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相澤 康介; 近澤 佳隆; 小竹 庄司; 荒 邦章; 相澤 利枝*; 大田 裕之*
Journal of Nuclear Science and Technology, 48(3), p.344 - 352, 2011/03
被引用回数:19 パーセンタイル:80.18(Nuclear Science & Technology)本研究では、多気筒型電磁ポンプのナトリウム冷却大型炉への適合性を検討した。大型電磁ポンプは流動不安定が生じる。多気筒型電磁ポンプは、小型電磁ポンプを並列に配置し、一基あたりの流量を小さくすることができ、流動不安定の問題を解決できる。1次系と2次系の主循環ポンプに適合する多気筒型電磁ポンプを検討した。1次系電磁ポンプに対して設計検討と電磁気解析を実施し、運転中に流動不安定が生じないことを確認した。2次系の主循環ポンプに電磁ポンプを採用することで、2次系配管が大幅に簡略化することを示した。これらの結果より、多気筒型電磁ポンプは、ナトリウム冷却大型炉の主循環系に高い適合性があることが示された。
相澤 康介; 小竹 庄司; 近澤 佳隆; 荒 邦章; 荒関 英夫*; 相澤 利枝*; 大田 裕之*
Proceedings of 2009 International Congress on Advances in Nuclear Power Plants (ICAPP '09) (CD-ROM), p.9402_1 - 9402_8, 2009/05
ナトリウム冷却大型炉の1次主冷却系に適合する電磁ポンプ概念を検討した。設計検討の結果、5並列ポンプ概念を採用することで、機械式ポンプ組込型中間熱交換器と同等の寸法となることを示した。電磁ポンプを1次主冷却系に設置した場合の課題と考えられるフローコーストダウンと地絡について検討を行い、信頼性の高いフローコーストダウンシステム及び地絡検出システムを構築した。また、保守補修性の観点から機械式ポンプと電磁ポンプの比較検討を行い、定期点検における作業量は電磁ポンプが機械式ポンプの1/12となることを示した。さらに、大容量電磁ポンプの流動特性を把握するため、過去に実施された160m/min電磁ポンプの試験解析を実施した。その結果、大容量電磁ポンプの流動特性は小容量電磁ポンプと同様の傾向となった。しかし、大容量電磁ポンプは磁気レイノルズ数と相互作用パラメータが大きくなることから、小容量電磁ポンプの試験解析と比較して、試験と解析の差異が大きくなることを示した。