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小川 益郎; 秋野 詔夫; 椎名 保顕; 藤村 薫; 武田 哲明; 江森 恒一; 大内 光男; 河村 洋; 菱田 誠
Journal of Nuclear Science and Technology, 24(1), p.75 - 83, 1987/01
被引用回数:1 パーセンタイル:19.35(Nuclear Science & Technology)高温ガス炉(VHTR)の制御棒流路における冷却材流れの流量配分と総圧力損失に関する流動特性について、実験と解析を行った。実験では、常温のヘリウムガスを用いて、ガラス圧を0.42MPa以下、総質量流量を0.005kg/Sから0.05kg/Sの範囲で変えた。制御棒流路の圧力損失と流量を測定した。解析では、制御棒の内側、外側、間隙の各流路に対して、一次元管路網モデルを用いた数値計算を行った。解析結果は、制御棒流路の冷却材流れの流量配分及び総圧力損失に関する実験結果と良く一致した。
小川 益郎; 秋野 詔夫; 椎名 保顕; 藤村 薫; 大内 光男; 江森 恒一; 河村 洋; 菱田 誠
JAERI-M 85-214, 24 Pages, 1986/02
多目的高温ガス実験炉の制御棒冷却流路における冷却材へりウムガスの伝熱流動特性を調べることは重要な課題である。そこで模擬制御棒伝熱流動実験装置を製作した。本報告では、この実験装置の流量、圧力、温度制御特性に関する試験結果について報告する。流量、圧力、温度のいずれの制御も、所期の性能どおり非常に良好に行うことができることを確認した。
秋野 詔夫; 椎名 保顕; 根小屋 真一; 滝塚 貴和; 江森 恒一; 佐野川 好母; 岡本 芳三
JAERI-M 9195, 41 Pages, 1980/11
本報告書は、高温燃料試験体を大型高温ヘリウムガスループ(HTGL)に接続するために製作された高温配管の設計・製作・運転・性能等についてまとめたものである。本配管は、HTGLの加熱体から高温燃料試験体までの入口配管と、試験体からHTGLの再生熱交換器までの戻り配管とから成り立っている。戻り配管の試験体側には、混合冷却器が組み込まれている。本配管の方式は、内部断熱の単管である。構造上の特徴は、ガス流路と一体化された金属箔パッケージ型の断熱層を用いた点にある。また、バイパス流れを防止するための区画板も一体化されている。本配管の外径は216mm、流路径は38mm、最高温度は850C、最高圧力は40気圧である。
秋野 詔夫; 椎名 保顕; 根小屋 真一; 滝塚 貴和; 江森 恒一; 佐野川 好母; 岡本 芳三
JAERI-M 9194, 59 Pages, 1980/11
大型ヘリウムガスループ(HTGL)を用いて、多目的高温ガス炉燃料棒の伝熱流動試験を炉心と同じ条件(1000C、40気圧)で実施した。本報告書は、試験に使用した高温燃料試験体の構造・成先・性能試験・成果の概要について記したものである。黒鉛を伝熱面とする模擬燃料棒(電気加熱体)を取り付けて試験を行い、伝熱特性を精度良く測定できることを実証した。その結果、乱流域・遷移域・層流域の境界のレイノルズ数が2600及び4800程度であることを明らかにした。
菱田 誠; 佐野川 好母; 大内 光男; 滝塚 貴和; 根小屋 真一; 小川 益郎; 江森 恒一
日本原子力学会誌, 22(4), p.251 - 263, 1980/00
被引用回数:3 パーセンタイル:41.98(Nuclear Science & Technology)第2報では、元来金属母材の耐腐食,耐酸化法として開発されたカロライズ処理を、原研の水素ガス二次系熱交換器の伝熱管に施したところ、水素透過量を約1/50に減少させることに成功した。この実験はヘリウムガス温度1000C,水素ガス温度900C,圧力40気圧の条件で、積算約7週間行われたが、劣化の傾向は全く見られなかった。実験終了後、熱交換器を解体してカロライズ浸透層の組織検査を行ったが、試験前と全く変りなく、割れやはがれなども観察されなかった。この方法は、水素透過減少法として、実用的にもかなり有用な方法と思われる。
菱田 誠; 根小屋 真一; 江森 恒一; 小川 益郎; 大内 光男; 岡本 芳三; 佐野川 好母; 中野 忠典*; 萩原 威一郎*; 時枝 潔*; et al.
日本原子力学会誌, 22(3), p.181 - 188, 1980/00
被引用回数:1 パーセンタイル:22.79(Nuclear Science & Technology)水素ガス二次冷却系は、既設ヘリウムガスループの二次系として設置された最高温度900C,最高圧力42kg/cm・Gの水素ガスを循環させる試験装置であり、製鉄に用いる還元ガスとヘリウムガスとの熱交換系を水素ガスとヘリウムガスとの熱交換系で模擬した装置である。本装置は昭和52年1月末に完成し、今日まで約1000時間の高温運転に成功した。また、ヘリウム/水素・熱交換器の水素透過試験をはじめとする各種の試験を行い、多くの貴重なデータを得た。とくに、水素透過の試験では、熱交換器の伝熱管にカロライズ処理を施すことによって、水素透過量が1/30~1/50に減少すること、積算約1000時間の高温運転、温度変化に対しても安定であることを実証した。本報では、水素ガス二次冷却系の概要について報告する。
菱田 誠; 滝塚 貴和; 小川 益郎; 根小屋 真一; 江森 恒一; 大内 光男; 佐野川 好母
日本原子力学会誌, 22(5), p.326 - 334, 1980/00
被引用回数:2 パーセンタイル:33.85(Nuclear Science & Technology)水素ガス二次冷却系を構成している熱交換器,高温配管などについて伝熱試験や断熱性能試験を行った。試験条件は、水素ガス温度~900C,水素ガス圧力~40kg/cm・G,ヘリウムガス温度~1000C,ヘリウムガス圧力~40kg/cm・Gであり、多目的高温ガス炉の運転条件とほぼ同じ範囲である。得られた試験結果は次のとおりである。 (1)熱交換器の伝熱性能を表す熱通過率や温度効率などの実験値は計算値と良く一致した。また、本報で行った伝熱特性の解析方法もほぼ妥当であると言える。(2)高温機器の耐圧管の温度分布はほぼ一様であり、目立ったホットスポットも発生しなかった。また、内部断熱材の有効熱伝導率は他の実験結果と良く一致していた。すなわち、本装置の内部断熱材の施工方法は良好であったと考えられる。
中野 忠典*; 下村 寛昭; 萩原 威一郎*; 鈴木 宜弘*; 四宮 義明*; 根小屋 真一; 河村 洋; 江森 恒一; 岡本 芳三
FAPIG, (68), p.216 - 223, 1973/00
大型ヘリウムガスループは製作者と技術的な打合わせを進めながら、建設を進めているが、11月現在でほぼ、設計および試作試験を修了した。46年8月以来、ループシステムの計画、加熱器および再生熱交にかんする、開発試験にかんし、数多くの調査、検査、試作、設計を重ねてきたので、これらの経験を集約し、この分野における、技術資料として提示すべく、まとめを行なった。
岡本 芳三; 秋野 詔夫; 江森 恒一; 谷田 稔
PNC TJ250 71-02, 80 Pages, 1971/09
本報告書は、高速実験炉「常陽」の第ニ次試作燃料体の水ループによる流動特性試験の結果について記したものである。試験を行なった燃料体は、ワイヤ・スペーサーを有する炉心およびブランケット燃料体各一種である。圧力降下・流速分布・燃料ピンの振動変形及び混合効果に関する諸特性が測定された。