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論文

MOX燃料加工施設における臨界事象発生頻度概略評価手法の開発

玉置 等史; 木本 達也*; 濱口 義兼*; 吉田 一雄

日本原子力学会和文論文誌, 9(1), p.40 - 51, 2010/03

MOX燃料加工施設における臨界事象の発生は、質量,富化度等の多様なパラメータの組合せで決まる。施設内でMOXを取り扱う装置等は、臨界事故を防止するため二重偶発性の原則に基づき設計,運転される。このため複数のパラメータを考慮した臨界条件を臨界計算コードを用いて定量的に把握し、これをもとに臨界に至る事故シナリオを分析する必要がある。また、建設予定の商用MOX燃料加工施設においては質量管理に計算機を用いた管理計算機システムが導入される予定であるため、質量管理の失敗シナリオの分析には、ソフトウェアの信頼性評価が重要となる。そこで、臨界計算コードによる臨界発生条件に基づいた事故シナリオを同定する手順及び管理計算機システムの誤作動等を分析する手順から成る臨界事象発生頻度評価手法を開発した。この手順に従いモデルMOX燃料加工施設を対象に評価を実施し、具体的な評価例を示すとともに、その有用性を確認した。

論文

Application of PSA to model facility for MOX fuel fabrication

玉置 等史; 吉田 一雄; 濱口 義兼*

Proceedings of 16th Pacific Basin Nuclear Conference (PBNC-16) (CD-ROM), 6 Pages, 2008/10

確率論的安全評価では、総合的かつ構造化された手法を用いて原子力施設の安全性を評価する。これにより得られるリスク情報は、原子力施設に対する効果的な規制活動及び安全機能の効率的な保守に利用できる可能性がある。原子力機構では、MOX燃料加工施設に適したPSA実施手順を構築した。この実施手順は、簡易的なPSA手法を用いて施設全体を評価する概略的PSAと、概略的PSAにより選別されたリスク上重要と考えられる事象を対象に原子炉施設のレベル1及びレベル2PSAに相当する分析を行う詳細なPSAの2つのステップで構成される。この実施手順を用いて計画中のMOX燃料工場の公開情報を参考に設定した実規模のモデルプラントを対象にPSAを実施し、得られた結果をリスクプロファイルとしてまとめ、これを用いて重要な事故シナリオを同定する方法を示した。

論文

Risk analysis of practical model facility for MOX fuel fabrication

玉置 等史; 吉田 一雄; 濱口 義兼*

Proceedings of International Topical Meeting on Probabilistic Safety Assessment and Analysis (PSA 2008) (CD-ROM), 12 Pages, 2008/00

MOX燃料加工施設の原子炉施設と異なる特徴として、物理形状の異なる核燃料が工程内に存在し、また、発生する可能性のある事故の種類は多岐に渡ることが挙げられる。JAEAでは、このような特徴を考慮したMOX燃料加工施設に適用できる確率論的安全評価(PSA)実施手順を構築し、改良を続けている。本報告では、建設計画中の商用MOX燃料加工工場の公開情報を参考に設定した実規模のモデルプラントに、構築したPSA実施手順を適用し、主要な事故シナリオ及び主要な事故シーケンスで構成されるリスクプロファイルを作成した。得られたリスクプロファイルが施設全体のリスクを表すものとみなせることを確認し、これを用いて重要な事故シナリオを同定した。また、異なる事故シナリオ間の機器の重要度を比較するため、手順を構築し、その手順による試解析を行うことで課題を抽出した。

論文

Present status of PSA methodology development for MOX fuel fabrication facilities

玉置 等史; 濱口 義兼; 吉田 一雄; 村松 健

Proceedings of International Conference on Nuclear Energy System for Future Generation and Global Sustainability (GLOBAL 2005) (CD-ROM), 6 Pages, 2005/10

原研では、MOX燃料加工施設に適用できる確率論的安全評価手順の開発を行っている。この手順は4つの手順で構成され、第1ステップであるハザード分析は、この手順を特徴付けるものであり、残りのステップは原子炉施設のレベル1,レベル2PSAに対応する。本報告の主であるハザード分析では、機能レベルでの故障モード影響解析(FMEA)手法を用いて可能性のある事故原因の候補(異常事象候補)を抜け落ちなく抽出し、抽出した異常事象候補の発生頻度及び事故影響を概略的に評価し、これら2軸で表現される選別用リスクマトリクスを用いてリスク上有意な寄与を与える異常事象を選別する。異常事象候補の発生頻度評価のうち、臨界事象については、管理の逸脱が直ちに臨界に至ることはないため、サクセスクライテリアの把握が必要である。また、臨界管理のためにコンピュータ化されたシステムが導入されつつあり、これらの信頼性の評価が課題であった。そこで、臨界計算によりサクセスクライテリアを求め、逸脱にかかわる管理システムの故障モード分析の結果をもとに、発生頻度を評価する方法を提案した。これらの方法を用いて仮想的に設定したモデルプラントを対象に分析を実施しその有用性を確認した。

口頭

MOX燃料加工施設の確率論的安全評価実施手順の開発,4; 管理計算機システムの信頼性評価手法の検討

濱口 義兼; 玉置 等史; 吉田 一雄

no journal, , 

MOX燃料加工施設の確率論的安全評価(PSA)実施手順として、核燃料の質量収支,Pu富化度,工程間の移動を管理する計算機システム(管理計算機システム)の信頼性評価手法を検討した。検討した評価手法では、システムを構成するソフトウェアや機器の個々の故障がシステム全体の動きの中でどのように伝播し管理計算機システムの異常として顕在化するかを系統立てて分析する。検討した手法を用いて仮想的なモデル管理計算機システムを対象に臨界事象の発生に結びつく異常の発生頻度の評価を実施し、手法の有用性を確認した。

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