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杉村 仁志; 今井 憲一; 佐甲 博之; 佐藤 進; 足立 智*; 谷田 聖*; 木内 隆太*; Joo, C. W.*
AIP Conference Proceedings 1388, p.602 - 604, 2011/10
被引用回数:0 パーセンタイル:0.05(Astronomy & Astrophysics)J-PARCハドロン実験施設における(K-,K+)反応を用いたグザイ原子測定実験において、粒子飛跡検出器用にシリコンストリップ検出器を開発した。シリコンストリップ検出器は80mピッチのストリップ構造となっているため、位置分解能は23mと非常に良い。この検出器を用いて、J-PARCハドロン実験施設K1.8ビームラインにおいてテスト実験を行った。その結果時間分解能は3sと非常に良い分解能を達成した。本会議ではこれらの性能評価を発表する。
三浦 昭彦; 佐甲 博之; 山本 風海; 菊澤 信宏; 丸田 朋史; 佐藤 進; 今井 憲一; 足立 智; 杉村 仁志; 五十嵐 前衛*; et al.
Proceedings of 25th International Linear Accelerator Conference (LINAC 2010) (CD-ROM), p.590 - 592, 2010/09
現在のリニアックにはガス比例計数管タイプのロスモニタのみが設置されている。空洞のないところでは、ビームロスを正確に測定できているが、SDTLセクションのような空洞のあるところでは、空洞からのノイズを拾ってしまい正確な測定ができていない。空洞のあるところでは、シンチレーションや中性子用の比例計数管などを組合せることで種々の線種のロスを弁別できることから、シンチレーションを用いた測定を試みた。この結果、シンチレーションでは空洞からのノイズの影響を受けず、その時間応答性も大きく、チョップしたパルスの1つ1つから発生するロスまで測定できることから、その有効性が確認できた。現在マルチチャンネルのシンチレーションビームトラッカーシステムを作成しており、これを用いた測定によりビームロスの原因等を把握するのに有効と考えられる。
吉川 博; 榊 泰直; 佐甲 博之; 高橋 博樹; Shen, G.; 加藤 裕子; 伊藤 雄一; 池田 浩*; 石山 達也*; 土屋 仁*; et al.
Proceedings of International Conference on Accelerator and Large Experimental Physics Control Systems (ICALEPCS '07) (CD-ROM), p.62 - 64, 2007/10
J-PARCは多目的科学研究のために日本で建設されている大規模陽子加速器施設である。この施設は3つの加速器と3つの実験施設から成り、現在建設中である。リニアックは稼動開始して1年が経過し、3GeVシンクロトロンはこの10月1日に試験運転が開始されたところで、施設全体の完成は来年の夏の予定である。加速器の制御システムは、初期の試運転に必要な性能を実現させた。この制御システムに求められる最も重要な機能は加速器構成機器の放射化を最小限に食い止めることである。この論文では、調整運転の初期の段階において、制御システムの各部分が達成した性能を示す。
Sluiter, M. H. F.*; Belosludov, R. V.*; Jain, A.*; Belosludov, V. R.*; 安達 斉*; 川添 良幸*; 樋口 健二; 大谷 孝之
Lecture Notes in Computer Science 2858, p.330 - 341, 2003/00
「水素分子が氷に大量に吸蔵されメタンと同様のクラスレートを形成する可能性がある」という実験的報告がある。構造はメタン吸蔵クラスレートと同様であり、水素ガスの500倍もの濃度で吸蔵がなされるという。ところが、実験的にはX線や中性子線を使っても水素分子の吸蔵位置や結合状況の詳細を決定できていなかった。われわれは、この結果に興味を持ち、その構造と物性の詳細を第一原理シミュレーション計算によって研究することにした。しかしながら、その計算には大規模な計算能力が不可欠である。このため、原研が開発しているITBL基盤技術を活用することによって複数台のスーパーコンピュータを連携し、大規模な第一原理計算を実現した。
奥 隆之*; 森田 晋也*; 守安 精*; 山形 豊*; 大森 整*; 安達 智弘*; 清水 裕彦*; 佐々木 圭太*; 広田 智章*; 岩佐 浩克*; et al.
