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川崎 卓郎; 金子 耕士; 仲村 愛*; 阿曽 尚文*; 辺土 正人*; 仲間 隆男*; 大原 高志; 鬼柳 亮嗣; 及川 健一; 田村 格良; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 85(11), p.114711_1 - 114711_5, 2016/11
被引用回数:13 パーセンタイル:60.51(Physics, Multidisciplinary)The magnetic structure of the intermetallic compound EuGa was investigated using single-crystal neutron diffraction with TOF Laue technique on the new diffractometer SENJU at MLF of J-PARC. Despite of the high neutron absorption of Eu, a vast number of diffraction spots were observed without isotope enrichment. The magnetic reflections appeared at 2 below 16 K, indicating that the ordering vector is = (0, 0, 0). The continuous evolution of the magnetic reflection intensity below T follows a squared Brillouin function for = 7/2. By adopting a wavelength-dependent absorption collection, the magnetic structure of EuGa revealed that a nearly full magnetic moment of 6.4 B of Eu lies within the basal plane of the lattice.
川崎 卓郎; 金子 耕士; 阿曽 尚文*; 仲村 愛*; 辺土 正人*; 仲間 隆男*; 大貫 惇睦*; 大原 高志; 鬼柳 亮嗣; 及川 健一; et al.
JPS Conference Proceedings (Internet), 1, p.014009_1 - 014009_4, 2014/03
Single crystal neutron diffraction measurement of EuGa has been carried out using time-of-flight single crystal neutron diffractometer SENJU at BL18 in MLF/J-PARC. In spite of extremely high neutron absorption of natural Eu, significant numbers of Bragg reflection were observed. Lattice parameters and Bravais lattice at above (=15 K) obtained from the positions and systematic extinction of the reflections were well agreed with the result of single crystal X-ray diffraction. Further, magnetic reflections were clearly observed at below at the positions of forbidden reflections of body-centered lattice of EuGa. An antiferromagnetic structure with the propagation vector = 0 was clarified.
久野 祐輔; 麻生 良二
日本原子力学会誌ATOMO, 50(5), P. 324, 2008/05
「次世代核燃料サイクルシステム」の確立のためには効果的かつ効率的な不拡散対策の導入が不可欠である。現在、包括的保障措置及び追加議定書のもとに新たな保障措置の手法が確立されているが、今後の原子力平和利用のグローバル的拡大に伴う核拡散リスクの増加に対処するためには現在の保障措置の適用だけでは困難が予想される。本ワークショップでは、将来の核燃料サイクルを見越した核拡散対策について先進的保障措置のあり方を中心に国際的な議論を行った。本報では、同会議での概要,論点及び得られた結果について報告する。
鈴木 美寿; 堀 雅人; 麻生 良二; 臼田 重和
Journal of Nuclear Science and Technology, 43(10), p.1270 - 1279, 2006/10
被引用回数:3 パーセンタイル:24.11(Nuclear Science & Technology)大型再処理施設の在庫差(MUF)を説明する目的で、数値計算による多重尺度統計的プロセス制御手法(MSSPC)を適用する。商業用再処理施設では年間のプルトニウム取扱い量が5000kg以上となるが、核燃料物質の取扱い量が増えれば増えるほど、計量管理測定に伴う累積誤差が1SQ(=8kgPu)を越えることが予想され、近実時間物質収支法(NRTA)とプロセスモニタリング法がIAEAの保障措置基準を満足するために必要とされている。本研究では、模擬のバッチ運転データに種々の誤差や乱れが重畳されたプロセスデータを連続ウエーブレット関数を用いて展開し、データに含まれる誤差や乱れが時間と周波数領域で分解されることを示す。ウエーブレット展開を用いたMSSPCは広範囲の異常現象に対して効果的に適用できるので、事前には知らされていないゆっくりとした又は急な転用損失を保障措置対策として検知することができる。MSSPCによる診断法を通常データから異常現象を分離することに適用し、主成分分析(PCA)を用いて先の二つのタイプの転用ロスの検知方法を示す。MUFのデータは一般的に自己相関的な時系列データと仮定することが可能で、この時系列データにMSSPCを用いた定量的な効果について、非検知確率と比較するためにモンテカルロ計算による平均的な遅れ時間を用いて示す。物質収支におけるバイアス補正(BC)に関する最近の議論を紹介し、MUFをBCを用いずに説明できる評価手法を示す。
