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論文

Robust zero-energy bound states around a pair-density-wave vortex core in locally noncentrosymmetric superconductors

東 陽一*; 永井 佑紀; 吉田 智大*; 正木 祐輔*; 柳瀬 陽一*

Physical Review B, 93(10), p.104529_1 - 104529_10, 2016/03

 被引用回数:11 パーセンタイル:47.12(Materials Science, Multidisciplinary)

銅酸化物高温超伝導体等の非従来型超伝導体は、原子力分野をはじめとして、様々な産業への応用も期待され世界中で盛んに研究されている。近年、人工的に超伝導と絶縁体の層状構造を作ることが可能になり、その界面に生じる超伝導が高い超伝導転移温度を持ち多彩な性質を持つことがわかってきた。本論文では、二層ラシュバ型超伝導体と呼ばれる非一様ラシュバ型スピン軌道相互作用を持つ系を扱い、ペア密度波超伝導状態相にある時の磁場下における準粒子状態を調べた事を報告する。上記課題の解決にあたり、界面超伝導を記述する理論モデルを構築しそのシミュレーション手法を開発した。その結果、ペア密度波超伝導体相に入った瞬間に超伝導磁束のサイズが大きく縮小し、かつトポロジカルに保護されたゼロエネルギー状態が磁束内に生じることがわかった。これらの結果は、超伝導体の基礎物性を明らかにするのみならず、よい物性をもつデバイス開発に資する成果であり、広く原子力分野の材料開発のためのシミュレーション基盤開発にも資する成果である。

論文

Excitation spectra and wave functions of quasiparticle bound states in bilayer Rashba superconductors

東 陽一*; 永井 佑紀; 吉田 智大*; 加藤 勝*; 柳瀬 陽一*

Physica C, 518, p.1 - 4, 2015/11

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Applied)

銅酸化物高温超伝導体等の非従来型超伝導体は、原子力分野をはじめとして、様々な産業への応用も期待され世界中で盛んに研究されている。近年、人工的に超伝導と絶縁体の層状構造を作ることが可能になり、その界面に生じる超伝導が高い超伝導転移温度を持ち多彩な性質を持つことがわかってきた。本論文では、二層ラシュバ型超伝導体と呼ばれる非一様ラシュバ型スピン軌道相互作用を持つ超伝導体の磁場下における準粒子状態を調べた事を報告する。上記課題の解決にあたり、界面超伝導を記述する理論モデルを構築しそのシミュレーション手法を開発した。その結果、超伝導磁束のまわりにトポロジカルに守られたゼロエネルギー準粒子束縛状態が存在することを明らかにした。これらの結果は、超伝導体の基礎物性を明らかにするのみならず、よい物性をもつデバイス開発に資する成果であり、広く原子力分野の材料開発のためのシミュレーション基盤開発にも資する成果である。

論文

Vortex core structure in multilayered Rashba superconductors

東 陽一*; 永井 佑紀; 吉田 智大*; 柳瀬 陽一*

Journal of Physics; Conference Series, 568(2), p.022018_1 - 022018_5, 2014/12

 被引用回数:4 パーセンタイル:82.5(Physics, Applied)

銅酸化物高温超伝導体や鉄系高温超伝導体に代表される非従来型超伝導体は、様々な産業への応用が期待され世界中で盛んに研究されている。特に、近年、分子線エピタキシー技術の進展により、層状の二次元超伝導体を作成できるようになり、あたらしいデバイス候補として注目を集めている。そこで、本発表では、CeCoIn$$_{5}$$/YbCoIn$$_{5}$$の超格子超伝導体を念頭におき、その磁場下での振る舞いを調べるために磁束電子構造を調べた。なお、上記課題の解決にあたり、超伝導磁束侵入による不均一性を精度よく扱うためのEilenberger理論を拡張し、特異な超伝導状態であるPDW状態の磁束構造を初めて明らかにした。これらの結果は、超伝導体の基礎物性を明らかにするのみならず、良い物性を持つデバイス開発に資する成果であり、広く原子力分野の材料開発のためのシミュレーション基盤開発にも資する成果である。

論文

Field-angle resolved flux-flow resistivity as a phase-sensitive probe of unconventional Cooper pairing

東 陽一*; 永井 佑紀; 町田 昌彦; 林 伸彦*

Physical Review B, 88(22), p.224511_1 - 224511_6, 2013/12

 被引用回数:3 パーセンタイル:15.44(Materials Science, Multidisciplinary)

銅酸化物高温超伝導体などの非従来型超伝導体は、原子力分野をはじめとして、さまざまな産業への応用も期待され世界中で盛んに研究されている。この超伝導体の超伝導発現機構を解明するためには、超伝導を担っている電子のペアがどのような対称性になっているのかを明らかにすることが重要である。本論文では、上記課題に対し、マイクロ波共鳴によって測定される超伝導磁束のフラックスフロー抵抗を測定することで、電子のペアの対称性が判別できることを提案する。具体的には、磁場を面内に印加し回転させることで、電子のペアの位相の符号に対応したフラックスフロー抵抗の大きさが表れることに着目し、その理論的手法の開発を行った。これらの結果は、超伝導機構解明手法の理論的提案によって物質機能の解明を可能とし、今後の材料研究のモデルとなりうる成果である。

論文

Phase-sensitive flux-flow resistivity in unconventional superconductors

東 陽一*; 永井 佑紀; 町田 昌彦; 林 伸彦*

Journal of Physics; Conference Series, 400(2), p.022025_1 - 022025_4, 2012/12

 被引用回数:2 パーセンタイル:63.67(Physics, Applied)

銅酸化物高温超伝導体等の非従来型超伝導体は、原子力分野をはじめとして、さまざまな産業への応用も期待され世界中で盛んに研究されている。しかし、最も重要な超伝導発現機構は解明されておらず、超伝導を担う電子ペアがどのような対称性であるのかを明らかにすることが大きな課題の一つとして残されている。本論文では、上記課題に対し、マイクロ波測定によって測られる磁束フロー抵抗の磁場方向依存性に着目し、この量が超伝導の対称性を敏感に反映するという報告を行う。なお、上記課題の解決にあたっては、準古典理論を用いることでコード中の6重積分を4重積分にまで軽量化し、具体的にさまざまな超伝導の対称性を仮定してシミュレーションを実施した。これらの結果は、超伝導の発現機構を決定する新しい実験手法を提案するものである。

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