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三枝 純; 操上 広志; 安田 良; 栗原 和男; 新井 栄揮; 黒木 良太; 松橋 信平; 小澤 隆志; 後藤 浩明; 高野 隆夫; et al.
Health Physics, 104(3), p.243 - 250, 2013/03
被引用回数:3 パーセンタイル:25.73(Environmental Sciences)2011年3月の原子力発電所事故を受け、福島県内の多くの学校プールでは、放射性セシウムを含んだ水が農地に放出されることへの懸念から、プール水が排水できないままにあった。原子力機構では、プール水を除染するための方法として、各種のセシウム吸着材を使った方法や凝集沈殿法について調査・検討を行った。この結果をもとに、福島県内の学校プールにおいて除染の実証試験を行い、手法の見直しや改良を進めることにより、プール水の除染方法を構築した。
松橋 信平; 操上 広志; 安田 良; 高野 隆夫; 瀬古 典明; 長縄 弘親; 黒木 良太; 三枝 純
JAEA-Testing 2011-007, 189 Pages, 2012/07
東日本大震災を原因とする東京電力福島第一原子力発電所の事故で環境中に放出された放射性物質の降下により、福島県の学校のプール水中の放射性物質濃度が高くなり利用できなくなった。原子力機構では、プール水から放射性物質を取り除いてこれを安全に排水するために、プールでの実証試験を行った。一刻も早くプール水除染活動に貢献するため、その成果を取りまとめ、手引として公開した。本資料は、その後作成し、公開した英語版手引と合わせ、改めて試験研究の成果報告書として取りまとめたものである。
武藤 康; 鈴木 一彦; 浅海 隆夫*; 高野 雅弘*
電気学会論文誌,A, 48(434), p.1261 - 1268, 1982/00
多目的高温ガス実験炉用中間熱交換器の平管板形高温管板の応力解析を行った。弾性解析によるパラメータ・サーベイにより、断熱機厚さ、屈曲点位置、管板延長部形状について検討を行い、管板延長部の形状を球殻+円筒+円錐の組み合せにすることが、クリープ損傷率を低減するのに最も効果的であることを示した。この最適管板形状に対して、非定常温度分布解析および非弾性応力解析を行い、温度分布、応力分布、ひずみ変化等を明らかにした。さらに、クリープ損傷率、疲労損傷率および累積クリープひずみを求め、管板の構造寿命を推定した。管板の構造寿命を支配しているのは、起動・停止時の管板リガメント部板厚方向の温度差に起因する熱応力によるクリープ損傷率であることが明らかとなった。