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AMS管理課
JAEA-Conf 2010-001, 132 Pages, 2010/03
加速器質量分析装置(AMS)は、極微量の長半減期放射性核種等を高感度・高精度に測定できる装置である。1997年に旧日本原子力研究所むつ事業所に導入・設置されたタンデトロンAMSは、放射性炭素(C)及び放射性ヨウ素(I)測定用に整備され、日本海を中心とした海洋調査研究等にその威力を発揮してきた。2006年度から共用施設となったタンデトロンAMSは、現在では原子力機構内外の多岐にわたる研究に利用されている。タンデトロンAMS利用報告会は、AMS利用者相互の情報交換を図り、本施設の管理者と利用者との間の風通しを良くし、タンデトロンAMSの運転を円滑に行い、最先端の研究に役立てるため、定期的に開催することとし、2009年11月に第2回目を開催した。利用報告会では放射性炭素(C)及び放射性ヨウ素(I)を用いた応用研究,AMS施設利用の現状等について、28件の講演と活発な質疑応答が行われた。会議参加者は内外合わせて70名であった。本稿は、本報告会で発表された講演の論文集である。