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論文

Soil dust and bioaerosols as potential sources for resuspended $$^{137}$$Cs occurring near the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant

太田 雅和; 高原 省五; 吉村 和也; 長久保 梓; 廣内 淳; 林 奈穂; 阿部 智久; 舟木 泰智; 永井 晴康

Journal of Environmental Radioactivity, 264, p.107198_1 - 107198_15, 2023/08

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Environmental Sciences)

福島第一原子力発電所(FDNPP)事故時に環境中に放出され、陸面に沈着した放射性核種について、大気中に再浮遊した$$^{137}$$Csの吸引は現在における主要な被ばく経路の一つである。再浮遊では、風による土壌粒子の巻き上げが主なメカニズムとされてきた。一方、FDNPP事故後の研究から、帰宅困難区域(DRZ)などの農村部においては、真菌類による胞子放出が大気中$$^{137}$$Cs濃度に影響を及ぼす可能性が示唆されてきた。本研究は、土壌粒子および真菌類胞子としての$$^{137}$$Cs再浮遊を計算するモデルを開発し、これをDRZ内に適用することで、これら再浮遊過程の大気中濃度への影響評価を試みた。モデル計算の結果から、土壌粒子の再浮遊は冬から春に観測された大気中$$^{137}$$Csの主要因となったものの、夏から秋に観測された高濃度を再現できないことが示された。真菌類からの胞子状$$^{137}$$Csの放出を考慮することで、この夏から秋の高濃度事象は概ねモデルで再現された。解析結果から、真菌類胞子への$$^{137}$$Csの蓄積と、農村部に特徴づけられる高い胞子放出率が夏から秋の大気中$$^{137}$$Csに寄与している可能性が見出された。DRZ内には依然として未除染の森林が存在しているため、この真菌類胞子の大気中$$^{137}$$Csへの寄与は今後将来も継続する可能性がある。

論文

Analysis of toroidal rotation effects of the ion polarization current on the neoclassical tearing mode

武井 奈帆子; 小関 隆久; Smolyakov, A. I.*; 諫山 明彦; 林 伸彦; 飯尾 俊二*; 嶋田 隆一*

Journal of Plasma and Fusion Research SERIES, Vol.5, p.386 - 389, 2002/00

$$beta_{p}$$プラズマにおいてプラズマ性能を制限する要因として重要視されている新古典テアリングモード(NTM)の発生機構を解明するうえで重要であるプラズマ回転と圧力勾配を考慮したイオン分極電流モデルの検証と評価をJT-60Uの実験データを用いて行った。解析を行った放電において、NTMなしの放電ではトロイダル回転の効果によりイオン分極電流項がモードの安定化に効いており、NTMありの放電においては逆に不安定化されていることがわかった。この結果より、回転を考慮したイオン分極モデルは実験結果を矛盾しないことがわかった。

口頭

福島森林域における暖候期の放射性セシウム大気再浮遊は真菌胞子で説明できるか

北 和之*; 林 奈穂; 五十嵐 康人*; 濱 賢三*; 財前 祐二*; 関山 剛*; 足立 光司*; 吉田 尚弘*; 豊田 栄*; 保坂 健太郎*; et al.

no journal, , 

大気バイオエアロゾルは、東京電力福島第一原子力発電所事故で環境中に放出され土壌・植生に沈着した放射性セシウムが、大気中に再浮遊(再飛散,再放出)される現象に重要な役割を果たしていることが近年の研究で明らかになっている。しかし、どのようなバイオエアロゾルが再浮遊にどれだけ寄与しているかはまだ明らかになっていない。今回、セシウムを吸収・濃縮することが知られている真菌胞子に着目し、主な再浮遊担体となっているかを検討した。福島県浪江町で行ったエアロゾル粒径別サンプリングの結果、粒径2.1$$sim$$10.2$$mu$$mの範囲に大気放射性セシウムの約70%と大部分が存在していることが分かった。この粒径範囲は真菌胞子と一致する。大気セシウム放射能濃度とバイオエアロゾルの粒径別濃度は正相関を示し、特に粒径3$$sim$$15$$mu$$mの範囲で高い相関を示した。更に放射性セシウム沈着が多い林地において数種類のキノコ胞子のセシウム放射能を測定した。キノコ胞子の1個あたり放射能の中央値は、1.7$$times$$10$$^{-9}$$Bqであり、それを大気中の粒径3$$sim$$15$$mu$$mのバイオエアロゾル数濃度にかけ算して求めた大気セシウム放射能濃度は、実際の測定値を大きく上回る。他の地域から運ばれた胞子もあることを考えると、この胞子によって大気中の放射性セシウム濃度が充分説明できることが分かる。

