Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Lechner, S.*; 宮城 宇志*; Xu, Z. Y.*; Bissell, M. L.*; Blaum, K.*; Cheal, B.*; Devlin, C. S.*; Garcia Ruiz, R. F.*; Ginges, J. S. M.*; Heylen, H.*; et al.
Physics Letters B, 847, p.138278_1 - 138278_9, 2023/12
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Astronomy & Astrophysics)不安定核を含むアンチモン同位体Sbの磁気モーメントと電気的四重極モーメントをレーザー分光を用いて測定した。現象論的な相互作用と有効演算子を用いた殻模型計算によって測定値をよく再現することができた。第一原理に基づいたVS-IMSRG法による殻模型計算では、磁気モーメントは現象論的な有効演算子を用いればよく実験値を再現するものの、電気的四重極モーメントについては有効電荷を用いても現象論的な相互作用を用いた計算ほどには実験値を再現することができなかった。
Andel, B.*; Andreyev, A. N.; Antalic, S.*; Al Monthery, M.*; Barzakh, A.*; Bissell, M. L.*; Chrysalidis, K.*; 他29名*
Physical Review C, 102(1), p.014319_1 - 014319_12, 2020/07
被引用回数:6 パーセンタイル:59.56(Physics, Nuclear)-delayed fission (DF) decay of a low-spin (ls) and a high-spin (hs) isomer in Bi was studied at the ISOLDE facility at CERN. Their DF partial half-lives were determined: , DF(Bi)= 5.6(8) 10 s and , DF(Bi)=1.7(6) 10 s. This work is the first DF study of two states in one isotope and allows the spin dependence of low-energy fission to be explored. The fission fragment mass distribution of a daughter nuclide Pb, following the decay of the high-spin isomer, was deduced and indicates a mixture of symmetric and asymmetric fission modes.
Heylen, H.*; De Rydt, M.*; Neyens, G.*; Bissell, M. L.*; Caceres, L.*; Chevrier, R.*; Daugas, J. M.*; 市川 雄一*; 石橋 陽子*; Kamalou, O.*; et al.
Physical Review C, 94(3), p.034312_1 - 034312_5, 2016/09
被引用回数:37 パーセンタイル:91.78(Physics, Nuclear)フランスGANIL研究所にて、中性子過剰核Alの電気的四重極モーメントの高精度測定を-NQR法を用いて行った。この領域の不安定核では、Mgでは中性子数20魔法数が消滅しており、Siでは中性子数20魔法数が保たれていることが知られている。その中間にあるAlで魔法数が消滅しているか否かは大きな興味を持たれているが、これまでの実験では魔法数消滅の程度に対する決定的なデータは存在しなかった。この実験では、魔法数の消滅の程度に敏感と考えられている電気的四重極モーメントを高精度で測定し、mbが得られた。この値を殻模型計算と比較したところ、Alでは魔法数が50%以上消滅していることが明らかになった。
Papuga, J.*; Bissell, M. L.*; Kreim, K.*; Blaum, K.*; Brown, B. A.*; De Rydt, M.*; Garcia Ruiz, R. F.*; Heylen, H.*; Kowalska, M.*; Neugart, R.*; et al.
Physical Review Letters, 110(17), p.172503_1 - 172503_5, 2013/04
被引用回数:35 パーセンタイル:82.14(Physics, Multidisciplinary)CERNのISOLDEにて、中性子過剰のカリウム同位体を生成,分離し、レーザー核分光によってK及びKの基底状態のスピン及び磁気モーメントを初めて測定した。カリウム同位体は陽子数が19であるため、低励起状態に陽子の一空孔状態が観測されると考えられ、基底状態の量子数から陽子の殻構造の情報が引き出される。これまで、中性子数28の同位体までの基底状態が測定されており、中性子数20から28まで変化させると、基底状態が3/2から1/2へと変化するという準位の逆転現象が知られていた。今回の実験で、Kの基底状態は1/2, Kの基底状態は3/2であることが確定し、陽子準位が再逆転することを観測した。この再逆転現象は、標準的なポテンシャル模型では理解されず、殻模型計算によって、有効相互作用が殻構造の変化をもたらすのに本質的であることを明らかにした。