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口頭

焼却灰中セルロースの分析方法の開発

小山 勇人; 青山 佳男; 曽根 智之; 原口 正博; 中澤 修

no journal, , 

未燃セルロースを含む焼却灰をセメント固化法により廃棄体化する場合、セルロースが放射性核種の環境への移行を促進させるイソサッカリン酸へと変化する可能性がある。したがって、廃棄体の品質保証上、焼却灰中のセルロース含有量をあらかじめ確認する必要がある。しかし、焼却灰には一般的な有機物分析法において妨害物質となる種々の成分が含まれており焼却灰中のセルロースの分析は困難であるため、標準的な分析法は確立されていない。そこで、焼却灰中のセルロースを抽出し、抽出したセルロースをフーリエ変換-赤外分光法(FT-IR)で定量することで、焼却灰中のセルロース量を求める方法について検討を行った。本件では、焼却灰からセルロースを抽出するため、セルロースを含まない実際の焼却灰(炉底灰)に対して約0.5%相当のセルロースを添加した試料を調製してセルロースの抽出を行い、回収率を確認した。そして、高い極性のイオン結合をもちながら常温で液体であるイオン液体をセルロース抽出の溶媒として用い、FT-IRにて抽出物のセルロース量を定量したところ添加したセルロースの約80%が回収され、本手法によって焼却灰中のセルロースの定量分析が可能であることを確認した。

口頭

動電学的浄化技術による土壌中セシウムの除去試験

佐々木 悠; 青山 佳男; 曽根 智之; 原口 正博; 中澤 修

no journal, , 

動電学的浄化技術は、媒体(土壌等)に挿入した電極間に直流電流を流すことにより、水溶性又はイオンとなった有害物を回収・除去する技術である。これまでに、重金属や有機化合物、放射性元素等に対して除去試験が実施され、90%以上の除去率が得られた事例がある。しかし、この技術は土壌の種類や対象元素によって特性が異なるため、高い除去効率を得るためには個々の元素や環境に応じた基礎データの収集が必要となる。本件では、福島のセシウムで汚染された土壌の除染に貢献するため動電学的浄化技術を用いた土壌からのセシウム除去法の試験を行った。試験は、対象元素をセシウムとし、土壌中セシウム濃度及び印可電圧のセシウムの除去にかかわる影響を把握するとともに、土壌を模擬した試料(ゼオライト及びバーミキュライト)にセシウムを吸着させ、除去試験を行うことで土壌に吸着したセシウムの除去性能を確認した。試験は、セシウムを添加した土壌試料に対して100時間に渡って定電圧条件で通電を行い、セシウム移行率の時間変化を測定した。試験の結果、土壌中セシウム濃度及び印加電圧は、セシウム移行率に影響しないことがわかった。また、ゼオライトに吸着したセシウムのうち7%が移行していることから、吸着したセシウムの除去の可能性が示された。

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