口頭

原子力事故後の居住環境における室内外の物質移行を考慮した住民の被ばく線量評価に関する研究,2; 屋外で再浮遊した物質の屋内への侵入

廣内 淳; 渡邊 正敏*; 林 奈穂; 長久保 梓; 松井 康人*; 米田 稔*; 高原 省五

no journal, , 

原子力発電所事故後の長期的な被ばく評価において、沈着した放射性物質からの外部被ばくのみならず、再浮遊物質による吸入被ばくも重要な経路の一つである。屋内外での再浮遊物質による吸入被ばくを評価するうえで、屋外での再浮遊係数と屋内への侵入割合を評価する必要がある。これらの値は風速や環境条件(建蔽率、地目)に依存するものの、今までの確率論的リスク評価においては、一定の値が用いられてきた。そこで本研究では、最新の知見を基に、屋外での再浮遊係数と屋内への侵入割合に関して、風速と環境条件の依存性を評価し、確率論的リスク評価に重要なパラメータを整備した。

口頭

原子力事故後の居住環境における室内外の物質移行を考慮した住民の被ばく線量評価に関する研究,1; 研究の概要

高原 省五; 長久保 梓; 廣内 淳; 林 奈穂; 松井 康人*; 米田 稔*

no journal, , 

原子力事故後の汚染地域において、日常生活を通じて住民が受ける被ばく線量を精緻に評価するためには、室内及び室外の様々な経路を通じて生ずる被ばくを考慮する必要がある。本研究では、上記のような問題意識のもと、東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故後の現地での知見と実験をもとに室内外での再浮遊や室外から室内への移行挙動モデルの開発を試みた。また、今後、これらのモデルを用いて、事故後初期に屋内退避した住民被ばく線量及び被ばく低減効果を評価するとともに、帰還後の住民の長期的な被ばく線量を評価していく予定である。本発表では、研究の全体像についてその概要を説明する。この研究は環境省委託事業「放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)」において実施したものである。

口頭

体育館の被ばく線量低減効果の評価

林 奈穂; 長久保 梓; 高原 省五

no journal, , 

原子力災害時に体育館を有効に活用するためには、収容能力だけでなく、放射線に対する遮蔽効果に関する知見が必要となる。しかし、体育館の遮蔽効果に関する具体的な知見は、これまであまり知られていない。本研究では、既存の体育館の構造等をもとに建屋モデルを作成し、クラウドシャイン及びグランドシャインに対する被ばく線量低減係数をエネルギーごとに評価した。

口頭

原子力事故後の居住環境における室内外の物質移行を考慮した住民の被ばく線量評価に関する研究,3; 室内沈着粒子の再浮遊

長久保 梓; 林 奈穂; 松井 康人*; 廣内 淳; 米田 稔*; 高原 省五

no journal, , 

原子力発電所事故後の発電所周辺地域における居住環境での滞在による被ばくのうち、室内滞在時の被ばくは、室外の放射性物質に起因するものと室外から室内に侵入した放射性物質によるものに分けられる。そのうち、室外から侵入し、室内床面に沈着した放射性物質を含む粒子の再浮遊による内部被ばくを評価する場合、沈着する床面の材質や気流場が屋外とは異なるため、再浮遊粒子濃度分布モデル及び係数は室外のものとは異なることが考えられる。本研究では、室内における粒子再浮遊モデルを構築のため、室内の床に使用されている材料及び風速場について、様々な条件対する再浮遊粒子の濃度と再浮遊係数をシミュレーション及び実測によって評価した。

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