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Nefissi, R.*; 夏井 悠*; 宮田 佳奈*; 小田 篤*; 長谷 純宏; 中川 繭*; Ghorbel, A.*; 溝口 剛*
Journal of Experimental Botany, 62(8), p.2731 - 2744, 2011/02
被引用回数:18 パーセンタイル:49.24(Plant Sciences)光周反応は季節による日長の変化に対する適応機構の1つであり、概日時計はこの機構において重要な役割を果たす。本研究では、変異体の種子をイオンビームで変異誘発し、ELF3非存在下で連続光条件下では花成が遅延するが長日又は短日光条件下では遅延しない7系統の抑圧変異を同定した。その内変異は青色光受容体CRY2の新しいアリルであることがわかった。二重変異体における花成の遅延及び遺伝子の発現量低下は連続光条件下で顕著であったが、長日又は短日光条件下では見られなかった。この結果は、二重変異体の花成遅延は暗黒期が存在することによって影響されることを示している。この結果は、CRY2が連続光条件下において、長日及び短日光条件下よりも花成の促進にさらに重要な役割を果たすことを示唆する。