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口頭

YbAgGeにおける量子二重臨界点

常盤 欣文; Garst, M.*; Gegenwart, P.*; Bud'ko, S. L.*; Canfield, P. C.*

no journal, , 

対称性が破れた2つの相が同時に不安定化する二重臨界点(BCP)はスピンフロップを伴うメタ磁性において現れる。重い電子系YbAgGeにおいて、そのような二重臨界点がTBCP=0.3K、メタ磁性転移磁場4.5Tにおいて見られる。この二重臨界点近傍でみられるホール係数や熱膨張の異常な振る舞いは、パラメーター空間で近傍に位置している量子二重臨界点(QBCP)に起因していると考えられる。我々は、交流磁場法を用いた磁気熱量効果の精密測定により、磁気グリューナイゼン比($$Gamma$$)が、$$H_{BCP}$$において符号反転を伴う発散を見せることを明らかにした。これは理論予想通りの結果である。また、この量子臨界点を反映し、$$Gamma$$$$h=H-H_{BCP}$$を臨界点への距離としたスケーリング則を示す。我々は、この物質の幾何学的フラストレーションが$$T_{BCP}$$の小さい値の要因であり、本物質がQBCP近傍に位置する原因と考え議論する。

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