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小荒井 一真; 松枝 誠; 青木 譲; 柳澤 華代*; 寺島 元基; 藤原 健壮; 木野 康志*; 岡 壽崇; 高橋 温*; 鈴木 敏彦*; et al.
Journal of Analytical Atomic Spectrometry, 36(8), p.1678 - 1682, 2021/08
被引用回数:3 パーセンタイル:57.04(Chemistry, Analytical)ウシの硬組織用のSr分析法をICP-MS用いて開発した。0.1gの硬組織に対して、従来の放射能測定法より低い検出下限値で、11時間での分析を可能とした。そのため、ICP-MS法は微小な骨や歯試料を対象とした迅速かつ有効な分析手法となり得る。
北村 暁; 藤原 健壮; 土井 玲祐; 吉田 泰*
JAEA-Data/Code 2012-006, 65 Pages, 2012/07
高レベル放射性廃棄物及びTRU廃棄物の地層処分の性能評価に用いるための熱力学データベース(JAEA-TDB)について、ニッケル,セレン,ジルコニウム,テクネチウム,トリウム,ウラン,ネプツニウム,プルトニウム及びアメリシウムの固相及び気相に関する熱力学データを追加選定した。選定した熱力学データは、経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)による熱化学データベースプロジェクトで採用されたGibbs標準自由エネルギーの加減算によって得られた平衡定数である。併せて、熱力学データベースの信頼性向上のために、ヨウ素の熱力学データの収集及び更新、テクネチウム(IV)の親化学種の変更、及びセレンの熱力学データの追加を行った。このJAEA-TDBのテキストファイルとして、PHREEQC, EQ3/6, Geochemist's Workbenchといった地球化学計算コード用フォーマットを整備した。これらのテキストファイルは、本報告書付属のCD-ROMに収納されるとともに、インターネット(http://migrationdb.jaea.go.jp/)でも公開され利用できるようになる予定である。
Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Armendariz, R.*; et al.
Physical Review C, 83(6), p.064903_1 - 064903_29, 2011/06
被引用回数:176 パーセンタイル:99.41(Physics, Nuclear)200GeVと62.4GeVでの陽子陽子の中心衝突からのの横運動量分布及び収量をRHICのPHENIX実験によって測定した。それぞれエネルギーでの逆スロープパラメーター、平均横運動量及び単位rapidityあたりの収量を求め、異なるエネルギーでの他の測定結果と比較する。またやスケーリングのようなスケーリングについて示して陽子陽子衝突における粒子生成メカニズムについて議論する。さらに測定したスペクトルを二次の摂動QCDの計算と比較する。
Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Aramaki, Y.*; et al.
Physical Review C, 83(4), p.044912_1 - 044912_16, 2011/04
被引用回数:7 パーセンタイル:49.81(Physics, Nuclear)重いフレーバーのメソンの崩壊からの電子の測定は、このメソンの収量が金金衝突では陽子陽子に比べて抑制されていることを示している。われわれはこの研究をさらに進めて二つの粒子の相関、つまり重いフレーバーメソンの崩壊からの電子と、もう一つの重いフレーバーメソンあるいはジェットの破片からの荷電ハドロン、の相関を調べた。この測定は重いクォークとクォークグルオン物質の相互作用についてのより詳しい情報を与えるものである。われわれは特に金金衝突では陽子陽子に比べて反対側のジェットの形と収量が変化していることを見いだした。
北村 暁; 藤原 健壮; 土井 玲祐; 吉田 泰*; 三原 守弘; 寺島 元基; 油井 三和
JAEA-Data/Code 2009-024, 84 Pages, 2010/03
高レベル放射性廃棄物及びTRU廃棄物の地層処分の性能評価に用いるための熱力学データベースの整備を行った。整備対象元素としては、両放射性廃棄物の性能評価対象元素である24元素(アクチニド元素,核分裂生成物元素及びそれらの娘核種となる元素)を選定した。熱力学データベース整備の基本方針については、基本的には経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)のガイドラインに従うこととするものの、熱力学データが十分に公開されていない元素については、化学アナログやモデル等を用いて得た推定値を暫定値として採用するなど、一部に独自の熱力学データ選定基準を設けることとした。選定された熱力学データについては、各種地球化学計算コード用フォーマットに対応する形式で編集された。
川瀬 啓悟; 神門 正城; 早川 岳人; 大東 出; 近藤 修司; 本間 隆之; 亀島 敬; 小瀧 秀行; Chen, L.*; 福田 祐仁; et al.
