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松村 武*; 道村 真司*; 稲見 俊哉; 林 佑弥*; 伏屋 健吾*; 松田 達磨*; 東中 隆二*; 青木 勇二*; 菅原 仁*
Physical Review B, 89(16), p.161116_1 - 161116_5, 2014/04
被引用回数:15 パーセンタイル:54.61(Materials Science, Multidisciplinary)SmRuPのK以下の反強磁性相とと(=14K)間の中間相を共鳴と非共鳴のX線回折法で研究した。中間相では非共鳴の=(1,0,0)のThomson散乱が磁場によって誘起される。この現象は理論的に予言されているバンドの電荷秩序を反映した原子変位によって引き起こされている。同時にSmの磁場方向の反強磁性モーメントが強調され、これは結晶場状態の交互配列を反映していると考えられる。この結果は、軌道に依存した-混成とpバンドのネスティング不安定性がPrRuPやPrFePと同様な非従来型電荷秩序を引き起こしていることを示している。
伊藤 孝; 髭本 亘; 伏屋 健吾*; 松田 達磨*; 青木 勇二*
no journal, ,
イジング反強磁性体SmPtSiは反強磁性相(第I相)において幾何学的フラストレーションに起因する部分無秩序状態を示すと考えられている。第I相において観測された電子比熱係数が350mJ/(Kmol)と大きいことから、部分無秩序副格子に起因する重い電子状態の可能性が議論されている。我々はこの第I相における秩序・無秩序磁気モーメントの共存を微視的な観点から検証するためにSR測定を行い、秩序した磁気モーメントの存在を示すミュオンスピン自発回転信号と共に、顕著なスピン格子緩和を観測した。第I相におけるスピン格子緩和率は典型的なSm化合物反強磁性体における値よりも1桁程大きく、顕著な磁気揺らぎの存在が示唆される。