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Alvani, C.*; Casadio, S.*; Contini, V.*; Giorgi, R.*; Mancini, M. R.*; 土谷 邦彦; 河村 弘
JAERI-Review 2005-024, 28 Pages, 2005/07
本報告書は、国際エネルギー機関(IEA)の「核融合炉工学に関する協力研究協定」に基づいて実施した固体増殖ブランケット開発に関するサブタスクグループの成果をレビューした報告書である。このサブタスクグループ(タスクF及びWG-F)は、欧州と日本の間で2000年から2004年に行われ、熱化学環境下での水素とチタン酸リチウム(LiTiO)との反応におけるリチウム減損効果について研究を行った。
Alvani, C.*; Casadio, S.*; Contini, V.*; Giorgi, R.*; Mancini, M. R.*; Pierdominici, F.*; Salernitano, E.*; 土谷 邦彦; 河村 弘; Stijkel, M. P.*; et al.
JAERI-Conf 2004-012, p.148 - 162, 2004/07
チタン酸リチウム(LiTiO)は、核融合炉ブランケット用トリチウム増殖材の第1候補材として有望視されている。水素添加ArパージガスでLiTiOからトリチウムを回収するが、LiTiOがHガスにより還元され、トリチウム回収率が低下することが懸念される。本研究では、水素添加Arパージガス中のHによるLiTiO微小球の還元効果及び水蒸気,酸素ガスによる酸化効果を調べた。また、LiTiOの還元効果及び酸化効果も調べた。LiTiOは、1000Cの一定時間でAr+3%Hガス中にて、LiTiOの水素雰囲気における還元効果を調べた結果、水素還元率は時間の経過とともに増加することが明らかになった。一方、LiTiOについては、水素還元率はLiTiOより大きいことが明らかになった。X線回折の結果、還元後のLiTiOには黒色のLiTiOの構造を持つ化合物が同定された。XPS分析の結果からは、LiTiOのLi組成比の減少,TiのTiへの還元はなく、構造に大きな変化はなかった。
土谷 邦彦; Alvani, C.*; 河村 弘; 山田 弘一*; Casado, S.*; Contini, V.*
Fusion Engineering and Design, 69(1-4), p.443 - 447, 2003/09
被引用回数:4 パーセンタイル:31.64(Nuclear Science & Technology)核融合炉ブランケットのトリチウム増殖材であるチタン酸リチウム(LiTiO)微小球の湿式法による製造に際しては、微細な結晶粒径を得るために酸化物(TiO等)の添加が不可欠である。しかしながら、TiOを添加したLiTiOの化学的特性については明らかにされていない。そのため、スイープガス中の水素によるLiTiOのTiO添加量に対する還元効果を調べた。この結果、500-800の温度範囲では、TiOを添加したLiTiOの還元反応率は、TiOを添加しない場合より減少することが分かった。また、LiTiOにTiOを添加したものは、水分及び不純物ガスの吸着量がTiOを添加しない場合より小さく、ブランケット初期装荷時におけるスイープガス中への不純物ガスの放出が低減できた。