Nuclear Physics Review, 26(Suppl.), p.94 - 99, 2009/07
SPring-8とKPSI-JAEAにおいて、それぞれMeV領域,sub-MeV領域の逆コンプトン散乱による光源を開発した。MeV光源は光励起型遠赤外レーザーと8GeV電子ビームとからなっている。sub-MeV光源はNd:YAGパルスレーザーとマイクロトロンで加速された150MeV電子ビームからなっている。どちらの光源も逆コンプトン光の発生に成功した。ここでは、これらの光源の特徴と今後の展望について発表する。
浅野 隆; 藤原 茂雄; 高橋 三郎; 長谷 竹晃; 福原 純一; 小谷 美樹; 木村 隆志; 三浦 靖
Proceedings of INMM 50th Annual Meeting (CD-ROM), 10 Pages, 2009/00
国際保障措置は、非核兵器保有国である日本にとって、核物質取扱いに対する国際的なコンセンサスを得るための不可欠な対応である。一方で、再処理工場やMOX燃料製造施設を有する核燃料サイクル工学研究所にとっては、保障措置活動により施設運転への影響を最小限とするために、効率的かつ効果的な保障措置アプローチの適用が重要である。核燃料サイクル工学研究所では、これまでに再処理施設及びMOX燃料製造施設にて実施した保障措置技術開発成果(査察官非立会システム,遠隔監視システム,高頻度なMUF評価等)を有効的に活用するとともに、短期通告によるランダム査察という新たな手法を導入することにより、保障措置の効果を損なうことなく効率化を目指すこという目標で統合保障措置アプローチの開発を国及びIAEAと協力して実施した。本件は、核燃料サイクル工学研究所における統合保障措置アプローチの開発にあたり、原子力機構が施設者の観点でどのような協力を行ったか、また、このアプローチが施設者にどのような影響を与えたかについて報告する。
川瀬 啓悟; 有本 靖*; 藤原 守; 岡島 茂樹*; 小路 正純*; 鈴木 伸介*; 田村 和宏*; 依田 哲彦*; 大熊 春夫*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 592(3), p.154 - 161, 2008/07
被引用回数:20 パーセンタイル:77.77(Instruments & Instrumentation)SPring-8において8GeV電子ビームと遠赤外レーザーとの正面衝突によって逆コンプトン散乱を発生させるための試験ビームラインを構築した。遠赤外レーザーとして、ここでは炭酸ガスレーザーで光励起させるメタノールレーザーを用いている。遠赤外レーザーの出力は波長118.8mで1.6Wを達成している。線の直接測定により、発生させた線強度は10photons/sであった。この値は入射したレーザー強度とレーザー輸送光学系の伝送効率とを考慮して評価した線発生強度とよく一致している。
梅田 浩司; 大井 貴夫; 大澤 英昭; 大山 卓也; 小田 治恵; 亀井 玄人; 久慈 雅栄*; 黒澤 英樹; 小林 保之; 佐々木 康雄; et al.
JAEA-Review 2007-050, 82 Pages, 2007/12
本報告書は、2006年度(平成18年度)の地層処分技術に関する各々のプロジェクトにおける研究開発の現状とトピック報告を示した年度報告書である。
吉川 英樹; 柴田 雅博; 笹本 広; 飯島 和毅; 佐藤 治夫; 北村 暁; 石寺 孝充; 藤原 健壮; 黒澤 進; 夏 暁彬; et al.
放射性廃棄物安全研究年次計画(平成13年度平成17年度)研究成果報告集, p.153 - 170, 2006/03
地層処分の安全評価に用いるデータの信頼性向上に資するため、地層処分の安全評価に必要となる深部地下環境下での熱力学的基礎データ,核種挙動評価データ等の取得を行うとともに、国際的な最新情報の調査・評価を実施し、情報をデータベース化した。
下茂 道人*; 山本 肇*; 熊本 創*; 藤原 靖*; 小野 誠*
JNC TJ5400 2004-004, 120 Pages, 2005/02
幌延深地層研究計画の第1段階では,地表からの調査と調査結果に基づく地質環境のモデル化を通じて,研究対象となる場の地質環境特性を把握するための体系的調査・モデル化技術の確立を目的としている。本研究では,調査結果を解釈するための地質環境モデルのうち,地質構造モデルと地下水の水理モデル(水理地質構造モデル),および地球化学モデルを構築し,さらに地下施設建設に伴う水理地質環境の変化を予測する。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*; 服部 弘通*; 名合 牧人*; 田所 照夫*; 中垣 真一*
JNC TJ5400 2005-006, 795 Pages, 2004/03
北海道幌延町における幌延深地層研究計画の一環として、深度470 mの試錐孔HDB-8孔を掘削し、深部堆積岩の地質学的、水理学的、地球化学的および岩盤力学的データを取得した。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*; 服部 弘通*; 名合 牧人*; 田所 照夫*; 中垣 真一*
JNC TJ5400 2005-005, 704 Pages, 2004/03
