TN936-81-05.pdf:0.41MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における5月分の作業実績をまとめたものである。高速突験炉部一次系ナトリウム3試料,二次系ナトリウム2試料,二次系カバーガス4試料および廃アルゴンガス1試料の分析を行った。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室ガスクロマトグラフ較正用標準ガス5試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室自己融着・摩耗試験ループのナトリウム5試料およびセシウムトラップ試験ループのナトリウム4試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験ループのNaK捕猶フィルター35試料の分析を行った。その他分析機器等の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年4月分

寺沼 保*; 畝本 敏行*; 飛田 和弘*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-04, 15 Pages, 1981/05

PNC-TN936-81-04.pdf:0.4MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における4月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部1次系ナトリウム3試料,1次系カバーガス1試料および付着物2試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部・50MW蒸気発生器試験室50MW蒸気発生器試験装置のナトリウム6試料の分析を行なった。ナトリウム技術部・ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム2試料の分析を行なった。その他分析機器等の保守,点検などについて述べてある。

報告書

タグガスの濃縮と分析(第2報) : 改良型濃縮装置の深冷吸着試験

小林 孝良*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 81-91, 57 Pages, 1981/04

PNC-TN941-81-91.pdf:7.61MB

タグガス濃縮装置の冷却法の改善ならびにタグガス処理能力の向上を目的として,改良型濃縮装置を製作し,濃縮装置の性能試験,大型濃縮筒の吸着特性試験ならびに共吸着アルゴンの分離試験を実施した。主な結果は次のとおりである。(1)冷媒として液化窒素のみを使用して,-180$$sim$$+360$$^{circ}C$$の温度を制御し得るコンパクトにまとまった改良型濃縮装置を製作した。この装置の冷却性能試験および温度制御性能試験を行い,仕様を十分満足し得ることを確認した。(2)濃縮筒の大型化により,タグガス処理能力をPhase(I)試験の約50倍(2.7m$$times$$3/hr)に向上し得たこと,ならびに極低濃度領域におけるクリプトンの濃縮性能を大巾に改善し得たことなど,所期の目的を達成できた。(3)濃縮筒の大型化に伴って残留アルゴン量が多くなり,これがクリプトンおよびキセノンの同位体比測定を妨害することが認められた。これを避けるためには,深冷吸着システムを一段追加すればよいことがわかった。(4)改良型濃縮装置を用いて市販アルゴン中のクリプトンおよびキセノンを濃縮し,これを測定した結果,それらの濃度は各々3$$times$$10$$times$$3ppbおよび8$$times$$10$$times$$-4ppbであった。これらのクリプトンおよびキセノンは,タグガスの測定上無視し得る濃度であることがわかった。本試験研究の結果は,原型炉「もんじゅ」の破損燃料位置検出系の計画に反映される。

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