鈴木 美寿; 堀 雅人; 麻生 良二; 臼田 重和
Proceedings of INMM 47th Annual Meeting (CD-ROM), 8 Pages, 2006/00
大型再処理施設の在庫差(MUF)を説明する目的で、数値計算による多重尺度プロセス制御手法(MSSPC)を適用する。商業用再処理施設では年間のプルトニウム扱い量が5000kg以上となるが、核燃料物質の取扱量が増えれば増えるほど、計量管理測定に伴う累積誤差が1SQ(=8kgPu)を越えることが予想され、近実時間物質収支法(NRTA)とプロセスモニタリング法がIAEAの保障措置基準を満足するために必要とされている。本研究では、模擬のバッチ運転データに種々の誤差や乱れが重畳されたプロセスデータを連続ウエーブレット関数を用いて展開し、データに含まれる誤差や乱れが時間と周波数領域で分解されることを示す。ウエーブレット展開を用いたMSSPCは広範囲の異常事象に対して効果的に適用できるので、事前には知らされていないゆっくりとした又は急な転用損失を保障措置対策として検知することができる。MSSPCによる診断法を通常データから異常事象を分離することに適用し、主成分分析(PCA)を用いて先の二つのタイプの転用ロスの検知方法を示す。MUFのデータは一般的に自己相関的な時系列データと仮定することができ、この時系列データにMSSPCを用いた定量的な効果について、非検知確率と比較するためにモンテカルロ計算による平均的な遅れ時間を用いて示す。物質収支におけるバイアス補正(BC)に関する最近の議論を紹介し、MUFをBCを用いずに説明できる評価手法を示す。
井上 尚子; 堀 啓一郎; 道正 久春; 太田 清和*; 大塚 直人; 麻生 良二; 千崎 雅生
Proceedings of INMM 47th Annual Meeting (CD-ROM), 6 Pages, 2006/00
東アジア域内の原子力協力の現状と将来について調査したうえで、透明性の特徴と構造について分析するとともに、地域における核の透明性を強化する原則的方法について議論する。
鈴木 美寿; 堀 雅人; 麻生 良二; 臼田 重和
no journal, ,
「3タンクモデル」を用いた数値計算により、核燃料物質収支における多変量解析及び溶液監視(SM)による検定手法の有効性について確認するとともに、周波数展開手法を用いた誤差分離について検討した。再処理施設等においては、運転中に工程内の物質在庫量を測定し高頻度に計量を実施する近実時間計量管理法(NRTA)を用いている。一方、核燃料物質の取扱量の増大に伴い測定誤差の増加や累積等の影響が問題となり、累積和を管理するだけでなく多変量の変化を検定する手法,溶液体積や重量等を監視(SM)し誤差補正を行う手法が検討されている。ここでは、多変量解析及び溶液監視による過去の検定手法の有効性について確認するとともに、NRTAの測定誤差の影響を説明するための方法として周波数展開手法を提案する。
麻生 良二
no journal, ,
INPROにおける核拡散抵抗性分野へのこれまでの取り組み,同分野における他の国際的プロジェクトとの関係,これからの日本の取り組みに関して報告する。
川崎 卓郎; 金子 耕士; 阿曽 尚文*; 仲村 愛*; 辺土 正人*; 仲間 隆男*; 大貫 惇睦*; 大原 高志; 鬼柳 亮嗣; 及川 健一; et al.
no journal, ,
物質の磁気的性質を調べる手段として、中性子回折を用いた磁気構造解析は基礎的かつ強力である。パルス中性子回折では短波長の中性子を利用できるためEuやDyのように中性子の吸収が大きな元素を含む物質の構造研究に有効であることが期待される。EuGaは豊富な物性を示すことで知られるEuTXで表される122化合物と呼ばれる一連の物質の母物質であると考えられており、15Kで反強磁性的な相転移を示すことが報告されているが、詳細な磁気構造は明らかになっていない。今回、J-PARC/MLFの単結晶中性子回折装置SENJUを使用して、Euを吸収の小さい同位体に置換していないEuGa単結晶の磁気構造解析を試みたので、結果を報告する。
川崎 卓郎; 金子 耕士; 阿曽 尚文*; 仲村 愛*; 辺土 正人*; 仲間 隆男*; 大貫 惇睦*; 茂吉 武人*; 中尾 朗子*; 花島 隆泰*; et al.
no journal, ,
単結晶中性子回折法による磁気反射の観測は物質の磁気的性質を調べるための最も基礎的かつ強力な手法であるが、Eu, Gd, Sm, Dyなどの希土類元素は中性子の吸収が非常に大きく、これらの元素を含む化合物の中性子回折による磁気構造の研究例は限られている。一方、吸収の影響が小さい短波長中性子を利用可能な白色中性子と、大面積検出器を組み合わせたパルス中性子回折装置を用いることで、吸収の大きな希土類元素を含む物質の磁気構造を効率的に調べられることが期待できる。我々はEuを含み、同一な結晶構造と原子価をもちながらも異なる磁気転移を示す二つの物質、EuGaとEuAlに注目し、J-PARC MLF BL18に設置された単結晶中性子回折装置SENJUを用いて中性子回折測定を実施した。その結果、これらの物質において異なる磁気的秩序状態を示す磁気反射を観測し、EuGaは4Kにおいて伝搬ベクトルq=(0 0 0)の反強磁性的構造であり、EuAlは不整合的な磁気構造となっていることがわかった。