JAERI-Conf 2001-002, p.537 - 541, 2001/03
中性子利用効率を高めるために中性子レンズの開発を進めている。今回、われわれは冷中性子に対して透過率の高いフレネル型の物質レンズを開発し、集光特性を評価した。
佐藤 進; 佐甲 博之; 今井 憲一; 杉村 仁志; 足立 智; 新山 雅之; 小沢 恭一郎
no journal, ,
J-PARCハドロンホールにおける中間子ビームを用いてや共鳴の観測実験を行う場合、生成される複数の荷電粒子を捉えることにより事象の再構成を行うことが望ましい。また、中間子ビームを用いて生成されたの散乱長等を測定する場合にも、複数の荷電粒子の飛跡検出が必要となる。一方で、例えば中間子を用いて粒子を生成すると、その反跳運動量は500MeV/c程度の高い値になる。これらの粒子がビーム軸方向に放出された場合には、磁場をビームに垂直に印加して運動量を測定するのが効率的であると推測される。これに伴い、磁場に平行に電場を印加し電離電子をドリフトさせる、3次元飛跡検出器TPCを開発することを試みる。また、高いイベントレートでの検出のために、ゲート機能の可能性についても検討を行う。
佐藤 進; 佐甲 博之; 今井 憲一; 杉村 仁志; 足立 智; 木内 隆太*; 谷田 聖*; 三輪 浩司*; 小沢 恭一郎*
no journal, ,
J-PARCハドロンホールにおける中間子ビームを用いて、(1405)やpp共鳴の観測実験を行う場合、生成される複数の荷電粒子を捉えることにより、事象の再構成を行うことが望ましい。また、中間子ビームを用いて、生成されたの散乱長等を測定する場合にも、複数の荷電粒子の飛跡検出が必要となる。一方で、例えば中間子を用いて、粒子を生成するとその反跳運動量は500MeV/c程度の高い値になる。これらの粒子がビーム軸方向に放出された場合には、磁場をビームに垂直に印加して運動量を測定することが、効率的であると推測される。これに伴い、磁場に平行に電場を印可し電離電子をドリフトさせる、標的内蔵型の3次元飛跡検出器TPCを開発することを試みている。現在、その3次元飛跡検出器TPCの試験器が完成し、性能試験を行っている。現状について報告する。
佐甲 博之; 菊澤 信宏; 三浦 昭彦; 丸田 朋史; 足立 智; 今井 憲一; 佐藤 進; 杉村 仁志
no journal, ,
J-PARCリニアックでは現在200kWでの定常運転が行われている。リニアックのACS(環状結合型線形加速器)では、高い残留放射能とビームロスが観測された。このビームロスはビームダクトの残留ガス圧に比例するため、観測されたビームロスはリニアックのHビームが残留ガスにより電離してHになり、これがビームダクトと反応して発生したHが原因であると考えられている。本研究は、ビームロス量の正確な評価のためにビームダクト外に放出された陽子数を計測するものである。粒子の飛跡計測と、空間分布測定のために、4mm4mm64mmの大きさのプラスティックシンチレーションファイバーを16本並べた有効領域64mm64mmのホドスコープ面を開発した。シンチレーション光はマルチアノード光電子増倍管で計測される。ホドスコープは全部で4面あり、2面ずつそれぞれ1本の光電子増倍管で計測する。本発表では、このホドスコープを用いたACSでのビームロス計測について報告する。
杉村 仁志; 今井 憲一; 佐甲 博之; 佐藤 進; 足立 智
no journal, ,
J-PARC K1.8ビームラインでは107count/sec以上の中間子ビームが供給可能になりつつある。この大強度ビームに備えるため、新たにタイムプロジェクションチェンバー(TPC)を開発した。TPCは基本的に数マイクロ秒のドリフト時間が存在するため、「遅い」検出器として広く知られているが、ここにGATE機能をつけることで欲しい時間領域を選択し、マルチトラックをなるべく減らすような設計にし、増幅部には電子拡散の少ないGEMを用いることで、大強度ビームでもトラックを識別できるような検出器として開発した。今回はこの検出器を東北大学電子光理学研究施設においてテストを行った。また同時にシリコンストリップ検出器(SSD)のテストも行った。厚さは300mでストリップ間隔80mであり、2009年のテストにおいて時間分解能が約3nsであった。今回はこの検出器の読み出し部分のFPGAを書き換えzero suppressionを行うようにし、データサイズの削減を行った。本講演ではこれらの性能評価を報告する。
日野 正裕*; 足立 望*; 戸高 義一*; 大場 洋次郎; 小田 達郎*; 森 一広*; 遠藤 仁*; 平山 朋子*
no journal, ,
材料表面においては、結晶粒界や格子欠陥等の組織が、材料と潤滑油の界面構造を通して摩擦特性に影響を与えている可能性がある。そこで本研究では、鉄鋼材料の模擬試料としてイオンビームスパッタ法で成膜した鉄膜を用い、X線・中性子反射率法および中性子スピンエコー法により潤滑油との界面の構造を調べた。X線反射率法では、界面における潤滑油膜の形成を示唆する結果が得られた。また、スピンエコー法により潤滑油膜の動的な構造評価を行った。