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中島 信昭*; 八ッ橋 知幸*; 迫田 憲治*; 岩倉 いずみ*; 橋本 征奈*; 横山 啓一; 松田 晶平
Chemical Physics Letters, 752, p.137570_1 - 137570_5, 2020/08
被引用回数:2 パーセンタイル:8.63(Chemistry, Physical)溶液中のユウロピウムイオンにレーザー光を照射することによりEuとEu
との間の光酸化還元反応を調べた。3種類のレーザーを用いてその反応効率、波長依存性、レーザーパワー依存性などを観察した。波長308nmのナノ秒レーザーでは1光子過程が起こり酸化・還元とも量子収率0.5前後の高い値が得られた。394nm、5mJのナノ秒レーザーパルスでは2光子過程が起こり還元の量子収率は0.015程度になった。308nmの結果よりも1桁以上低い値ではあるが、容易に光還元を起こすことができることを明らかにした。パルスエネルギーを増やすことにより効率をもっと上げることができると考えられる。
大島 宏之; 上羽 智之; 橋本 昭彦*; 今井 康友*; 伊藤 昌弘*
AIP Conference Proceedings 1702, p.040011_1 - 040011_4, 2015/12
原子力機構では、様々な運転条件下における高速炉燃料集合体内熱流動現象の解明を目的として、3つの熱流動解析プログラムと1つの変形解析プログラムで構成するシミュレーションシステムの開発を進めている。ここでは、システムを構成する各プログラムの数値解析手法と妥当性確認の概要を示す。
永井 泰樹; 初川 雄一; 金 政浩; 橋本 和幸; 本石 章司; 今野 力; 落合 謙太郎; 高倉 耕祐; 佐藤 裕一*; 河内 幸正*; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 80(8), p.083201_1 - 083201_4, 2011/08
被引用回数:15 パーセンタイル:64.30(Physics, Multidisciplinary)加速器で生成される中性子を酸化モリブデン100に照射して、Mo(
,2
)
Mo反応で生成した
Moから放射性の不純物を除去して
Tcを分離抽出すること、そして、
Tc-MDP標識化合物を合成することに、世界で初めて成功した。親核の
Moは、原子力機構の核融合中性子源施設で、トリチウムに重陽子を照射して得られる14MeVの中性子を用いて、
Mo(
,2
)
Mo反応で生成した。そして、
Tcは、昇華法で
Moから分離抽出し、その放射核純度は、99.99%以上であることを、
分光で確認した。また、
Tc-MDP標識率は、99%以上であることを、薄膜クロマト法で確かめた。これらの値は、米国薬局方が高濃縮ウランの核分裂反応で生成される
Moに対する要請値を超えるものである。そのため、本方法で生成する
Moは、核分裂法の代替えとして有効であり、我が国の安定かつ信頼性の高い
Mo供給に寄与するであろう。
浅野 芳裕; 松村 徹; 千葉 竜一*; 橋本 朋幸*; 三浦 明夫*; 清水 肇*; 田島 靖久*; 吉田 浩司*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 451(2), p.658 - 696, 2000/11
PbWOシンチレーターを用いてSPring-8蓄積電子と残留ガスとの相互作用の結果、発生するガス制動放射線を測定した。その結果、従来この種の測定に用いられていた鉛ガラスよりエネルギー分解能が3倍程良いことが観測された。測定は蓄積電子状態の異なる2本のビームラインで行われ、ビームラインに混入してくるガス制動放射線が蓄積電子ビーム状態に大きく影響を受けることが観測された。また、そのときのガス制動放射線のパワーや線量当量についても議論がなされた。
大島 宏之; 上羽 智之; 橋本 昭彦*
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の実用化に向けて経済性向上の1つの方策として燃料の高燃焼度化が指向されているが、これを実現するためには照射によるスエリングや熱の影響による燃料被覆管の変形及び変形下における詳細な温度分布を予測し、過度な保守性を排除した合理的な安全裕度の確認がなされなければならない。このため本研究では、燃料集合体全体/局所詳細熱流動解析手法と燃料変形解析手法からなる解析評価システムを構築している。本件では、システムを構成する燃料集合体全体解析手法と燃料変形解析手法をカップリングした熱流動-変形連成アルゴリズムを構築するとともに、照射燃料集合体への適用解析を実施し、その妥当性を確認した。
大島 宏之; 上羽 智之; 橋本 昭彦*; 今井 康友*
no journal, ,
JAEAでは、ナトリウム冷却高速炉燃料集合体熱流動挙動を評価することを目的として、燃料の変形を含むさまざまな条件下での解析を可能とする数値解析システムを構築している。本件はその構築の一環として、燃料の変形と熱流動を連成した解析手法を構築するとともに、適用解析を実施しその妥当性を確認したものである。