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岡嶋 成晃; Zuhair*; 桜井 健; H.Song*
Journal of Nuclear Science and Technology, 35(12), p.963 - 965, 1998/12
被引用回数:2 パーセンタイル:24.49(Nuclear Science & Technology)FCAの国際ベンチマーク炉心の実効遅発中性子割合()を、様々な遅発中性子データを用いて計算し、その結果を相互比較した。計算されたは、遅発中性子データ間では大差ないが、炉周期と逆時間方程式を用いて求めた基準反応度には、遅発中性子データ間に差が生じることが分かった。
桜井 健; 岡嶋 成晃; 袖山 博志; 大杉 俊隆; M.Martini*; P.Chaussonnet*; H.Philibert*; I.P.Matveenko*; S.P.Belov*; V.A.Doulin*; et al.
Proc. of Int. Conf. on Physics of Nucl. Science and Technol., 1, p.182 - 189, 1998/00
高速炉臨界実験装置FCAで行った実効遅発中性子割合()の国際ベンチマーク実験の成果を報告する。本実験はOECD/NEAにおける核データ評価国際ワーキンググループの枠組みの中で、高速炉のの予測精度向上のために行ったものである。特にの測定において、さまざまな手法による測定値間の相互比較を行うことにより測定上の目標精度3%を得ることを主眼において実験を行った。実験は、燃料組成を系統的に変化させて構築した3つの炉心、XIX-1(93%濃縮U炉心)、XIX-2(23%富化度Pu/U炉心)、XIX-3(Pu炉心)で行った。実験参加機関は、原研のほかにCEA(フランス)、IPPE(ロシア)、KAERI(韓国)、LANL(アメリカ)、名古屋大学である。これら参加機関がそれぞれ独立した手法で測定を行い、測定値間の相互比較を行った。その結果、個々の測定値間には測定誤差を越えるばらつきが生じた。しかし、これら測定値の平均をとることにより、測定上の目標精度3%を満足することができた。実験解析はJENDL3.2核データファイルに基づいた。