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口頭

CeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$のRh置換効果

小林 理気; 川村 幸裕*; 平井 大士*; 西岡 孝*; 加藤 治一*; 松村 政博*; 松林 和幸*; 上床 美也*; 金子 耕士

no journal, , 

今日まで典型的な近藤半導体は「近藤一重項」と呼ばれる非磁性基底状態を形成するために磁気秩序は示さないと考えられてきた。しかしながら最近発見された近藤半導体化合物であるCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$(斜方晶YbFe$$_{2}$$Al$$_{10}$$型)は$$T_{0}$$$$sim$$27Kという比較的高い温度において相転移を示すことがマクロ測定によって指摘された。今回われわれはCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$の中性子散乱実験からこの相転移が反強磁性転移であることを明らかにし、またこの高い磁気転移温度の起源を明らかにするためにCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$のRh置換系試料を育成してそのマクロ測定を行った。

口頭

CeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$のRu-site置換効果,3

小林 理気; 金子 耕士; 脇本 秀一; 芳賀 芳範; 松田 達磨; 山本 悦嗣; Robert, J.*; Mignot, J.-M.*; Andr$'e$, G.*; 松田 雅昌*; et al.

no journal, , 

CeRu$$_2$$Al$$_{10}$$$$T_0$$$$sim$$27 Kにおいて約8meVのスピンギャップを伴う起源が不明の反強磁性秩序を示すことが報告されており、最近注目を集めている物質である。前回われわれはCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$のRh置換系試料のマクロ測定を行い、Rh置換によって$$T_{0}$$は急激に減少し、低温で新たな異常が現れることを発見した。今回さらにRhをそれぞれ10%, 20%, 30%置換した試料の粉末中性子散乱実験を行い、Rh置換による磁気構造とスピンギャップの変化について詳細に調べた。22Kのデータで観測されたピークはすべてCe(Ru$$_{0.8}$$Rh$$_{0.2}$$)$$_2$$Al$$_{10}$$の核散乱ピークとして説明することができ、この試料が単相であることを示している。また2K, 6K, 9Kのデータでは磁気散乱と思われる超格子反射を新たに観測し、それらの代表的なピークは(0 1 0), (0 1 1), (1 0 1)の指数を付けることができた。発表では非弾性散乱実験の結果についても報告する予定である。

口頭

Rh置換を用いたCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$における高い転移温度の解明

小林 理気; 金子 耕士; 脇本 秀一; 芳賀 芳範; 松田 達磨; 山本 悦嗣; Robert, J.*; Mignot, J.-M.*; Andr$'e$, G.*; 松田 雅昌*; et al.

no journal, , 

近藤半導体斜方晶CeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$は0.42$$mu{rm B}$$という小さい磁気モーメントであるにもかかわらず、$$T_{0}sim$$27Kという高い温度で反強磁性秩序($$q$$=(0, 1, 0), $$muparallel c$$-axis)を示すことから注目を集めている。われわれはRh置換効果(electron dopant)の研究を行い、置換により$$T_{0}$$が急激に減少することを発見した。そこで今回Rhを5%, 10%, 20%置換した試料の粉末中性子散乱実験を行い、磁気構造の変化を調べた。実験の結果、伝播ベクトル$$q$$の変化は見られなかったが、磁気モーメント$$mu$$の向きがすべての置換試料で$$muparallel c$$-axisから$$muparallel a$$-axisへフリップしていることがわかった。またそれに伴い$$mu$$の大きさがCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$の秩序モーメントである0.42$$mu_{rm B}$$より二倍以上大きい約1$$mu_{rm B}$$程度まで大きくなっていることを見いだした。転移温度が減少していくにもかかわらず$$mu$$が増大する振る舞いから、キャリアの重要性に加え、相互作用が大きく変化している可能性が考えられる。

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