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Loginov, N.*; Mikheyev, A.*; Morozov, V.*; Aksenov, Y.*; Arnoldov, M.*; Berensky, L.*; Fedotovsky, V.*; Chernov, V.*; 中村 博雄
Journal of Nuclear Materials, 386-388, p.958 - 962, 2009/04
被引用回数:6 パーセンタイル:41.12(Materials Science, Multidisciplinary)IFMIFリチウムターゲットの模擬試験装置を製作し、水及びリチウムループにて試験した。両者とも最高流速は20m/sである。数値解析及び実験により、模擬試験装置の直線部と凹面部との繋ぎ目でリチウム流れの不安定性が示された。水流れの流速の流れ幅に渡っての分布,ジェット厚さ,波の高さを測定した。水,リチウムともに、模擬試験装置の側壁付近での大きな厚さ増加が観察された。ノズル出口部形状がジェット安定性に及ぼす影響を評価した。ジェットの自由表面からのリチウム蒸発量,模擬試験装置の内壁への堆積量を評価した。ターゲットの有効性の点で、これらはそれほど重大ではないことを明らかにした。アルミニウムのゲッター材によりリチウム中の窒素濃度を2wppmまで低減できる可能性も出てきた。
竹内 浩; 杉本 昌義; 中村 博雄; 湯谷 順明*; 井田 瑞穂*; 實川 資朗; 近藤 達男; 松田 慎三郎; 松井 秀樹*; Shannon, T. E.*; et al.
Fusion Energy 2000 (CD-ROM), 5 Pages, 2001/00
本論文は、FPCCの要請に基づき作成したIFMIFの段階的建設計画を基本とする建設コストの削減と平準化に関するものである。全コストは、当初の目標を減じることなく、概念設計時の全コストから約40%減の487.8Mドルに合理化された。段階的建設は、核融合炉開発と整合させた3段階の開発整備計画とし、第一段階の建設コストは、概念設計時の全コストの62%減となり、303.6Mドルで実現できることを示した。なお、第一段階では、50mAの運転による照射試験によりITER増殖ブランケット材料の選定を行い、第二段階では125mAに増力して原型炉設計のための工学データの取得を行う。また、第三段階では加速器の2台に増設し250mAの運転により原型炉材料の寿命評価のための100-200dpaの工学データの取得を行い、当初の目的を達成する。