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静間 俊行*; 遠藤 駿典; 木村 敦; Massarczyk, R.*; Schwengner, R.*; Beyer, R.*; Hensel, T.*; Hoffmann, H.*; Junghans, A.*; Rmer, K.*; et al.
Physical Review C, 106(4), p.044326_1 - 044326_11, 2022/10
被引用回数:1 パーセンタイル:0.02(Physics, Nuclear)ドレスデン・ヘルムホルツセンター(HZDR)の制動放射光施設(ELBE)において、最大運動エネルギー10.5MeV制動放射線を用いて、Pbの電気双極子及び四重極強度分布を核共鳴蛍光法で調べた。その結果、3.6から8.4MeVのエネルギーで136個の共鳴準位を同定した。これらの励起状態のスピンは、入射線に対して90と127の散乱角度で観測された線の角度分布比から推測されたものである。この実験結果をもとに、自己無撞着エネルギー密度汎関数(EDF)を用いた準粒子・フォノン模型(QPM)による予測との比較により、E1遷移確率について議論した。
静間 俊行*; 遠藤 駿典; 木村 敦; Schwengner, R.*; Beyer, R.*; Hensel, T.*; Hoffmann, H.*; Junghans, A.*; Romer, T.*; Turkat, S.*; et al.
no journal, ,
ドレスデン・ヘルムホルツセンター(HZDR)の制動放射光施設において、Pb-204の核共鳴蛍光散乱実験を 行った。99.9%濃縮のPb-204ターゲットに最大エネルギー10.5MeVの制動放射光を照射し、ターゲットから放出される共鳴散乱ガンマ線を複数角度に設置されたゲルマニウム検出機で測定した。その結果、励起エネルギー3.6から8.3MeV領域において140の共鳴準位を観測し、ガンマ線ピーク強度から積分散乱断面積を求めた。また散乱ガンマ線の角度強度比から遷移の多重度を決定した。