検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 7 件中 1件目~7件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

東海再処理工場のフィルタ交換実績に基づく交換周期の最適化

福地 平; 算用子 裕孝; 八戸木 日出夫; 福有 義裕; 伊波 慎一

第7回再処理・リサイクル部会セミナーテキスト, p.170 - 171, 2011/01

東海再処理施設の換気設備には、管理区域内の放射性物質が環境に放出しないように、管理区域の排気側に高性能粒子フィルタ(HEPAフィルタ)を設置しており、このフィルタの交換基準はフィルタ差圧及び表面線量率をもとに定めている。また、交換基準に達しない場合でも、使用開始から5年を目安に定期的な交換を行ってきた。しかし、使用済みのフィルタは、低放射性固体廃棄物として取扱われることから、発生の低減化が求められる。そこで、交換実績の調査及び実際に設置されているフィルタの健全性を確認することにより、交換周期の見直しを行い、最適化を進めたのでその結果について述べる。

論文

Development of maintenance technology for rotating equipment; Condition based maintenance by shock pulse method

竹内 謙二; 算用子 裕孝; 福有 義裕; 伊波 慎一

Proceedings of 7th International Conference on NDE in relation to Structural Integrity for Nuclear and Pressurized Components (CD-ROM), p.37 - 44, 2010/00

東海再処理施設では、放射性物質等を限定された区域に閉じ込めるための負圧維持に送排風機,高放射性廃液貯槽等の冷却にポンプが用いられており、施設の安全確保に重要な役割を果たしている。したがって、これらの回転機器は安定運転が求められており、回転機器の劣化状態を把握した状態監視保全により、信頼性を向上させる必要がある。東海再処理施設の回転機器の保全データを解析した結果、約90%が軸受の不具合による故障であり、軸受故障の主原因は潤滑不良によるものであることがわかった。このため、回転機器を安定的に運転するには、軸受の潤滑や損傷の状態を把握することが重要である。これまで、軸受状態の把握には振動法が用いられており、振動法は軸受の損傷や磨耗の状態を把握することができるが、油膜厚さによる軸受の定量的な潤滑管理は困難であった。このため、軸受の油膜厚さを定量的に測定できるショックパルス法(以下、SPMという)を用いることで、軸受の油膜厚さを測定し、軸受状態の把握を試みた。SPMは、軸受の動作時に発生する圧縮波が、軸受の潤滑状態,傷の有無によって変化することを利用したものであり、この圧縮波を測定することで、軸受の油膜厚さや劣化状態を診断する。SPMにより診断された油膜や劣化状態の情報は、集中監視装置へ伝送され、回転機器の軸受状態を遠隔監視できるようにした。この結果、軸受の油膜厚さに基づいた給油を行うことで、軸受内に油膜厚さを維持し、軸受の劣化の進行を軽減することにより、回転機器の信頼性を向上させ、回転機器の安定運転に寄与することができた。

論文

濃縮ウラン溶解槽の遠隔検査装置の開発

照沼 朋広; 大関 達也; 福有 義裕

日本保全学会第5回学術講演会要旨集, p.129 - 132, 2008/07

東海再処理施設に設置されている2基の溶解槽に、1982及び1983年に相次いで故障が発生した。この溶解槽は、高放射線量下に設置されており、人が容易に近づけないという理由から、遠隔操作による補修,検査装置を開発し補修を実施した。補修後は、溶解槽の健全性を確認するため、遠隔による検査を、年1回定期的に実施することとなった。さらに、従来の装置と比較し短時間で行える、定期検査のための遠隔検査装置を開発し使用している。

論文

真空を用いた槽間液移送用三方向切替弁の開発

安尾 清志; 瀬戸 信彦; 綿引 誠一; 福有 義裕

日本保全学会第5回学術講演会要旨集, p.385 - 387, 2008/07

東海再処理工場では、核燃料物質を含む硝酸溶液等の液移送は、真空を利用し、三方切替弁により操作されている。当初の三方切替弁は、1年ないし2年で故障が発生して液移送ができなくなり、信頼性が低かった。故障の原因は、可動部品の樹脂製ダイアフラムの破損であったため、ステンレス製のベローズを用いた三方切替弁を開発した。これにより、可動部品の故障がなくなり、信頼性が大幅に向上した。

口頭

東海再処施設における換気設備の負圧監視と保全管理

堂村 和幸; 算用子 裕孝; 福有 義裕; 伊波 慎一

no journal, , 

原子力プラントでは、換気設備により施設内の気圧を大気より負圧にすることにより、放射性物質を閉じ込めている。このため、常に負圧を維持すること、この負圧状態と換気設備の運転状態を日常監視すること、また、換気設備が故障した際には速やかに復旧できるような保全管理が重要である。東海再処理施設では、負圧の監視と換気設備の運転状態の監視において、合理的かつ効率的な方法として集中監視システムを導入している。また、保全管理では、過去の保全実績から設備の故障履歴を解析することと、状態監視保全方法を導入してきた。この結果、換気設備における故障率の低減化を図ってきた。本件では、換気設備の運転状態の監視方法と保全管理について報告する。

口頭

東海再処理施設における高性能フィルタ交換周期の適正化

川澄 裕之; 算用子 裕孝; 八戸木 日出夫; 福有 義裕; 伊波 慎一

no journal, , 

東海再処理施設の換気設備には、給気及び排気の両系統にフィルタが設置されており、給気系統では、空気中のじんあいをろ過して施設内へ供給し、排気系統では、放射性物質を捕集することで環境中への放出を防いでいる。このため、排気系統のフィルタは、捕集性能が非常に優れているHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)が使用されている。このHEPAフィルタは、目詰まり等でフィルタ差圧が上昇した場合に交換を行うほかに、経年劣化対策として時間基準による交換を行っている。本報告では、過去のフィルタ交換実績の解析をもとに、定期的に行っていたフィルタの交換周期の適正化を図ったので、その結果を述べる。

口頭

東海再処理施設における海中放出管からの漏えいについて; 海中放出管の漏えい原因究明,2; 損傷から漏えいへの進展

堂村 和幸; 森本 憲次; 瀬戸 信彦; 岩崎 省悟; 福有 義裕; 伊波 慎一

no journal, , 

東海再処理施設の海底に埋設された海中放出管から漏えいが発生した。この漏えいが発生した原因を究明するため、漏えい箇所の配管を切断し、陸上に回収した後、観察,分析等の調査を行った。この調査の結果、配管は施工時に外部から損傷を受け、約17年の供用中に損傷した部分の経年的な変化により、漏えいに至ったものと推定した。本件では、経年的な変化について、調査した結果、電気防食により生成された水素により、水素脆性割れ及び水素誘起割れによるき裂が発生し、配管の漏えいへと進展したと推定した経緯について報告する。

7 件中 1件目~7件目を表示
  • 1