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Otto, T.*; Hertel, N. E.*; Bartlett, D. T.*; Behrens, R.*; Bordy, J.-M.*; Dietze, G.*; 遠藤 章; Gualdrini, G.*; Pelliccioni, M.*
Radiation Protection Dosimetry, 180(1-4), p.10 - 16, 2018/08
被引用回数:19 パーセンタイル:89.32(Environmental Sciences)国際放射線単位測定委員会(ICRU)のレポート委員会No.26は、体外放射線に対する放射線防護のためのモニタリング量(実用量)について、実効線量を基に定義し放射線のタイプとエネルギー範囲を拡張するとともに、目の水晶体と皮膚の確定的影響の評価も考慮した新たな提案をした。これらの提案は、現在使われている実用量について、概念及び技術的な欠点を克服するものである。本論文では、提案された実用量について、規制上求められている放射線モニタリング量に関する改善点に焦点をあてながら概要を述べる。
Bartlett, D.*; Hertel, N.*; Dietze, G.*; Bordy, J.-M.*; 遠藤 章; Gualdrini, G.*; Pelliccioni, M.*; Ambrosi, P.*; Otto, T.*; Siebert, B.*; et al.
no journal, ,
放射線防護における被ばく線量の評価は、防護量と呼ばれる実効線量、等価線量に基づいて行われる。これらの防護量は直接測定できないため、防護量を測定によって評価するために、実用量と呼ばれる量が定義され、被ばく線量の評価に使われている。現在、場のモニタリングや個人モニタリングに使われている実用量は、国際放射線単位・測定委員会(ICRU)によって定められ、20年以上使われてきた。この間、実用量について、いくつかの問題点が指摘されてきた。例えば、医療用や研究用の加速器施設や航空機が飛行する高々度に存在する高エネルギー放射線に対して、実用量は防護量を適切に評価できない。そのためICRUは、これまでに指摘されてきた問題点を分析し、解決方法を検討している。本発表では、実用量の問題点を解決するためのいくつかの提案について、それぞれの利点と課題を分析し、より良いシステムを構築するための提案をする。
Bartlett, D.*; Dietze, G.*; Hertel, N.*; Bordy, J.-M.*; 遠藤 章; Gualdrini, G.*; Pelliccioni, M.*; Ambrosi, P.*; Siebert, B.*; Veinot, K.*
no journal, ,
放射線防護における被ばく線量の評価は、防護量と呼ばれる実効線量、等価線量に基づいて行われる。これらの防護量は直接測定できないため、防護量を測定によって評価するために、実用量と呼ばれる量が定義され、被ばく線量の評価に使われている。現在、場のモニタリングや個人モニタリングに使われている実用量は、国際放射線単位・測定委員会(ICRU)によって定められ、20年以上使われてきた。この間、実用量について、いくつかの問題点が指摘されてきた。例えば、医療用や研究用の加速器施設や航空機が飛行する高高度に存在する高エネルギー放射線に対して、実用量は防護量を適切に評価できない。これらに対応するために、ICRUは指摘されてきた問題点を分析し、その解決方法を検討している。本発表では、実用量の問題点を解決するためのいくつかの提案について、利点と課題を分析し、検討した結果を述べる。
Bartlett, D.*; Dietze, G.*; Hertel, N.*; Bordy, J.-M.*; 遠藤 章; Gualdrini, G.*; Pelliccioni, M.*; Ambrosi, P.*; Siebert, B.*; Veinot, K.*; et al.
no journal, ,
線量測定のためのエリアモニタリング及び個人モニタリングに対してICRUが規定した実用量は、20年以上利用されてきた。現在、その見直しがICRUによって検討されている。その検討では、実用量の適用や、ICRP Publication 116で提示された組織及び臓器の等価線量、実効線量との関係に係わる問題点が議論されている。従来の実用量のリファレンス値は、ICRU球等のファントムに入射する光子及び中性子に対して、カーマ近似を用いて計算された。カーマ近似は、ファントム中で発生する荷電粒子の飛程が吸収線量を計算する深さより大きくなる場合は適用できない。そのため、実用量の定義、計算方法、適用に関する様々な選択肢が委員会により検討された。本発表では、測定器の再設計、校正等の放射線モニタリングの実務に対する影響を最小限に留める観点で、これまでに検討された結果について報告する。
Hertel, N. E.*; Bartlett, D. T.*; Dietze, G.*; Bordy, J.-M.*; 遠藤 章; Gualdrini, G.*; Pelliccioni, M.*; Ambrosi, P.*; Siebert, B. R. L.*; Veinot, K.*; et al.
no journal, ,
国際放射線単位測定委員会(ICRU)は、国際放射線防護委員会(ICRP)により勧告された実効線量などの防護量を評価するために、線量測定に用いる実用量を定義している。現在使われている実用量は、約30年前に定義されたものである。ICRUの報告書委員会26は、防護量の定義の変更や防護量を適用する放射線場の多様化を踏まえて、実用量について検討を進めてきた。この検討では、作業者と公衆に被ばくをもたらす放射線の種類とエネルギー範囲が拡張しつつあることも考慮して、現在の実用量と防護量の関係について分析した。その結果、委員会は、現在の実用量を見直し、新たな実用量を提案することにした。エリアモニタリングに対しては、ICRU球のある深さで定義する線量から、粒子フルエンスに基づき実効線量、目の水晶体や皮膚の等価線量と関連付けた量に変更する。本発表では、新たに提案する実用量の定義と、それが放射線測定機器の設計や校正、測定の実務に及ぼす影響について検討した結果を報告する。