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核融合中性子工学研究室
JAERI-Review 2004-017, 163 Pages, 2004/07
核融合中性子工学用中性子源FNSは1981年に完成した、加速器型の14MeV中性子源である。FNSは中性子断面積測定,積分実験,ブランケット中性子工学実験等の核融合炉開発を目的として中性子工学実験にとって強力な研究手段である。本報告書は大学及び他の研究機関との協力研究も含めて、20012003年度のFNSの活動をまとめたものである。
核融合中性子工学研究室
JAERI-Tech 2000-052, 110 Pages, 2000/08
2000年から2002年までの国際核融合材料照射施設(IFMIF)要素技術確証期間(KEP)において実施されるタスクの実施計画書を作成、編集した。各タスクは、IFMIF国際チーム(欧,日,露,米)により実施される。KEPタスクとして、IFMIF国際チームはテストセル系で27件、ターゲット系で12件、加速器系で26件、設計統合で18件をこれまでに提起した。ロシアの本タスク実施計画書は、現時点では未完成なため本報計画書には掲載していない。KEP活動の進展に伴い、タスク項目と内容は、今後、追加または変更されうる。本タスク実施計画書に従い、KEPでの要素技術確証が実施される。その後、チェック&レビューを実施し、次の3年間の工学実証に移行し、建設に備える予定である。
核融合中性子工学研究室
JAERI-Tech 2000-014, p.192 - 0, 2000/02
本報告書は、第28回核融合調整委員会(FPCC)での国際核融合材料照射施設(IFMIF)のコスト低減と段階的建設に関する答申に基づき、ユーザの要求を越える250mA(2MW/m)以上への拡張性を考慮しない等の設計変更によるコスト低減と3段階の建設(50mA→125mA→250mA)によるコスト平準化を検討したものである。その結果、全建設費を概念設計時の797.2MICFから487.8MICFへと削減することを可能にし、第一段階コストを概念設計時の全コストの38%とし、建設期間でのコスト平準化を可能にした。ここで、1MICFは1996年での100万米国ドルに相当する。なお、本報告書内容は、2000年1月のIEA-FPCCに提出される予定である。今後、3年間で要素技術確証を実施し、さらに3年間の技術実証へ移行し、大電流ビーム及び液体リチウム流の連続運転等の実証を行い、IFMIF建設に備える予定である。