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Journeau, C.*; Delacroix, J.*; Guvar, C.*; Testud, V.*; Brackx, E.*; Porcheron, E.*; Bouland, A.*; Berlemont, R.*; 池田 篤史
Science Talks (Internet), 6, p.100215_1 - 100215_9, 2023/05
One of the important challenges for the decommissioning of the damaged reactors of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station (1F) is the fuel debris retrieval. The URASOL (URAnium and aeroSOL) project has been undertaken by the French consortium laboratories consisting of ONET, CEA, and IRSN for JAEA. It aims at acquiring basic data on the generation and characteristics of radioactive aerosols from the thermal or mechanical processing of fuel debris simulant. Prototypic fuel debris samples were fabricated based on the average of the lower head compositions computed in the OECD/BSAF benchmark. Samples were heated in an induction furnace to simulate thermal cutting and released aerosols were collected during three temperature ramps using impactors. The collected aerosols were chemically analyzed by ICP-AES and ICP-MS. Iron and tin are the major elements found in these aerosols, followed by chromium and silicon. Significant releases of tellurium, barium and cerium were observed.
Journeau, C.*; Molina, D.*; Brackx, E.*; Berlemont, R.*; 坪田 陽一
Proceedings of International Topical Workshop on Fukushima Decommissioning Research (FDR2022) (Internet), 5 Pages, 2022/10
CEAは、劣化ウランを使用したUOまたはHfOを(核燃料としての)UOの 代替として用いて、福島第一原子力発電所の模擬燃料デブリを製造した。溶融燃料-コンクリート相互作用によって生じたEx-vessel模擬燃料デブリでは、酸化物相の密度が金属相の密度より軽くなる。それゆえ重い金属質の相が底に偏析する。このうち3つの金属質試料を、CEAカダラッシュ研究所でのハンドソー切断、及び同研究所のFUJISAN施設でコアボーリング装置により機械的に切断された。これらの金属ブロックのうち、2つは非常に切断しにくく(1つはUO試料、もう1つはHfO試料)、最後の1つはより簡単に切断可能であった。これらの3つの金属ブロックの金相分析(SEM-EDSとXRD)の類似点/相違点に関して議論する予定である。この経験は、福島第一原子力発電所の燃料デブリの切断・回収を視野に入れた場合、有益な学びとなる。
池内 宏知; Piluso, P.*; Fouquart, P.*; Excoffier, E.*; David, C.*; Brackx, E.*
Proceedings of 8th European Review Meeting on Severe Accident Research (ERMSAR 2017) (Internet), 12 Pages, 2017/05
福島第一原子力発電所(1F)からの燃料デブリ中のホウ素(B)の分布や含有量に係る情報は、取出し時の機械的特性や取出し後の未臨界を担保の検討を行う上で重要な情報と考えられる。本発表では、仏国CEAとの協力のもと、圧力容器内燃料デブリ中のBの挙動を、解析的および実験的に推定した結果について概要を報告する。2号機に対して想定される事故進展シナリオから、材料組成、温度、および酸化量の変遷を推定し、これらの情報を入力とする熱力学計算により、Bの化学形の推定を行った。計算に用いた熱力学データベース(NUCLEA)ではB-O系の実験データが不足しており、これにより酸素濃度が低い条件での制御棒(B-C-Fe-O系)の溶融・凝固過程の計算結果には大きな不確かさを含むと考えられる。不確かさを低減し計算結果の妥当性を検証するため、Fe, BC, BO, FeOを高温で溶融・混合させる小規模試験を実施し、凝固後の試料の相状態を分析した。その結果、凝固後の相が金属相(Feリッチな相)と酸化物相(BとOがリッチな相)に分かれ、Fe, Bがそれぞれの相に一定の割合で分配されることが分かった。このような元素の分配挙動は、酸素ポテンシャルを適切に設定した条件で、NUCLEAデータベースによる熱力学計算結果により説明できることが分かった。
池内 宏知; Piluso, P.*; Fouquart, P.*; Bailly, J. S.*; Brackx, E.*; David, C.*; Domenger, R.*; Excoffier, E.*
no journal, ,
少量の酸素を含むB-C-Fe-O系の溶融物が凝固した後のBの化学形に関するデータを取得するため、JAEA-CEA間の国際協力のもと、CEAが有する試験施設(PLINIUS/VITI)において小規模溶融試験を2015年度に実施した。本報告は、欧州・SARNETの年会において、国際協力の現状に関するトピックスのひとつとして、当該実験の実施状況を紹介するものである。
Guvar, C.*; Faure, J.*; Testud, V.*; Roger, J.*; Domenger, R.*; Valette, R.*; Brackx, E.*; Bouyer, V.*; Journeau, C.*; Berlemont, R.*; et al.
no journal, ,
URASOLとダスト飛散率プロジェクトは、それぞれJAEAとCRIEPIがONET/CEA/IRSNと共同で主導し、熱または機械工具で切断された劣化ウラン酸化物を含む模擬燃料デブリからエアロゾルの生成と特性に関する基礎データを取得することを目的とする。ONET/CEA/IRSNが開発したプロセス全体では、模擬燃料デブリの仕込み組成決定と製作、切断用試料の準備、切断試験とオンラインでのエアロゾル測定、エアロゾルのサンプリング、模擬燃料デブリ製作時とエアロゾル生成試験後分析を実施可能である。本発表では、模擬燃料デブリ(Ex-Vessel組成のVF-U3)の製作時、及びそれらの加工時のエアロゾルの化学および微細構造分析に焦点を当てる。
坪田 陽一; Laffolley, H.; Porcheron, E.*; Journeau, C.*; Delacroix, J.*; Guvar, C.*; Brackx, E.*; Lallot, Y.*; Bouland, A.*
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)から燃料デブリを安全に取り出すためには、燃料デブリの切断により発生する放射性エアロゾルを定量的に評価する必要がある。そこで、In/Ex-Vesselの組成を模擬したウラン含有模擬燃料デブリを作製し、加熱により発生するエアロゾルの物理的・化学的特性を評価した。これらの結果に基づき、福島第一原子力発電所2号機の燃料デブリのレーザー切断(典型的な熱的切断工法)時に生成されるエアロゾルの同位体組成と放射能を推定した。プルトニウム、主にPu、Am、Cmが主要なアルファ核種であり、またPu、Cs-Ba、Sr-Yが主要なベータ核種であった。