北海道幌延町における幌延深地層研究計画の一環として、深度520 mの試錐孔HDB-7孔を掘削し、深部堆積岩の地質学的、水理学的、地球化学的および岩盤力学的データを取得した。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*; 服部 弘通*; 名合 牧人*; 田所 照夫*; 中垣 真一*
JNC TJ5400 2005-004, 1182 Pages, 2004/03
北海道幌延町における幌延深地層研究計画の一環として、深度620 mの試錐孔HDB-6孔を掘削し、深部堆積岩の地質学的、水理学的、地球化学的および岩盤力学的データを取得した。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*; 服部 弘通*; 名合 牧人*; 田所 照夫*; 中垣 真一*
JNC TJ5400 2005-003, 513 Pages, 2004/03
北海道幌延町における幌延深地層研究計画の一環として、深度620 mの試錐孔HDB-6孔、深度520 mの試錐孔HDB-7孔、深度470 mの試錐孔HDB-8孔を掘削し、深部堆積岩の地質学的、水理学的、地球化学的および岩盤力学的データを取得した。
藤原 悟; 松本 富美子*; 米澤 康滋*
Journal of Molecular Biology, 331(1), p.21 - 28, 2003/08
被引用回数:43 パーセンタイル:59.16(Biochemistry & Molecular Biology)種々の蛋白質が、その溶液条件によってアミロイド繊維として知られる繊維状構造体を含むさまざまな構造をとることが知られている。ニワトリ卵白リゾチーム(HEWL)は高濃度エタノール中でアミロイド繊維を形成することが知られている。われわれは、このHEWL-エタノール系をモデル系として、その種々の塩濃度下における繊維構造形成過程を時分割中性子散乱法により調べた。その結果、90%エタノール存在下において、NaCl濃度0.1-1.0mMの範囲でHEWLのゲル化が起こることが示された。このゲル化はプロトフィラメントの会合による繊維形成とその繊維同士の架橋によるゲル化という2段階で起こることが示唆された。繊維の構造及びその形成速度はNaCl濃度に依存することが示された。また、NaCl濃度2mM以上では、繊維状構造ではなくアモルファスな沈殿の形成が観測された。このようなさまざまな構造体が試料中の塩濃度に依存して形成されることから、これらの構造体の形成には静電相互作用が本質的な役割を果たしていることが示唆される。こうした観点から多様な繊維状構造体の形成過程についての議論を行った。
秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; 中山 信太郎*; 有本 靖*; 藤原 守; 伏見 賢一*; 原 圭吾*; 大田 雅久*; 塩川 敦子*; 田中 正義*; et al.
Physical Review C, 67(5), p.051302_1 - 051302_4, 2003/05
被引用回数:26 パーセンタイル:79.74(Physics, Nuclear)t+tの分子的構造を持つ共鳴がLi(Li,Be )H反応で発見された。励起エネルギーは180.5MeVで、幅は7.71.0MeVであった。崩壊分岐比としては9010%でほぼ100%がt+tに崩壊していることがわかった。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*; 服部 弘通*; 名合 牧人*; 田所 照夫*; 久慈 雅栄*
JNC TJ5420 2004-005, 855 Pages, 2003/03
北海道天塩郡幌延町における幌延深地層研究計画の一環として,深度520mの試錐孔3孔を掘削し,深部堆積岩の地質学的,水理学的,地球化学的及び岩盤力学的データを取得した。本試錐調査における調査結果は,地質環境モデル(地質構造モデル,地下水の水理モデル,地下水の地球化学モデル及び,岩盤力学モデル)の構築及び数値解析の実施等へ反映される。本報告書は,HDB-5孔で実施された調査の結果を取りまとめたものである。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*
JNC TJ5420 2004-004, 788 Pages, 2003/03
北海道天塩郡幌延町における幌延深地層研究計画の一環として,深度520mの試錐孔3孔が掘削された。本試錐調査における調査結果は,地質環境モデルの構築及び数値解析の実施等へ反映される。地質環境モデルは,地質構造モデル,地下水の水理モデル,地下水の地球化学モデル及び,岩盤力学モデルから成る。本報告書は,HDB-4孔で実施された調査の結果を取りまとめたものである。
山本 卓也*; 下茂 道人*; 藤原 靖*
JNC TJ5420 2004-003, 918 Pages, 2003/03
北海道天塩郡幌延町における幌延深地層研究計画の一環として,深度520mの試錐孔3孔が掘削された。本試錐調査における調査結果は,地質環境モデルの構築及び数値解析の実施等へ反映される。地質環境モデルは,地質構造モデル,地下水の水理モデル,地下水の地球化学モデル及び,岩盤力学モデルから成る。本報告書は,HDB-3孔で実施された調査の結果を取りまとめたものである。