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論文

Inelastic neutron scattering study of the spin-gap cuprate $$beta$$-AgCuPO$$_{4}$$

長谷 正司*; 松田 雅昌; 加倉井 和久; 小澤 清*; 北澤 英明*; 辻井 直人*; D$"o$nni, A.*; 黒江 晴彦*

Physical Review B, 76(13), p.134403_1 - 34403_5, 2007/10

 被引用回数:2 パーセンタイル:12.52(Materials Science, Multidisciplinary)

粉末試料の中性子非弾性散乱と磁化率測定により$$beta$$-AgCuPO$$_{4}$$の磁性を研究した。幅の広い非対称な非弾性シグナルがエネルギー遷移6.2meVに明瞭に観測され、スピンギャップの存在を明らかにした。またこの励起強度の波数依存性からこの系の最強の交換相互作用がCu-O-P-O-Cuの経路に存在することを示した。そしてこの系の帯磁率と観測されたスピンギャップが80K及び14Kの交換相互作用を持つ反強磁性ボンド交代鎖で理解できることを明らかにした。

口頭

中性子散乱によるRbCoBr$$_{3}$$の磁気相転移の研究

西脇 洋一*; 大沢 明*; 加倉井 和久; 中村 統太*; 轟木 義一*; 黒江 晴彦*; 加藤 徹也*

no journal, , 

RbCoBr$$_{3}$$はCoBr$$_{3}$$の鎖状構造がc-面内で三角格子を形成するイージング的異方性を持つスピンフラストレート系物質である。Ts=89.6Kの構造相転移により面内三角格子が歪むために、フラストレーションが部分的に解消され、T$$_{N}$$=37.2Kでフェリ磁性秩序を起こすことが知られていた。今回RbCoBr$$_{3}$$の中性子散乱測定により31KからT$$_{N}$$の温度領域に部分無秩序相が存在することを明らかにした。この磁気部分無秩序相とこの系特有な弱強磁性・強誘電性の発現の相関がマルチフェロイックスの物理として興味深い。

口頭

Magnetic excitations in spin gap system

加倉井 和久; 松田 雅昌; 長谷 正司*; 小澤 清*; 北澤 英明*; 辻井 直人*; Doenni, A.*; Hu, X.*; 黒江 晴彦*

no journal, , 

粉末試料の中性子非弾性散乱によるスピンギャップ系の研究に関して報告する。近年量子スピン系に見られる磁化プラトー現象が理論及び実験により注目を浴びている。磁気交換作用の大きさは磁化率測定からおおよそ見積もれるが、実際のプラトー現象を起こす幾何学的相互作用スキームの検証には微視的中性子磁気散乱が不可欠である。この成果報告ではスピン1/2反強磁性ボンド交代鎖$$beta$$-AgCuPO$$_{4}$$及びトライマー鎖物質Cu$$_{3}$$(P$$_{2}$$O$$_{6}$$OD)$$_{2}$$の粉末試料中性子磁気非弾性散乱の実験結果を紹介する。またこのような研究がJ-PARCパルス中性子源施設に建設予定の低エネルギーチョッパー分光器で効率よく展開できることを強調する。

口頭

Cu$$_{3}$$Mo$$_{2}$$O$$_{9}$$の中性子非弾性散乱

黒江 晴彦*; 浜崎 智幸*; 長谷 正司*; 金子 耕士; 目時 直人; 松田 雅昌; 加倉井 和久; 岡 邦彦*; 伊藤 利充*; 永崎 洋*

no journal, , 

低次元反強磁性体物質Cu$$_{3}$$Mo$$_{2}$$O$$_{9}$$の中性子非弾性散乱の結果を報告する。この系の磁気励起分散関係は、交換相互作用J3による孤立ダイマーによるフラットな分散関係(Et=J3=5.8meV,図中の点線)と、鎖間相互作用を考慮した擬一次元磁性鎖の分散関係との間に、波数に依存した相互作用を働かせることで再現できる。当日は、磁気励起の分散関係のほかに、低エネルギー励起の詳細を紹介する。

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