検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

ナトリウム漏えい燃焼実験II報告書 -ライナ材料分析結果-

青砥 紀身; 黒田 哲宏; 平川 康

PNC TN9410 97-055, 128 Pages, 1996/07

PNC-TN9410-97-055.pdf:27.5MB

大洗工学センターで平成8年6月7日に実施された「ナトリウム漏えい燃焼実験-II」(「燃焼実験-II」)の実験セル内に配置された炭素鋼製床ライナ材について、(1)「ナトリウム漏えい燃焼実験-I」(「燃焼実験I)の受皿の減肉機構との違い(2)ライナ欠損発生位置の決定要因 を明らかにするデータ取得を目的に材料分析を実施した。実施した材料分析は以下の通り。1)金属組織観察 2)断面(金属材料$$rightarrow$$堆積物層)電子線プローブ・マイクロアナライザ(EPMA)分析 3)堆積物界面(堆積物/付着物側および材料側界面)のX線回折 得られたデータ及び知見に基づき、「もんじゅ」実機床ライナと「燃焼実験I」床受皿における減肉機構と「燃焼実験II」の床ライナに生じた減肉機構との違いを考察した。種々の検討に基づき、前者ではNa-Fe-O化合物の生成と物理的/化学的除去による反応進行が、後者では高温溶融塩腐食に似た機構が支配的となった減肉機構が働いたものと推察した。また、ライナ欠損発生場所はいずれも変形凸部の中腹を取り巻くように位置しており、上記機構の推定と合わせて大部分が溶融体界面から開口したものと推定した。

論文

Corrosion Test of Mild Steel in High-Temperature Sodium Compounds

青砥 紀身; 平川 康; 黒田 哲宏

193rd Meeting of the Electrochemical Society, , 

炭素鋼の高温ナトリウム化合物中における腐食試験結果の評価報告。もんじゅ事故及びその後の燃焼実験で観察された炭素鋼の腐食形態には,材料分析結果や化学熱力学評価に基づき2つの腐食機構があることを明らかにした。本報告では,提案した2つの腐食環境を模擬した高温ナトリウム化合物中で実施した炭素鋼の腐食試験により得られた腐食速度結果について得られた腐食速度結果について検討した。その結果,もんじゅで支配的であった還元雰囲気で進行する腐食速度は,燃焼実験IIで発生した酸化雰囲気での腐食速度の約1/5程度であることが分かった。また,各々の腐食速度は,違う目的で取得された,欧州研究者の試験結果をも妥当に整理できることを確認した。さらに,得られた腐食速度に基づいた減肉評価は,もんじゅ事故,及び燃焼実験IIで認められた床ライナの腐食を精度よく予測した。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1