Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Bastug, T.; 平田 勝; Varga, S.*; Fricke, B.*; Erkoc, S.*; 向山 毅*
Advances in Quantum Chemistry, Volume 37, p.353 - 364, 2001/00
相対論密度汎関数法(RDFT)を用いて、金(Au)2原子分子の構造最適化計算を行い、ポテンシャルエネルギー曲線を作成した。このポテンシャルを用いてAu3個から555個のクラスターの分子動力学(MD)シミュレーションを行った。その結果、Au13個で構成されるクラスターが最も対称性が良く(Ih対称)安定に存在する可能性の高いことがわかった。
Bastug, T.*; Erkoc, S.*; 平田 勝; 館盛 勝一
Physica E, 8(3), p.223 - 229, 2000/09
被引用回数:5 パーセンタイル:27.84(Nanoscience & Nanotechnology)相対論密度汎関数法(RDFT)を用いて、ジルコニウム(Zr)2原子分子の構造最適化計算を行い、ポテンシャルエネルギー曲線を作成した。このポテンシャルを用いてZr3個から13個のクラスターの分子動力学(MD)シミュレーションを行ったのち、得られた最適化構造をもとにRDFTを用いて、Zr3個から7個のクラスターの電子状態を求めた。その結果、Zr3個から7個で構成されるクラスターは対称性が良く、8個から12個で構成されるクラスターは対称性が認められなかった。また、Zr13個で構成されるラスターは、Ih対称であり、最も対称性のよい最密構造をとることがわかった。
Erkoc, S.*; Bastug, T.*; 平田 勝; 館盛 勝一
Chemical Physics Letters, 321(3-4), p.321 - 327, 2000/04
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Physical)密度汎関数法を用いて表面反応を解析するためには、クラスターサイズと電子状態の関連を明らかにしておく必要がある。本研究では、リチウム金属(001)表面に酸素原子を配置し、酸素上の有効電荷及び酸素原子の結合エネルギーのサイズ依存性を調べた。その結果、リチウム原子20個で構成されるクラスター以上では、酸素原子の有効電荷のサイズ依存性がなくなることが明らかになり、表面反応解析のためのクラスターモデルとして最適であることがわかった。
Bastug, T.*; Erkoc, S.*; 平田 勝; 館盛 勝一
Physical Review A, 95(5), p.3690 - 3694, 1999/05
一連のランタノイド元素の中で、ルテチウム(Lu)は4f軌道が閉殻であり、その凝集挙動を調べることはクラスター科学にとって大変興味深い。われわれは、まず初めに相対論密度汎関数法(RDFT)を用いて、Lu2原子分子の構造最適化計算を行い、ポテンシャエネルギー曲線を作成した。その結果、Laと比較して結合エネルギーは弱く、平衡核間距離もより短いところで安定になることがわかった。また、このポテンシャルを用いてLu3個から147個のクラスターの分子動力学(MD)シミュレーションを行い、Lu金属クラスターの安定構造を予測した。
Erkoc, S.*; Bastug, T.*; 平田 勝; 館盛 勝一
Journal of the Physical Society of Japan, 68(2), p.440 - 445, 1999/02
相対論密度汎関数法(RDFT)を用いて、ウラン(U)2原子分子の構造最適化計算を行い、ポテンシャルエネルギー曲線を作成した。このポテンシャルを用いてU3個から137個のクラスターの分子動力学(MD)シミュレーションを行った。その結果、U13個で構成されるクラスターが最も対称性が良く(Ih対称)安定に存在する可能性の高いことがわかった。また、結合エネルギーのクラスターサイズ依存性を調べたところ、U3個から13個までのクラスターでは、クラスターサイズの増加とともに急激に結合エネルギーが減少し、それ以降のクラスターサイズではゆるやかに結合エネルギーが減少することがわかった。