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近藤 悟; 弟子丸 剛英; 此村 守
Proceedings of International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles; Safe Technologies and Sustainable Scenarios (FR-13) (USB Flash Drive), 6 Pages, 2013/03
もんじゅは、1995年のナトリウム漏えい以降長期停止後、2010年に運転を再開し、ゼロ出力での試験において、アメリシウムを多く含む炉心の炉物理特性の正確な予測の実証等の成果を得た。東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、停止状態にあるが、シビアアクシデントへの対応や安定運転の実証等を通じて将来のナトリウム冷却高速炉の技術を蓄積するというもんじゅの役割は変わっていない。これまでの技術成果、不具合対応、全交流電源喪失時の安全性向上対策及び今後の計画について概括的に述べる。
弟子丸 剛英
原子力eye, 57(3), p.30 - 35, 2011/03
高速増殖原型炉もんじゅは、2010年5月6日、14年5か月ぶりに原子炉を起動して性能試験を再開し、同月8日、臨界に到達した。その第1段階である炉心確認試験は、炉心の安全性確認にかかわる試験や研究開発の目的で炉心及びプラントのデータを取得する試験から構成されるが、同年7月22日、全20項目の試験を終了した。これにより、長期停止プラントで安全に原子炉を起動して運転できること、炉心が安全上の核的制限値を満足していること、及び長期停止後の再起動炉心にあっても炉物理特性が精度よく評価できることを確認した。特に、長期炉停止に伴い、燃料中のプルトニウム241の壊変により生成したアメリシウム241を炉心平均で約1.5wt%含有する炉心の炉物理特性データは、実用化を目指す高速増殖炉の炉物理研究開発の発展にも資するものである。また、試験,各運転操作,試験期間中に発生した機器の不具合や警報への対応を通じて、高速増殖発電プラントの運転・保守技術の技術蓄積,人材育成の観点での成果も得ている。
森薗 孝次; 竹内 則彦; 高山 宏一; 弟子丸 剛英; 向 和夫
Proceedings of 16th Pacific Basin Nuclear Conference (PBNC-16) (CD-ROM), 5 Pages, 2008/10
高速増殖原型炉もんじゅは、日本初の研究開発のための高速増殖炉プラントであり、発電プラントとしての信頼性の実証とナトリウム取扱技術の確立などの研究開発を目的としている。もんじゅは1985年に建設を開始し、1994年に初臨界、1995年に40%出力を達成したが、同年末の試験運転中に発生したナトリウム漏えい事故により、以来、12年間に渡って停止状態にある。本件では、この長期停止プラントの再起動に向けた取り組みについて紹介する。
宇佐美 晋; 鈴置 善郎; 弟子丸 剛英; Hikichi, T.*; Nakashima, F.*
Proceedings of 11th International Symposium on Reactor Dosimetry (ISRD-11), p.389 - 396, 2003/00
「もんじゅ」性能試験においては、「しゃへい性能に係わる設計裕度の確認」と「しゃへい解析手法の妥当性の確認」及び「将来炉のための基礎データの取得」を目的として、炉物理試験段階において、中性子検出箔及びB-10比例係数管を用いた「原子炉まわりしゃへい性能測定」を実施した。そして、得られた反応率測定データを対象に、JENDL-3.2核データファイルを用いてしゃへい設計手法による解析を行い、しゃへい設計要求条件との比較、設計裕度及び反応率C/E値の核データファイル間の違い等を評価した。
弟子丸 剛英
no journal, ,
日本原子力学会北関東支部講演会にて、「もんじゅ再開に向けて」という表題で、以下の内容の講演を行う。(独)日本原子力研究開発機構の発足・高速増殖炉開発の意義・日本の高速増殖炉開発・「もんじゅ」のあゆみ・「もんじゅ」運転再開に向けて・高速増殖炉開発の拠点化を目指して。
大川内 靖; 北野 彰洋; 鈴木 隆之; 沖元 豊; 宇佐美 晋; 弟子丸 剛英
no journal, ,
高速増殖原型炉「もんじゅ」性能試験において、安全上の核的制限値を確認するための測定,検査及び研究開発目的のための炉物理特性の把握やプラント系統設備の機能及び性能の確認を目的とした零出力炉物理試験を行った。ここでは原子力学会を通じて提案された試験項目も含め、その全体概要について述べる。
大川内 靖; 北野 彰洋; 鈴木 隆之; 沖元 豊; 宇佐美 晋; 弟子丸 剛英
no journal, ,
高速増殖原型炉もんじゅ性能試験において、安全上の核的制限値を確認するための測定,検査及び研究開発目的のための炉物理特性の把握やプラント系統設備の機能及び性能の確認を目的とした零出力炉物理試験を行った。ここでは原子力学会を通じて提案された試験項目も含め、その全体概要について述べる。
弟子丸 剛英
no journal, ,
敦賀「原子力」夏の大学において、もんじゅの再開,性能試験及び今後の研究開発計画について紹介する。「もんじゅ」は2010年5月6日に14年5か月ぶりに性能試験を再開し、性能試験の第1段階である炉心確認試験を計画通り終了した。今後、40%出力試験,出力上昇試験を実施し、本格運転を行う。性能試験及びその後の本格運転を通して、高速増殖炉の発電プラントとしての信頼性の実証を行うとともにナトリウム取扱技術の確立を目指す。具体的な研究開発計画としては、炉心解析コードや熱流動解析コードの妥当性の検証,供用期間中検査装置の開発等を実施する。
弟子丸 剛英
no journal, ,
高速増殖原型炉もんじゅは、2010年5月6日、14年5か月ぶりに原子炉を起動して性能試験を再開し、同月8日、臨界に到達した。その第1段階である炉心確認試験は、炉心の安全性確認にかかわる試験や研究開発の目的で炉心及びプラントのデータを取得する試験から構成されるが、同年7月22日、全20項目の試験を終了した。これにより、長期停止プラントで安全に原子炉を起動して運転できること、炉心が安全上の核的制限値を満足していること、及び長期停止後の再起動炉心にあっても炉物理特性が精度良く評価できることを確認した。特に、長期炉停止に伴い、燃料中のプルトニウム241の壊変により生成したアメリシウム241を炉心平均で約1.5wt%含有する炉心の炉物理特性データは、実用化を目指す高速増殖炉の炉物理研究開発の発展にも資するものである。