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安 俊弘*; 池田 孝夫*; 大江 俊昭*; 菅野 毅*; 坂本 義昭; 千葉 保*; 塚本 政樹*; 中山 真一; 長崎 晋也*; 坂野 且典*; et al.
日本原子力学会誌, 37(1), p.59 - 77, 1995/00
被引用回数:12 パーセンタイル:74.06(Nuclear Science & Technology)高レベル放射性廃棄物地層処分システムを構成するそれぞれのバリアが果たす機能を定量的に評価し、地層処分システムの安全評価上重要となる放射性核種、パラメータを明らかにした。花崗岩地下水組成を基にベントナイト緩衡材水相の組成及び処分環境下での放射性核種の溶解度を地球化学平衡計算コードPHREEQEによって推定した。物質移動理論に基づくガラス固化体溶解解析、放出された放射性核種の析出解析によりベントナイト緩衡材内側境界条件を決定し、多メンバ崩壊系列、溶解度の同位体共有を考慮して移行解析を行った。その結果、人工バリアからの放出核種ではPuがハザードを支配する核種となること、天然バリア出口では、吸着分配係数の小さいCs,Tc,Iのもたらすハザードが重要となり、分配係数の大きいアクチニド核種の寄与は小さいこと、および多重バリアによりハザードのピークは1億分の1になることがわかった。
目黒 義弘; 加藤 潤; 大井 貴夫; 駒 義和; 芦田 敬; 杉山 大輔*; 中林 亮*; 藤田 智成*; 塚本 政樹*; 内山 秀明*; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所における水処理二次廃棄物(セシウム吸着装置, 第二セシウム吸着装置, 除染装置)から発生する二次廃棄物について、解析的手法に基づくインベントリと汚染水の分析結果に基づくそれを比較した。
杉山 大輔*; 駒 義和; 高畠 容子; 青木 義雄*; 中林 亮*; 藤田 智成*
no journal, ,
福島第一原子力発電所で発生する廃棄物の核種インベントリを解析的に推算する方法について、蓄積が進んできた実廃棄物や滞留水などの分析データの頻度分布を反映した統計論的アプローチの導入を検討した。核種の移行パラメータを対数正規分布に拠って設定し、推算精度の向上を可能とする見込みを得た。